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#967 除籍本のゆくえ!

図書館での使用が不要となった本を除籍本と呼び、利用者に無償で提供している

利用者が個人の目的で除籍本を利用するには全く問題がないが、フリマサイトなどで転売をしている人が後を絶たない

除籍本の中には絶版となっているものもあり、価値が高いものが紛れ込んでいるため、転売する人がいる

そもそも、その本は市民や県民の税金で買ったものであり、それを営利目的で転売するという行為は許されるものではない

古書店やリサイクルショップに持ち込んだ際は、買取を拒否しているようだが、フリマサイトではネット上ということがあり、かなり規制が緩くなっている

ただ、法律的に禁止されているものではないため、除籍本の取り扱いを今後どうするか、頭を悩ませている

利用者が除籍本を受け取る際に、注意事項などの説明や住所などの個人情報を記入してもらっている自治体があるようだ

このような手続きはあまりにも作業効率が悪いため、もったいないかもしれないが、裁断をして処分する方が賢明かもしれない

図書館側の善意を踏みにじって悪用してしまう人のせいで、マナーよく利用している方まで迷惑を被ってしまうのが現実である

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