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綺麗で居続けたい理由


女性なら多くの人が思っていることで、
ごく自然な感情だと思うけれど、
心の底から綺麗でいようと、固い決意のように、
強い気持ちになったのは結婚してからだ。

夫に一人の女性としてずっと見てもらいたい、という理由であれば健気かもしれないが、それだけではないというのが本音と言ったところか。
ひとつ挙げるならば、「既婚者」というラベルがべったり張り付いた中で、なお女として見てくれる男性がいることも、自分にとっての自信になる気がするからだ。


職場に、仲良くなりかけの後輩くんがいた。
恋愛の話もよくして、話していて楽しくて、婚約中ながらも、ちょっとドキドキした。
ふとしたタイミングで自分が婚約中なことを話題にすると、彼からは、
「そうだったんすね!いいじゃないっすか!」と、何となく線引きをされたかのような空気になったのを覚えている。

決して彼を弄ぶつもりもなく、婚約中であることを正直に言ったまでで、恋仲になろうとしていた訳ではないが、自分に対して好意をもってくれそうな人を一人失う残念さがあった。そして、よい男は、既婚者である人に対しての線引きができる人でもあることも知っていて、彼からもそうであろう雰囲気を感じた。

それでも、何かしらの精神的つながりがもてる瞬間がある時、とてつもなく幸せな気分を味わえることも、経験して覚えてしまった。

でもまず、どんな人でも、振り向いてもらえるためには、綺麗でいなければならない。
それは容姿に限った話ではない。
仕草、言葉遣い、知性。
すべてにおいて磨き続けることが、一人の女性として綺麗を保つのだと思う。


既婚者という一線引かれる状況から、興味をもってもらえたのなら、更には持ち続けてもらえたなら、女性として嬉しいことはないですよね。



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