見出し画像

2日目_公共交通(+ちょっとUber)で行く!2019年11月NZ旅行

=この日の利用交通機関=
◆飛行機(Air Newzealand)
◆シャトルバス(国内線-国内線間)
◆バス(orbus)

ニュージーランド2日目。成田空港から海を越えて飛んで来た。

9:05オークランド空港着

成田空港から10時間。直行便のあるオークランド空港に到着。ちなみに一睡もしていない。いつも機内では眠れない。むしろみんなどうやって寝ているのか知りたい。

【SIMカード①】

入国前に免税店でSIMカードを購入。んがっ!!!なぜか認識されない。え、SIMって入れ替える時にキャリアの許可がいるの!?だってSIMフリーだよ…。マジか…。

無知のせいでSIMを買うことが出来なかった。許可申請は日本時間の営業時間中でないといけないからあと4時間は待たなければならない。ちなみに同行者の豆ちゃんはサクッと購入。

【入国審査】

海外旅行で一番緊張するのがこれですよね…。やだな…。イギリスの入国審査は世界一厳しい、なんて言われてて、実際あれこれ質問されまくったけどニュージーランドも持ち込み制限厳しいからどうなんだろう。事前に色々調べたが特に入国審査に言及しているブログ等は見付からなかったなあ。

免税店でSIMカード購入をしていたので既に人が少なくなっている。自分のキャリーバッグを拾い上げ、いざ審査へ。機内で配られた入国カードとパスポートをぎゅっと握りしめる。カードのことも事前に調べまくった。非の打ちどころのない回答になってるはずだ…。

だが豆ちゃんは言った。「まだ書き終わってない

なにっ。

私が一番緊張している局面で!?

しかし列は進む。豆ちゃんは隣で高速記入している。ドキドキする。

審査は白人のおじさん。豆ちゃんの緑色のパスポートを見てまず言ったのが「キムチ持って来た?

なんだ…?なんだこの質問は。ジョークなのか?私、緊張してるんですけど?更に私に、

キムチ好き?

好き!アイラブキムチ!

私は開き直った。もしかして入国審査、めっちゃ緩いですか?

私達から入国カードを受け取って目を通すおじさん。豆ちゃんのカードを裏返して言った。

「オ~ウ豆」

急ぎまくって記入した結果、裏のチェックリストを空欄で出した豆ちゃん。「これじゃダメだよ!」と怒られるやつか!?「いったん列から外れて、記入した上でもっかい来て」と言われるか!?

と思ったら「ここ、チェックしてね。最後にサイン」とおじさん。

なに…?なにこれ。優しい……?もしかしてニュージーランドの入国審査、めっちゃ優しい……?

この後、確か滞在日数と「姉妹?」て訊かれたような気がするが、記憶にないぐらい、なンも突っ込まれなかった。「クイーンズランドの後どこそこ行って、どこを見て、ホビトン行って、オークランドに戻って来ますッ」とか心の中で準備してたのに。

あっさり通過。たまたま優しいおじさんに当たったのか?だがこの瞬間「ニュージーランド、優しい」という印象が強烈に刻み込まれた。

その後X線とか通過(これもドキドキするわ~~)。入国カードの食料持ち込みにチェックをつけると開けて確認されるってネットで見たけど、食料も一切持ち込まなかったから「スーツケースの中お披露目」もなく終わった。

【国際線から、国内線へ乗り換え】

オークランド空港から国内線でクイーンズランド空港へ。

まず同じAir Newzealandに乗り換える場合、国際線到着フロアでスーツケースを預けることが出来る。というか国内線のチェックインがもうそこで出来る。無知なもので知らなかったが、国内線って国内線専用のチェックインマシンがあるんだと思ってた。

しかも日本語対応してるし。

チェックイン時に出て来る荷物タグをつけて、預け入れレーンへ。これとっても簡単で感動した。

搭乗券を機械で読み取る→タグのついた荷物をレーンへ乗せる→機械が勝手にタグを読み取る(読み取り易いようにタグを表に出そう!)→レーンの奥へ吸い込まれて行く荷物。

まあどこのマシンもこうなんだろうけど。凄く簡単に感じたのだ。

次、人間の移動。国際・国内線移動は徒歩で15分程と書かれているが無料シャトルバスが出ているのでそれで。確か空港内に「シャトルこっち」と書かれた看板があったと思う。外に出て、それらしきバス停を発見。先に立っていたアジア人の男性が「国内線行きバスだよ」と教えてくれたようだが中国語だったらしい。中国人はアジア人と見るといきなり中国語で話しかけて来るそうだ(これはその後も経験した)。強いな…人口の多さは強い。

