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ドラマ『ダウントンアビー』から学ぶこと

英語圏の文化が好きな人にお勧めしたい海外ドラマがあります。それが、ダウントンアビー。

確か2010年から始まり、
数年に渡り放送されて
シーズン1から6、さらには2020年にはシーズン6以降の少し先の時代を描いたものまで制作されています。

ちょうど大学生のころにハマりまして、
あまりにも好きで、ドラマに関しては社会人になってからも繰り返し観て、
全部でシーズン1から6を4回(シーズンごとにほぼ1時間ドラマで7,8話〜10話、しかも各シーズンを締める最終話はスペシャルで2時間近く!)を観ました。


………ヤバくないですか?繰り返し観すぎw
それでいて何故か(まあ時間がなくなったのもあるけど)なぜか続編の映画だけはまだ観ていないという(^_^;)


とりあえず簡単に説明すると
舞台は1912年から1925年のイギリスの話です。

そこの、グランサム伯爵の主人、ロバートを率いるクローリー家(つまり貴族ですよね) の人々を軸に、
人間関係の変化や世の中の変化を描いた物語です。

正直、一番最初のシーズン1の第1話を初めて観たときは、
ない頭で理解するのはちょっと私には難しく、
当時の法律や制度など難しい言葉が特に第1話にはたくさん登場するので、入り込めませんでしたが、

観ていくうちに、そこの伯爵ロバートの3人の娘のうちの、長女と次女の熾烈なバトルや、スキャンダル、

そしてその家に仕える執事、下僕、メイドたちのいざこざなどで、どんどん入り込んでいく。
(こういうバトル、観てる分には楽しいけど、現実で巻き込まれるのは絶対イヤですよね。笑)

でも、ただおもしろいだけではなく、大袈裟抜きでこのドラマ、大人の道徳の勉強になるな…と。

ネタバレになるのでここから先は注意ですが、

ざっくり感想をまとめると、

まず、この舞台である時代の1912年〜1925年でだいぶ世の中が変わるんです。

代表的な変化として
貴族の在り方の変化、
そこに仕える執事や、下僕、メイドの必要性の変化などが挙げられます。

それにより、新たな時代に向けて
貴族も、仕える人々も新たな仕事を探していかなければいけなくなったり…と。

また、貴族と仕えている人々との距離感もだんだん変わってくるんです。

西暦だけで見れば、大した年数でもなさそうですが、こんなに大きく変わったんだ〜。
じゃあ、その頃の他の国は?日本は?と興味の幅も広がるし、

先ほど書いたこのドラマの中での熾烈なバトルの中でも、

さすがにそれは人として…ということをしでかしてしまう人も、他の人から見たら大切な人として映っていたり、

一生懸命頑張っていて、評価されるべきはずの人がなぜか評価されずに観ていて切なくなったり…

現代の人間関係とあまり変わらないんですよね。
(今も色んな意味で時代が変わってきていますし重なるかもしれません。)

そういう観点から
これ、大人の道徳の教材だー!と思いながら観てしまいました。

ということで興味のある方はぜひ!

#イギリス #海外ドラマ #ダウントンアビー #英語

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