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#498 トラック、バスへのバックアラーム義務化へのメリット、デメリット

歩行者の安全を守るために一般車両やバストラックなどに安全装備の義務化が加速している

今回はトラック、バスでのバックアラーム義務化について述べてみる

最大のメリットは、後退時に音声による警告をすることにより、事故を未然に防ぐという効果がある

過去の事故事例から音声による警告があればかなり事故が防げるのではないかという考えのもと、今回の義務化に踏み切ったようだ

私は配送をしている手前、交代時はバックアラームを利用している
一定の効果があるとともに、周囲へ自社のトラックが後退するという知らせができるため、理解してもらえると思う

ただ、デメリットとしては音の大きさがあげられる

音量が小さければ意味がないし、大きすぎると逆に周囲に迷惑がかかる
特に深夜帯は少しの音でも目立ってしまうため、クレームの対象となりやすい

そのため、運用開始となると、以上のような混乱が、きっとあちこちで起こるだろう

今はトラックにバックアラームのオンオフの切り替えが付いているため、深夜帯や周囲に迷惑がかかりそうな場面では音量をオフにすることができるが、義務化となれば、オンオフの切り替えができなくなる可能性が高い

運用についての正しい理解とこの義務化が果たして有効的かどうかは運用しながら考えていかなければならない

またバックカメラやバッグ、アラームなどの安全性能を向上したところで、最終的にハンドルの操作は人間が行うため、その部分の安全運転の向上も同時にやっていかなければ交通事故は減らないと思う



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