王様戦隊キングオージャー 29話感想
ジェラミーショック・・・ともいえるくらい、辛い辛い話でした。
たった数話で建国したと思ったら滅亡、ついには世界中の敵になるなんて。
・王様戦隊暗殺未遂事件
洗脳された側近が王様達を攻撃するシーン。総長は刺されたの?暗くてよく見えないけど…。シオカラはバットで殴ってましたね。ヤンキーらしくないと思っていましたが、武器はがっつりヤンキー!!
ヒメノは2回攻撃を受けたのかな。右左に揺れるのでドレスがふわふわして見栄えがいいです。ギラがへにゃへにゃと座り込むのも良かった。倒れないところがまだ戦闘をしようとしてる感じがして。
寸でのところで防いだジェラミーだけが残ります。この辺りは戦闘の経験値なのか、バグナラクの手が頑丈だったからできたのか。
それぞれの王様に駆け寄るシーンもずっと「リタ!リタ!!」ってモルフォ―ニャの声が響いて緊迫感がありました。
でも、私はドゥーガがギラの背中をぽんぽんしてるのを見逃しませんでしたよ!抱きしめ方がいい。
・ヒルビルの呪い
ジェラミーが受けたヒルビルの呪いは「私のこといじめないで」これは後々まで引きずりそうですね。ヒルビルとの戦闘で止めを刺せない、下手をするとヒルビルを攻撃している味方を攻撃してしまうかもしれない。
なかなか厄介です。「いじめ」とジェラミーが判定しない方法で攻撃するしかないですが、それってどうやって可能にするのか。
他の人たちも「君の敵を倒して」「あなたの敵を倒して」というお願いに反応していきます。
トウフは輸出の制限、イシャバーナは医療の放棄、ンコソパは電力の供給停止・・・。側近が捕まっているので、ナンバー3以下が判断してやっていくのですが、王様の意向が反映されないんですよね。操られている者もいればそうではない者もいるけど、違いが分からない。
食料の輸出がされていないと知った時のカグラギの怒りはマジでしたね。自国民だけでなく他国も飢える民がいるのが絶対に許せないのでしょう。
牢屋も各国それっぽいのがいいですね~。シュゴッダムの中世ヨーロッパ風なの好きです。
王様達が王様である証(国章)を置いていくのですが、ギラはマントなんですね!ラクレスはずっとギラに盗られてましたけど・・・。
・ジェラミーが反逆者に
ジェラミー(バグナラク)を敵にすることでチキューが一体となる。ヒルビルの呪い「敵」もジェラミーに向かうことで解除されます。
いや・・・辛すぎる。
ギラは「できるわけない」と止めますが、
ジェラミーは宇蟲王を倒すために手段を選ばないのだと見せてくれました。これだけの決意を見せられて止められないですよね・・・。
2千年と2年間のジェラミーの努力が、水の泡となった瞬間でした。
辛い・・・。
・今までで一番ブチギレる王様たち
いやー。キレてましたね。
特にギラは「お前にじゃない」から切りかかる瞬間の「おい」まで酒井大成さんの声とは思えないほど低くて驚きました。
ドスのきいた「おい」はスーツ着た後ろ姿でも怒りに震えているのが分かります。あまりの怒りにコーカサスカブト城の床一振りでぶち破ってましたものね。
酒井大成さん、本当にアテレコ上手になりましたね。「はぁああああ」「ん゛ーーーー」みたいな息遣いがばっちりはまってました。
久しぶりに始祖光来ではなくレッドの姿で戦ってくれてうれしかったです。一体感があって好きです。
BGMはスパイダークモノスのもの。5人がジェラミーのために戦っていることがわかって素晴らしかったです。
・予告
次回はついに五道化の最後のひとりが登場ですね。カーラスも復活するみたいですね。リタの回はヒメノがセットになっているようなので今回も二人の友情がみられるのではないかと期待しちゃいます。
次で30話なので残りもあと10話ちょっと。
謎を解き明かして、さらにあの強そうな宇蟲王を倒さなきゃいけないですからね。
・その他
TTFC限定動画で上堀内監督とたかみな先生と酒井大成さん、池田匡志さんの対談がでています。めちゃくちゃ面白かったです。ジェラミーがどうしてあのようなキャラになったのか、池田さんがオーディションで選ばれた理由などなど見逃せない話題ばかりでした。たかみな先生と上堀内監督のコンビがいいですね~
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