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自分は周りの平均値

よくある話だが
自分は親しい人10人の平均値だという

昨日とてもスマートでエレガントな学生と長話をした
そこで実感したのは
ただの雑談であっても相手のIQが自分より高ければ
それに引っ張られるということだ
そして同時に逆もまた然り
きっと彼らのIQは低下していたに違いない

たった何時間かの話で実感するのだから
それの蓄積は当然人間を形成する大きな要素になるんだろう

そして物理空間を共有することの価値は当分の間なくならない
これはオンラインでは当分発生しないだろう事象だからだ
全く趣味や嗜好や学歴や資産が違う人が
突然コミュニケーションを取り始めるというのは
オンラインで例えるとハードも違うソフトも違う国も違う
なのに突然相互通信が始まるような状況
こうやってnoteを書いていると突然日本でLINEを打っている人
と繋がるようなものだ
仮に技術的にそういう事が可能になっても
対面でこいつと話してみようとか
こいつはやめておこうとかの機微、
一瞬の判断は物理空間で行われるものと大幅に変わってしまうはずだ
物理的な刺激まで完全にシミュレートできるレベルになればわからないが
脳まで含めて人間の全てのパーツを完全にコピーして
環境の全ての変数を計算してそれを全てリアルタイムで処理できる
そこがスタートラインと考えると当分の間は難しそうである

誰も結婚の経験もないのに
子供というのはすげー財産になるらしいから実は
経済的に多産の方がよいという意味不明な話をしながら
そんなことを考えていた夜

結局個人的な快楽は原始的で社会的な繋がりに遠く及ばない
本と人がいればそれだけで幸せは成り立つ

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