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定期的に思い出したい「子どもの成長は早い」

子育てというのは、その瞬間その瞬間が大変でに感じてしまい、子どものかわいらしさや成長をじっくりかみしめる余裕がないものです。

だからこそ、定期的に思い出したいのは、「子どもの成長は早い」ということ。

小さなお子さんを育てているお父さん、お母さん、ぜひ一緒に思い出してみませんか?


抱っこできるのは今だけ

我が家の長女は小学校3年生。

これくらいの年頃になると、女の子はかなり大人びてきます。

「抱っこして、と言ってくれるのは、あとほんのわずかな時間なのかもしれない」

ふと気づいたとき、ギュッと胸が苦しくなりました。

抱っこしてと言われると、忙しいから、重いから、というこちらの都合で、「仕方なく」応じていることが多いかもしれません。

大きくなるにつれて「ちょっと待ってね」と断ることも増えてくるものです。

でも、子どもを抱っこできる時間は、確実に短い数年、有限の時間。

そのことを定期的に思い出さないと、「抱っこして」と言ってくれなくなったときの後悔は目に見えています。


いつの間にか成長している

子どもの成長に後悔はつきものです。

起き上がるようになったら、もうゴロゴロと転がるだけの愛らしい姿は見られない。

立ち上がったら、ハイハイする姿は見られない。

授乳するときの顔や抱いた重みは、もう戻らない。

抱っこ紐が必要なくなって、肩の重みが消えていく。

舌っ足らずのしゃべり方が聞けない。

かわいい言い間違いは無くなる。

どうしてあのとき、もっとしっかり見て、聞いて、感じておかなかったのだろう。

成長して初めて気づく後悔。

繰り返す、成長にともなう痛み。


定期的に思い出す

「子どもはあっという間に成長するよ」

先輩ママに言われて、そうだよなぁと思っても。

子育てというのは本当にバタバタで、じっくり感じている余裕がありません。

ハッと気づき、淋しさにおそわれるものです。

だから私たちにできることは、定期的に思い出すこと。

「子どもの成長は早い」

折に触れて思い出し、その瞬間だけは子どもの仕草や言葉に全神経を集中し、感じ、確かめ、記憶する。

子どもの愛らしい姿を、大好きな姿を、少しでも多く自分に刻んでいきましょう。


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