バス到着。バス停の標識よりだいぶ先に止まって笑った。バスの中の半分はスーツケース置き場。すいていて、私達と合わせて4人しか乗っていなかった。空港内をひゅ~んと移動して5分くらいで国内線に到着。

オークランド空港国内線はとても小さい。入って右にフードコートがあって、寿司屋があった。ATMでカードキャッシングを使い3万ドルの現金を手に入れる。確か日本語表記あった。凄いね。ありがたい。

【国内線に乗ります】

エッ、地面から乗るの!?

画像17

実は私、飛行機がとても苦手なのだ。だって落ちたら死ぬじゃん。「いや落ちないよ」とか「落ちるのって全身麻酔で目覚めないまま死ぬより低い確率だよ」とかよく言われるけど、分かってない。そうじゃないんだ。私は「落ちるか落ちないか」を議論したいんじゃない「落ちたら死ぬ」だ。死にたくない。というか死ぬ覚悟で飛行機に乗ってる。ああ怖い。

私の不安をよそに搭乗が進む。この角度で飛行機見るの産まれて初めてだわー。

画像18

約2時間のフライト。窓側の席?バカ言うな。飛行機に乗る時はいつも、「これは新幹線」と思い込むことにしている。下に地面がないなんてことは絶対に考えない。たまにそっちに思考が傾く時があるけど、急いで「新幹線。線路がある」と脳を修正する。そうでもしないと本気で震えてしまうのだ。

短いフライトだが飲み物とお菓子が出る。紅茶をお願いしたら「ミルク?」とCAさんが質問したようだが1ミリも聞き取れなかった。ちなみにコーヒーを頼んだ豆ちゃんは「不味い」と言っていた。紅茶は美味しかったな。お菓子はオールブラックスにちなんだデザイン。

画像19

でね。

そろそろ目的地に着きまーすって頃。

落ちたのね。

ひゅんって

縦に落ちるやつ。真下に落ちるやつ。しかも2回。

すっっっっっっごく怖かった。

豆ちゃんにしがみついた。しがみついた服が湿るくらい、私の手は汗を掻いていた。っていうかみんなよく平静でいられるな!?

こわばった顔で豆ちゃんの方に身を傾けてしがみついていたら前方のCAさんと目が合っちゃったよ。

もの凄く怖いフライトも終わり、14:45クイーンズランド空港着。

画像1

【SIMカード②】

空港を出たところで再度SIMカード購入を試みる。既にロック解除申請は済ませ、SIMロックの状態は「許可」になってる。これで行けるだろう!とカウンタに肘なんかついちゃって、スタッフさんがカードを取り換えているのを待つ。

がっ!!

またしても「ダメ」

なぜ???これ帰国後キャリアの店(ちなみにauだ)に持ってったら「うちが原因じゃないから調べようがない」と言われ(そーゆーもんなの!?)、ネットで調べたら全く同じトラブルに見舞われた人がいた(価格.com)が、その人も「なぜか直った」と意味不明。次に海外行く時はどうしたらいいの。

ともかく私のスマホは公共wifiでネットを使うしかない。プラス、豆ちゃんのSIMはデザリング機能もあるから近くにいれば私もネットを使える。時折ご相伴させて頂くことに。ごめんね…。

【バスで市内へ】

クイーンズタウン空港からクイーンズタウン市内へはOrbusというバスで。現金だと1人10ドルなんだけど、suicaみたいなカードを使うとたった2ドルで行ける謎仕様。ただし、やはりsuicaみたいにカード本体にお金がかかる。ここに(4travel.jp)とても詳しく解説されているのでどうぞ。カード1枚で2人分使えます

