見出し画像

アンビリカルケーブル

アンビリカル
 へその、へその緒でつながれた
 〔へその緒でつながれたような〕密接な関係の[を持つ]

アンビリという響きだけでなんとなく
すごく大事なケーブルくらいにしか思っていなかったのだが
S2機関取り込んでやっと大人になったんだなとか
少し解釈の幅が広がった気がした

実際潜水服の送気管や、宇宙飛行士のケーブルなどは
アンビリカルケーブルと呼ばれるらしいが
本来の意味の直訳の方がエヴァについて色々想像が捗る

人造人間がへその緒で大地と繋がっている
ただの電源ケーブルより少し印象が変わる

庵野秀明は宇宙や深海が好きなはずだから
この意味で引用したのではないような気がするが
それもまたなんとも言えない
意図していなかったらそれはそれで絶妙に想像を掻き立ててくれるし
意図していたらさすが庵野秀明だとなるわけだ

語源の話とかを見たり調べたりしていると
これとこれ絶対語源一緒やん
と思ったら関係ないパターン
able toと接尾の~ableや
逆に思いもしなかった言葉同士が同語源だったり
tenとdecadeとか
そういうものに出会うとテンションがあがる

自分で進んで学ぶとなぜこうも楽しいのだろう
うわ、これ昨日やったのに覚えてねえ
とか沢山あるけどそれでも楽しい
勉強すべき時期にそういう楽しさを教えてくれる人がいたら
きっと人生はガラッと変わっていたのだろう
まあ今の人生楽しいからそうなりたいとは思わないのだが
その世界の僕は少なくとも今の僕より金持ちな気はする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?