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金曜ドラマ「9ボーダー」 #1
はじめに
4月19日からスタートしたこのドラマを知ったのはいつかのテレビCMだった。
「各年代のラストイヤー”9ボーダー”
3姉妹がモヤり、焦りながら、自分の生きる道を模索」
というテーマに興味を持った。
なぜなら、私自身が今年、9ボーダーに当たる年齢だから。
川口春奈演じる七苗と同い年。
まさに、ぶち当たっている9ボーダーの壁。
どんな描き方をしているのか、気になって録画した。
#1の感想を一言で言えば、
ストーリーのテイストは好みとはちょっと違うけれど、彼女たち3姉妹の置かれている状況は私自身とドン被りしていて、刺さった。
という感じ。
ここから先は、まとまりのない箇条書き的な文章。
私が刺さったシーンと刺さった理由(私の思い出話)を列挙します。
後から読み直してみたら、まとまりがないというか、しり切れとんぼみたいな文章だった。
恥ずかしい。(しかし書き直す技量がない)
元同期との再会のシーン
3年前と変わらないつもり(無意識)で話し始めた異性の元同期が、結婚していて、子どもが生まれるのを控えていることを知った七苗。
驚かないふりしているけど、正直、静かな衝撃が走ったと思う。
私も同じような経験がある。
仲良くしていた大学時代の異性の同期。
彼女がいるのは知っていたけど、私とふたりで遊ぶこともあった。
好意を見せてくれていたこともあったけれど、
「なんだか付き合いたいと思える人とは違うな」と思って断ってしまった人。
ある11月、その同期と会って、仕事の話とか、いろんな話をした。
楽しい時間を過ごして、バイバイした。
その1ヶ月後(12月)、同じコミュニティにいた女子たちでランチ。
「そういえば、○○(その異性の同期)、来月プロポーズするらしいよ」
という情報を得た。
「え??先月会ったとき、なにも言ってなかったのに??」
翌年7月に彼は結婚したけれど、その報告もなく、年明けのストーリーで既婚者となったことを知った。
七苗と私の状況、何が衝撃かというと、自分は何も変わらず、ただ目の前の仕事だけをして過ごしていて、周りの友人もそういう状況だと無意識に思い込んでいたところ、実は着実に人生の駒を進めていたということ。
人生の駒を進めている人間は、それが当たり前と思っているし、そういう視点で会話を振ってくる。
それが基準だと押し付けられているみたいな気持ちになる。
(相手は、押し付けをしているつもりはないと思うけれど)
「また誰かを好きになれたりするのかな」
わかる。
めちゃわかる。
七苗、マッチングアプリ始めるけど、
しっくりくる人がいない。
わかる。
結婚の前に、彼氏。
彼氏って、誰でもいいわけじゃない。
しかも、七苗、しっかり者だし。
ちなみに私、長女で真面目な性格である。
こういう私たちみたいな人間、プライドが高い(?)ので、「ビビッとくる人じゃないとモチベが湧かない」という気分である。
好きな人に出会うというハードルはめちゃくちゃ高い。
ちなみに、「付き合ってるうちに好きになるかな」と思って付き合ってもなかなか好きになれない。
パーティーのスタッフが既婚者
なんかみんな既婚者だよね。
現実でもそう。わかる。
えっ、この人も結婚してるの、え?
失礼ながら、本当に失礼だとは思うけど、自分が結婚してないから、それどころか彼氏すらいないから、「うっわーーーー」ってなる。
ちなみにこの「うっわーーーー」にはいろんな感情と思考が込められている。察して。
パーティーで陽太と一緒にいるシーン
いろんな背景を抜きにして、こんなに仲良く話せて、ずっと一緒にいた人ならさ、七苗、付き合っちゃいなよ。
うらやましいよ七苗。
私には職場で仲良くお話しできる同僚がいるんだけど、同僚に彼女がいなかったら付き合えるレベルで仲良い。
ちなみに付き合えるのか?みたいなムーブはあったけど彼は彼女と別れない。
ていうかそのムーブが続いてたけど、それが3ヶ月くらい経った頃に、そろそろプロポーズすると言われた一生に一回でいい辛い思い出。
お互い相手いないなら付き合っちゃいなよ。
離婚の申し入れに六月がキレているシーン
離婚はしないよ
ゼッタイ離婚なんてしない
なんで私があいつらに幸せトスあげなきゃいけないの
「おめでとう」って花びら撒けってか
あんなやつらね、一生不倫カップルでいればいい
自分を蔑ろにしたやつらにいい思いさせるの腹立つよね。
自分だけ嫌な思いして、はらわたが煮えくり返るような怒りを抱えて生きて、その一方で、そんな状況に自分を置いた奴がいい思いをする、という状況が嫌すぎる。
六月、離婚しないで頑張って。
コウタロウの「幸せになるよ、きっと」
このセリフに対して、
「なれるかな。ひとりで?
好きな人もいないのに」
と返す七苗。
私も同じように返すと思う。
私も男性から似たようなことを言われた経験が数回あるけど、だいたいその後には
「僕に彼女がいなければ、○○(私の名前)さんに猛アプローチしてます」
って言われる。
いや、そんなんだったら言うなよ。
言いたいなら彼女と別れる覚悟で言ってよ、って思う。
軽い気持ちで言ってると思うし、そう受け取ってるけど、七苗が夜桜見るバスに乗っているときに言っていたように「本当は寂しい」んだよ。
私の隣にいる人になってくれないの?
コウタロウは七苗に対して、
「じゃあ、俺のこと好きになっていいよ。
俺もきっと、君を好きになる。
そんな気がする」
と返す。
ナイス、コウタロウ。
誠実な男だな君は。(この先どうなるか知らないけどね)
言ったことに責任をもてる人は誠実だよ。
羨ましいな七苗。(この先どうなるか知らないけどさ)
おわりに
私自身のことも少々さらけ出して記した感想でした。
刺さったところ、ドラマ見た人に共有したくて。
19歳、39歳の人にも刺さってるのかな。
あと、私自身にも問題があるかもしれないけれど、私、男運ないかな。
学生の頃からよく言われる。
男運がないって。
私もそう思う。
#1でだいぶ刺さってしまったので、共感ポイントの出尽くし感があるけど、今後も刺さるのかな。
陰ながら期待して待ってます。