と、いうことを私は事前に調べたが具体的に空港のどこでそれが販売されているか分からなかった。豆ちゃんが空港のインフォメーションで訊いてくれて、空港内にあるコンビニ兼おみやげ物屋さんのレジで購入。正確な店の名前が分からなくて申し訳ない。今空港のサイト見てみたけど分からない。

豆ちゃんがついでにレジでバスの乗り場聞いたら「出たらすぐ分かる」て半笑いで回答された。確かにすぐ分かったわー。とても小さい空港だ。

バスの運転手さんに、購入したカードを渡して「2人分」と言うとすんなり乗れた。スーツケース置き場あるんだけど満杯で、狭いバスの中で足元に置いて支えるしかなくてちょっと辛かった。

しかし車窓からの眺めが凄い。↓これ、車掌から撮ったんですよ。

画像2

ところでどこで降りるの?

なんで私、考えてなかったんだろ?いや、空港から市内への直通バスなのかと思ってて。豆ちゃんがずっとgooglemapで現在地と宿泊地を比べて見ていてくれたらしい。「ここで降りるよっ!」と言ってくれた。ありがとう!

でも降りたところがなんかすんごい坂の上で、ふたり共ちょっと絶句。いやほんと凄かったの。キャリー持ってたし写真撮る余裕なかったんだけど、勾配が凄すぎて引く。キャリーが転がって行かないように注意しつつ降りる。どうもこの町は、繁華街の中心から半径300mぐらい離れると坂が出現する仕組みらしい。そんな上り坂にも車がたくさん止まってて平衡感覚が狂う。映画「インセプション」みたい。キャリーで旅行する人は中心街に宿取った方がいいです。

【初めてのバックパッカー】

ニュージーランドに着いて最初の宿は、バックパッカー用のホステル。共有のキッチン、バスルームとか初めてだわ…。ど、どうなんだろう、とビクビク。ちなみに今回の宿は全てbooking.comで取ったんですが凄く楽ね。一応予約ページを印刷した物を持って行ったんだけど全く使わなかった。チェックインの際はパスポートを見せればそれだけでOK

通された部屋は、狭い!
狭いけどホステルなのにツインだし、すぐ廊下を出てすぐ隣にほぼ専用のバスルームとトイレがあるじゃん!

隣の棟には多分大部屋があって、シャワーヘッドが立ち並ぶ共有バスルームがあるんだと思う。でも私達の方にはほとんど人が来なかったし、なかなか快適だった。狭すぎてスーツケースを開きっぱなしに出来ないのが難だが。

あとこのホステルには2泊したんだけど、部屋の清掃とタオル交換ってしてくれないのね…。日本からタオル持って来て良かった。

【FEGBURGER】

クイーンズタウンと言えばここ、とばかりにガイドブックやブログに必ず載っているハンバーガー屋さん。他に行きたい店もないし、行ってみるか、でも混んでて無理かもね、と試しに覗いてみる。

画像20

この時、16時20分。5人くらい並んでいた。店内は狭く、ほぼ満席。

画像19

レジで2人並んで、スタンダードなThe Fegburgerを注文。1個12.5ドル。もうひとつは~と豆ちゃんが注文しようとしたら、店員さんが「半分にカットする?」て言って、えッ、カット!?そ、そうね!そうして下さい!ってことになった。なんだろう、小柄な女性客2人だから気を遣ってくれたらしい。ていうかあれか、もしかしてバーガー、巨大なのかな?

ちなみにテイクアウトは別の列があるみたい?店内に入らず、外の窓からも注文している人達がいた。

バーガーを持ち、途中のコンビニで飲み物を買ってワカティプ湖へ!Fegburgerから徒歩でほんの3分くらい。

【ワカティプ湖】

入り江は小さい。座る所はあちこちにあるがベンチは満席だったので芝生へ腰を下ろす。この時、バッグからシートを取り出した私を見て豆ちゃんが「そんな物持って来たの!?」と言うのだが、このセリフはのちに何度も出て来るのだった。

画像20

バーガー、やはりでかい。私は大食いではないので半分でちょうどよかった。ポテトが超美味しい。

画像5

最高~~~。

画像6

もぐもぐ食べていたら一羽の鳥(ウミネコ?)がやって来た。この鳥、か~なり近くまで来た上にずううううっとこちらを見ていた。こんな油っこいもの、あげないよ。それにしても物おじしないなあ。眼が怖い…。

