なるほどスピリチュアル⑤ チャネリングしてみよう~その1
こんにちは!なるほどスピリチュアルも今回で5回目となりました。
当初は「週1くらいで更新できればいいかな~」くらいに考えていたのに、蓋を開ければほぼ連日アップという、書かされてる感が半端ない状況に陥っていることはさておき。
前回の記事では、スピリチュアルはこんな風に使うと危ないから気を付けてね~、というお話をさせてもらいましたが、
▼前回の記事
https://note.com/momo_magentique/n/n388f95cf245b
今回はとうとう、エネルギーで会話する「チャネリング」に取り掛かってみたいと思います。
なお、これにトライするときには「このなるほどスピリチュアルを①から読んでもらって、それまでのワークなどをやってること」がある程度前提になっております。
特に3回目のワーク②・③をやって、「何らかの合図や返事が2~3回は来た」という想定ですので、まだ試してないよ、という場合はやってみてくださいね。
▼全部読むにはこちら
チャネリングって何なの?
ワークに入る前に少し基礎知識をレクチャーします。
以前の記事でも書きましたが、チャネリングとは、「色々な存在とエネルギーで会話し、それを日本語に訳す」技術のこと。
「色々な存在って?」と思われると思いますが、これは本当に色々です。
この世に存在するものは全てエネルギーを持っているため、言葉で定義できるものであれば、何でもコンタクトをとることができるのです。
例えば…
・体を持たないエネルギーだけの存在
→ガイドスピリット、ハイヤーセルフ、幽霊、天使、神様、先祖、なくなった知人、妖精、精霊など
・形を持っているもの
→身の回りの家具や物、肉体(内臓、細胞ひとつに至るまで)など
・「架空」の存在
→小説などの登場人物など
・概念
→時間(たとえば「日本人にとっての去年一年間」)、空間(職場の空間、何かの会場など)、集合意識(会社や家族などの団体)など
・ 色々な自分
→過去の自分、過去世の自分、去年一年間の自分、パラレル世界の自分など…
まあ、こんな感じで、話そうと思えば実は何とでも話すことが可能です。
私は一時期、見えない存在の力を借りたい時、ネットやSNS検索するみたいに「○○に詳しい、私に力を貸してくれる安全な存在、いますか?」みたいにアクセス先を条件で指定して「すいませんが、誰か手伝ってくれませんか~?」などと呼びかけたりしていました。すると、その条件を満たし、かつ手伝ってもいいよ、と思っている存在と話すことができるのです。
チャネリングとは、段階に分けるなら
「特定の存在とアクセスし→日本語でない情報エネルギーでやりとりし→それを自分たちの分かる形(言語、五感で知覚できる形)に翻訳する」
という作業のことなのです。
チャネリングの仕組み
次に、チャネリングの仕組みについても、説明しておきます。
まずはこの図を見てください。
このように、この世にある全てのものは潜在意識下で繋がっています。
通常は「顕在意識(自分で自覚できる自分の意識)」の点線の上しか認識していないのですが、「潜在意識(自分では自覚できない自分の意識)」のもっと奥には「集合意識」があり、そこでこの世のものは全て一つになっているのです。
というわけで、この陸続きになった集合意識・潜在意識から、我々はガンガン情報交換をしています。オレンジの矢印の通り、ガイド(見えない存在)からも、他人(見える存在)からも情報をもらっており、それは自覚していなくても、我々の「潜在意識」にちゃんと届いているのです。
潜在意識に届いた情報は、緑色の矢印のように、時々「直感」や「なんとなくピンとくる」等の感覚で我々の顕在意識に上ってきます。
ですが、「よくわからないけど、時々なんとなく上がってくることがある」ではなくて「自分たちで欲しい情報を、自覚的に取りに行こう!」というのがチャネリング。要は、この緑色の上向きの矢印を意図してしっかり鍛えてみよう、というのがチャネリングの練習で主に行うことなんですね。
チャネリングの練習をするぞ!となると、人はつい「受け取ろう!受け取ろう!」とし過ぎてしまいます。
ですが「全員、普段からガンガンに受け取っていて、それを自覚しているかどうかの違いだけ」なんです。
まずそこをしっかり認知して下さい。
この前提があるだけで、受け取りやすさが全然違ってきます!
やり取りがうまくできなかったとしても、決して「受け取れない」ということではなくて、「受け取っているのは確かなんだけれど、何言ってるかがまだ上手く翻訳できない」だけなんですね。
ということで、チャネリングの練習の時に「うまくできないな」という時には、外国人と会話しているときのように…
「相手は自分に何かは言っているんだけど、日本語ではわかっていないだけ」という感覚でまず捉え、
言葉でわからないときは表情やジェスチャーで何とか読み取ろうとするように、「言葉以外の雰囲気や感覚」でキャッチしようとする意識を持ちましょう。
チャネリングを実践してみよう!
