見出し画像

苔玉の作り方

前回ご紹介した苔玉の作り方を説明します。

苔玉の材料は

・けと土
・赤玉土(小粒)
・苔(ハイゴケやヤマゴケなど)
・釣り糸ナイロンや刺繍糸
あると便利なもの
・ピンセット
・Uピン
・ハサミ
・ビニール手袋

日陰や湿地に自生する生命力の強い植物は土を選ばないのでけと土と赤玉土を1:1の割合で配合する。
けと土… 保水性に優れ乾燥を防ぐ。
    湿地に生えるマコモやヨシなどの水生植物が蓄積してできた土。田の底にある粘土質の土で保水性や保肥性に優れ、乾燥しやすい苔玉や盆栽、石づけにも向く。

植物を選ぶポイント
日陰〜半日陰のものを選ぶと◎
オススメの植物
・クランベリー
ジャムにも使われる白い花が咲く。
高山の湿原にミズゴケとともに生える。
花は白く、赤い実がなる。
横に這う。


・アイビー
定番の観葉植物の1つ。
品種改良が進み、様々な種類が増えてきたので
自分の好みのものを選ぶと良い。

・ポトス
ポトスも様々な種類がある。斑入りやライムグリーンなど… 最近出たハイブリッドポトスやポトスエンジョイなどが
とても綺麗でオススメ。
育てやすい植物。

・食虫植物
最近人気の食虫植物は苔玉にしやすい。
ハエトリグサやサラセニアなど色々あるので
玄関先の日陰になるところに置いておくと良い。


・カラーリーフや宿根草
初雪カズラやヒューケラ、黒龍などのカラーリーフもオススメ。和風っぽく仕上げたいなら
これを使うと雰囲気が出る。

苔について
コケは世界に約2万種、日本に2千種も生育していると言われています。
園芸店で購入できるのは、ハイゴケ、スイゴケ、ヤマゴケ、シラガゴケなど盆栽や苔玉に貼りやすいものが多いです。

では、作っていきましょう〜!!

ステップ1 けと土と赤玉土を混ぜる
けと土1:赤玉土1の割合で赤玉の小粒がなくなるくらい混ぜます。 水を少しずつ入れて団子状になるようにしましょう。
粘り気が出るように練ります。

ステップ2 ポットから取り出す
ポットの底を軽く押しながら植物を取り出して下さい。取り出したら根を優しくほぐし、土を落とします。

ステップ3 培養土を貼りつける

けと土と赤玉を混ぜたもの(ステップ1 )を根の下から貼る。完全に根を覆い、空気が入らないようにする。

⚠︎苔玉の部分が植物より高いとバランスが悪くなるので注意


ステップ4 苔を貼りつける
上から苔を貼ります。グッと抑えて大丈夫です。今回使った苔はハイゴケ

ステップ5 糸で巻く
テグスや黒糸などでぐるぐると苔を固定するように周りを巻きます。
テグスは糸が反射して目立ちやすいので黒糸がオススメです。 最後はUピンで留めると良いですよ。

ステップ6 水につける
水を張ったボウルに苔玉をつけ、汚れを落とし水を吸わせます。少し活力剤を入れてあげると◎

これで完成です〜!!

意外と簡単に作れるので是非作ってみてください! 慣れてきたら色々な種類の植物を寄せて苔玉を作っても良いですね。
苔玉は乾燥させると弱ってしまうので乾きやすい時期は水を張ったバケツやボウルにそのまま入れて水を吸わせると水やりが楽になります。
自分オリジナルの苔玉を作ってみてください🌱

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?