画像7

この湖、アトラクションも色々やってて、ちょうど私たちの目の前でジェットボードが飛び出して行った。遠目で見ているだけでもかなりの迫力で、水しぶき浴びるの必須なんだろう。水上のジェットコースタ―だな。面白そうだね、と値段をみたら超お高くて静かにその場を去った。いやあ、3千円くらいだと思うじゃないですか。

芝生の近くには公衆トイレもある。ニュージーランドの公衆トイレは基本無料である。こういう街中にあるトイレは結局一度も入らなかったので綺麗さは分からないが、他の場所を鑑みると多分清潔なんじゃないかと思う。

夕方5時頃だけどとっても明るい。そして暑い。25度くらいあるよね?まさか晩春もしくは夏の始まりのニュージーランドで「暑い」となるとは思わなかった。ヒートテックを持って来てしまったんだが?

画像12

入り江にせり出したバー。こんなところでお酒飲めるなんて最高だ。まあ私はお酒飲めないんだけど。

画像13

クルーザーが寄港。

画像14

あの船、乗れば良かったなー。飛行機もろもろの時間で乗れないと思って頭数に入れてなかったんだけど頑張れば乗れた。私の持っているガイドブックにはまるまる1ページ使って特集が組まれているアローン号。中でお酒を飲むチケットもあるらしい。

【クイーンズタウンの街】

湖周辺に人は多いが、一歩街中に入るとまばら。とても歩き易い。ブランドのお店なんかは少ない。高いビルなんかもない。ここは後に行くロトルアと同じような街。観光客用なのである。


アイスクリーム屋さんの取っ手がカワイイ!そして巨大。

画像15

土産物屋などを見つつぽくぽく歩く。
アルパカの毛で出来たぬいぐるみがふわっふわのさらっさらでとても気持ち良かったがとても高価だった。あとオールブラックスのTシャツはそんじょそこらのTシャツとは(お値段的に)一線を画していた。
Tシャツと言えば、この日は本当に暑かったので土産を兼ねてTシャツ買ってしまった。4つ買うと1枚タダ!という文句に誘われて。並んでるシャツ全部同じ値段なのかと思ったら5ドルぐらい差があったりしておうふってなった。高いのはね、made in Newzealandね。でも確かに質が違ったわ。それでも2千円ぐらいだから物価は日本と変わりないのかな。イギリスがバカみたいに高かったのかな…。

【ニュージーランドのスーパー】

夕食用のお肉を買います。ホステルは共有キッチンがあるので。ただ今日はバーガーを食べたのでパス。今後の為の貯蓄。

画像16

ニュージーランドのスーパーと日本の違いはなんだろう?基本的に同じだが、
・入口と出口が明確に分かれているところが多い。出口から売り場に行けない。
・セルフレジよりも有人レジが多い。
・袋はほぼ確実に有料。
・店員さんがレジに通した物をその場で自分で袋に詰めて行く。
ぐらいかな。
セルフレジは、この後4カ所くらい行った中で一番大きな店にしかなかった。
袋は有料で、紙袋。幾らかは知らない。エコバック必須とネットに書いてあったので毎回断った。
日本はレジに通されたものを別の台に持って行って詰めるけどニュージーランドはその場で。

同じなのは、
・コストコみたいに商品をカゴから出す形式ではなくカゴごと店員に渡す。
かな。

おっ、そうだあと明記しておきたいのは、ニュージーランドの店員さんはとっても優しくて笑顔がキュートです。こういうところ大事ね。つれなくされるとそれだけでヘコむからさ…。

【クレジットカードの支払い】

これは日本以外のどこの国でもそうだと思うけど、クレジットカードで支払う際、店員さんに渡さない。自分でリーダーに通す
で、ここからが日本ともイギリスとも違ったんだけど、暗証番号を入力する前にカード払いを選択する画面が出て来るのだ。最初分からなくてはてな?となっていたら店員さんが教えてくれた。「CRD」という部分のボタンを押す。ニュージーランド留学センターさんに流れが詳しく書かれています。行く前に知りたかった。

