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1歳:お誕生日おめでとう!

息子が1歳になりました!息子が1歳になった時の気持ちは、本当は手紙に認めたいと思っていたのですが、添い寝をしながら寝てしまう事が多くなり、日記でさえ毎日書くことが難しくなってきているので、将来息子に渡せるように記事を残しておきます。(今気づいたけどあんだけネントレ頑張ったのに、今や毎晩添い寝してるがな!まぁ、可愛いんだけど★)

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My dear son 

1歳のお誕生日おめでとう!
まずは無事に1歳のお誕生日を迎える事が出来た事、心から感謝しています。本当にありがとう。もちろん1年間生き抜いたのは、あなた自身の生まれ持った能力である事が大前提。その上で、ご先祖様、両祖父母、両家の親戚一同、私たちの兄弟、私たちの友人、保育園の先生方々、近所の方々、そして両親である私たちから沢山の愛に包まれて、健やかに1歳の誕生日を迎える事が出来たのだと思います。

こんなにもあなたが日々の生活に、みんなに幸せを運んできてくれるなんて、日々の生活が彩るなんて、生まれるまで想像もしていませんでした。そして、それがこんなに嬉しいなんて。

子供を欲しいと思った一番の理由は、誰かのために生きたいと思ったからです。私自身沢山の愛に包まれて、自分のために自分の時間を365日24時間費やす事に満たされていたから、今度はその頂いた愛を誰かのために注ぎ、自分の人生の軸が回ることが悦びだと想像するようになりました。私が愛されたように、私も子供を愛したいと。

しかし、そう願うようになってから約5年間。子供を授かる事ができず、全く想像をしていなかった「子供のいない人生」が来てしまうのだろうかと絶望に近い年月を過ごしました。もう今年で最後にしよう、40歳で終わりにしようと夫婦で決めた最後の希望で授かったのがあなたです。

あなたが生まれてからのこの1年間。前半は何度も夜に起きなくてはならないこと、授乳の悩み、寝かしつけ、いつ泣いてしまうのではないかと外へ連れ出す毎にビクビクする事もありましたが、ハイハイをし出して、立つようになって、長期の旅行や、ミルクしか飲まなかったあなたがご飯を食べるようになった後半は、本当にあっという間でした!できる事が日に日に増えて、1歩歩くだけでキャーキャー動画を撮ったりし、それはそれはワールドカップで贔屓のチームが点を入れたくらいの喜びよう!

そんなあなたが生まれて、想像外に嬉しかったこと。それは、私の両親があなたを見る目がとても愛しい事。かける声の甘さや、両親同士で「可愛いね~」と話していたり、微笑みながらベビーベッドをのぞき込んだ姿を見ると、「私もこうやって両親に愛されてきたんだな」と改めて気づくことができました。

そして、これから一緒に生きていく上で、私が一番楽しみにしていること。それは、あなたともう一度人生を歩めること。あなたが生まれていなかったら、もう行かなかったかもしれない水族館や動物園へ行けたり、自分では持つことのできない疑問に接することができたり、今日は何があったか、将来何になりたいか毎日沢山話そうね。

きっとあなたは次の1年で歩くようになって、ちょっと喋れるようになって、今日より少し色々な事を不思議で好きだと自覚することができるようになるのでしょう。その目線の側にいれることをとても幸せに思います。
生まれてきてくれて本当にありがとう。
私たちをお父さん、お母さんにしてくれてありがとう。
私たちはあなたを愛しています。

お誕生日、おめでとう!

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