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ジーンズにできた穴のリペア【旅先でもできる手縫い】

18年間履き続けているジーンズがある。バルセロナに持ってきた数少ない衣類のひとつ。若い時はベルトが無いとずり落ちるサイズだったけど、今ではウエストぴっちぴち。(出産のせいとする)

そんな頼れるジーンズがついにダメージパンツとなってしまった。

素人が修復する場合、ミシンでジグザグに縫う方法が一般的だけどミシンなんて無い。いっちょ手縫いでやってみよう!

そもそもね、新しい服買えよって思うでしょ?
残念なことに私は毎日同じ服でも気にならないくらいオシャレから遠いのだ。(ちゃんと洗ってるよ)
異国の地で 自分が着られそうな服を見つけられない。マジで見つからない。言葉も通じないし。

だからこの1着が無くなるのは非常にまずい。かと言って穴の空いたズボン(←そういう認識)を履きたいとは思わない。

前置きが長くなりました。
さっそく取り掛かりましょう!

使った材料はこちら。
・日本から持ってきた糸
・当て布(今回は子どもの古着)

まずジーンズを裏返して、当て布を仮縫いで留める。膝穴の上部が擦れていたから そこも補強しようと思う。

当て布を大きめに用意した。

いざ、穴を塞いでいきましょう。
イラストで解説。

イラストは右端から書いたけど、実は真ん中から左右へ縫い進めた。端からやるといろいろヨレると思う。
ジーンズ生地のところは裏の当て布を縫い留めるようにして縫い、穴のところは横糸をちみちみ拾う。

穴埋め完了!穴の部分に新たに布が作り上げられた感じ。

裏はこんな感じ。綺麗ではない。にんげんだもの。
上の穴空きそうな部分は、上図オレンジの要領で当て布を縫いつける。

縫った部分に合わせて当て布をカット。ほつれにくいと思うけど、ほつれたとて穴が開くことはないから問題ない。

できたー!
穴は完全に消えてはないけど、十分履ける状態まで修復できた。
当て布も履いててそれほど気にならない。


今回は針と糸があれば対応できる、ジーンズの修復方法でした。

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