ついでに言うとレシートをくれないこともたまにある。もしくは「レシート要る?」と訊かれる。私はカード払いの際は必ずレシートが欲しいので「くれ!」とお願いします。

【クイーンズタウンの夕暮れ】

一度ホステルに戻ってから星空を見に再度街へ。夕暮れだがもう21時である。

画像17

湖の東側は小さな砂浜のようになっていて人がたくさんいた。Fegburgerのバーガーを大量に持って食べてる5人くらいの団体や、ラジカセみたいなでかい機器で音楽流してる人達、カップル、その他もろもろ。お酒を飲んでいる人もいたような気がするが、ニュージーランドって往来での飲酒は法律で禁じられているぞ。

浜辺の石垣に腰を下ろしてぼーっと日が沈むのを見ていたら、左岸の方で花火が上がった。それも何度も。高さはそれほどないけど、これはなに??どうも個人で上げてるっぽい。

画像18

帰国後調べてみたら、どうもニュージーランドには「花火販売解禁期間」なるものがあって、その間しか花火を買うことが出来ないらしい。花火自体を上げるのはいつでもOKなんだけど、販売は1年のうちのたった4日間。それが11月上旬のまさに私達が訪れている頃だったので、これかな。「買ったぞ!!」ってことだろうか。早速1年分上げていそうだったけど。参照はこちら(NZ便利帖さん)。

日が落ちたので左岸の方へ歩いて行く。豆ちゃんが良い星空スポットをネットで調べてくれたのだった。昼にバーガーを食べた所の対岸だ。

画像19

湖沿いに遊歩道があって街灯もあるんだけど、女性のひとり歩きは怖いわね。
さっき花火が上がっていた場所らしき所へ。もう引き上げた後なのか誰もいなかった(この「スポットなのに誰もいない」という現象は今後も多発する)。

画像20

山頂に見える白いものは天文台。ゴンドラで行ける。満天の星空なら行ったんだけど今日はちょっと曇っていて、ゴンドラの往復代出す価値はないかなーとやめた。
曇り+街の光が明る過ぎて写真に撮るのは難しかった。でも肉眼でかなり見えて、美しかった。

【クイーンズランドの夜】

中々のカルチャーショックであった。先に挙げると、

・大麻
・謎の曲芸師とそれを撮る中国人
・なんだあれ

とまあ、私が見たことのないものが登場した。

まず大麻。前述した浜辺のちょっと横の芝生を横切った時、嗅いだことのないすえた匂いがした。タバコとは違う。「これが大麻の匂いだよ」と豆ちゃんが教えてくれた。合法の国は多いが、ニュージーランドはまだ違法。なかなか危険な場所だったようだ。実際吸っている人の姿は確認出来なかった。

次、謎の曲芸師。夜の10時に、公園の遊歩道で、組体操みたいなことをやってる2人組がいた。あれはいったい…。まあそこまではいいんだけど、それを3人くらいの中国人が熱心に写真を撮っていて、もうシュールで笑えてしょうがなかった。言っちゃ悪いけど撮るほど凄いことしてないのよ!ほんと組体操みたいで。あんなの撮るの本人の親ぐらいだよね、なんて言って笑った(そして「誰もいない」現象と同じく、今後中国人のカメラ狂っぷりを様々な場所で見ることになる)。

そしてみっつめ。何と言ったらいいのか分からない。私はこんなの映画でしか見たことがない。ホステルへ戻る道――普通の、細い道から大通りに出る車道である。そこへ突如、爆音を出しながら現れた車。ボンネットとトランクが開いている。取り巻く男たちは素肌に革ジャン、サングラス。咄嗟に浮かんだ単語は「バイキング」あの時の光景を思い出す時、彼らの頭には角のついた兜が乗っている。
あれはなんだったのだろう…。私たちの進行方向にいたのだが怖すぎて大通りを渡って回避した。渋谷にも新宿にもあんなのいない。

【平和なホステル】

22時過ぎにホステルに戻ったらキッチンがもう使えないよって言われた。共有のリビングとキッチンはこの時間には閉まってしまうらしい。お陰で夜はとても静かだった。
ただ早朝、鳥がチュンチュン鳴きまくっていて熟睡は出来なかったが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?