子どもが勉強をするようになった理由【思春期の子育て】

うちの次男は、
全く勉強をしない子でした。
定期テストの時でさえも、
全く勉強をしませんでした。
まさに、ノー勉。

私達夫婦は、
国立大学卒。

高校生の長男も、
地元ではトップの高校に行き、
目標に向かって頑張っています。

なのに、次男は･･･。

次男は、
小さい頃から塾に通っていました。
小学校の低学年までは、
この子は頭がいいと
言われ、とても期待していました。

３年生頃から、
勉強をしなくなりました。
何か別の熱中することが
できた訳でもありません。

スマホやゲームに
時間を費やし、
勉強するように言うと、
感情的になり反発してきました。

中学３年生になっても、
受験勉強をすることはなく、
勉強をしないまま、
入れた高校に入学しました。

中学の頃は帰宅部でしたが、
高校の２学期から、
写真部に入部しました。

学校の、他の子の試合に帯同し、
写真を撮り、校内に貼られました。
次男の名前が出た訳ではなく、
部活紹介として。

写真に写った子たちや、
先生から感謝されるようになり、
写真に没頭するようになり、
帰宅が遅い日が増えてきました。

勉強は相変わらず、
ノー勉。

私たち夫婦は、
この子は、私たちとは違う道を
進むんだなと思い、
勉強のことをあきらめました。
勉強について、何も
言わなくなりました。


高校２年生１学期の中間テスト。

成績がぐっとよくなりました。
聞くと、
学校で勉強をして帰宅しているとのこと。

あなたの部屋があるんだから、
部屋で勉強したらいいのにと言うと、

家だと、お父さんとお母さんが、
勉強のことをいろいろ言ってくるだろ。
と。


子どもが勉強しだしたのは、
私たちの
「勉強しなさい」
オーラを受けなくて
いい場所を
見つけたからかもしれません。

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