それでは早速練習をしてみます。まずは、比較的繋がりやすい「カタチ」のあるものを相手にしてみましょう。
お手元に、財布とひらめきノート(第2回で使ったアレです)をご用意ください。
さて、いかがでしたか。なんとなくでも何かやり取りできた感じはあったでしょうか。
私がお客さんのチャネリング練習に付き合う時も、最初によくコレをやってもらうのですが…
最初「疲れてる感じ」を醸し出していた財布が「元気になるためのアドバイス」として本人が教えてくれたことに従ってみると(だいたいは、レシートを出してくれとか、磨いてくれとか、休ませてくれとか、そんなことを言います)…
『なんとなくだけど、前より少し元気になって見える!」と言ってくれる方も多いです。
本当にこれであってるんですか問題
ちなみに、最初にこれを練習すると
「え~、いや、まったくないとは言わないけれど…でもなんか、今一つパッとしない。『ええ~、合ってる??本当に~?(笑)』って感じがする」
という感覚を持つ方が多いのですが…
最初はそれで大丈夫です!
チャネリングというと、「ズバッと確信的にわかる」とか「はっきり相手の声が脳内に聞こえる」とか「ドラマやマンガみたいに、はっきり姿かたちが目に見える」というのをイメージする方が多いのですが、
繰り返し言うように「雰囲気」的なものを何とか自分に知覚できる形に翻訳しているだけ。しかも、今までは意識して使っていなかった回路なので、最初は『こんなもんで果たして合っているんだろうか…』的な手ごたえで大正解(なので、回路が鍛えられていくと、だんだんクリアに「あ、こう言ってるわ」とわかるようになります)。
海外旅行に行く前に、英会話を勉強していて「この発音でいいの?」「こんなんで本当に伝わるの?」と不安に思うのと一緒です。
英会話の場合は、実際に外国の人にそれを言ってみた時に、相手が答えてくれたら「通じた!!」とわかりますが、チャネリングの場合は、相手のリアクションが可視化できないために、その「通じた!」が得られにくいのが、練習序盤の難点でもあるのです(直接対面でレクチャーする場合は、「それで合ってると思いますよ」とその場でフィードバックできるので楽なのですが)。
というわけで…
序盤の練習は、「今一つ不安だったり、あんまり自信が持てない」ことがある程度デフォルトであるということを理解しつつ、正誤はあまり気にしないで、たくさんメッセージをもらってはメモしたり、前の記事で紹介した「物理的に目に見える形で合図やメッセージを貰う」ということをしばらくやってみてください。
また、チャネリングのメッセージでもらったものがあれば、裏付け(調べられるものは調べてみる)をとってみたり、アドバイスはできる限り実践してみて、どうなるかを求めてみましょう。
そのうちに「あっ!これって本当だったんだ!」みたいなことや、「調べてみたら当たっていた」ということが増えると、『外国人に自分の英会話が通じた!』みたいな経験のように『どうやらちゃんと訳せていたみたい!』という自信になっていきます。
チャネリングは派手なものではなく、その「地味な感覚」の積み重ねによって得られていきます。そのうち「確信的にわかる」とか「夢でハッキリ見る」とか、劇的な大変もするようになったりしますが、序盤はとにかく、半信半疑でいいから、わからないなりにたくさんやってみる、ということが必要です。
そのうちに「確認してないけど、なんとなく合ってるんだな」というのがわかるようになります。これは、例えて言うなら、バイトを始めたての頃「とにかく何でも先輩に聞かないと分からなかった(自分がやってることが正しい確信が持てない)」けれど、そのうち「いちいち先輩に聞かなくても、なんとなくこうだろうと思えるようになる」みたいな感じですね。
他にもこんなものに繋がってみよう
今回は、身近でしかも愛着があって、さらに仲良くなるとメリットが出やすいという理由から「まずはお財布」というワークを紹介しましたが、他に形があるものでお勧めの練習相手としては、以下のようなものがあります。
・自分のカバンや仕事道具やアクセサリーや家具など、気に入って使っているもの
・ぬいぐるみや人形など顔がついているもの(顔があると、会話がはかどりやすいです)
・自分の体の一部(臓器や手足など。不調の部位に手を当てて話しかけてみたりするのもいいでしょう)
・パワーストーン
・木や花などの自然物
なお、一つだけ気を付けて欲しいのが、生活の中にある身近なもの、あるいは、なるべく自分にとって「雰囲気がいい」「話したら元気が出そう」と思えるものにすることです。
不用意にネガティブなものと繋がってしまうと疲れてしまったり、会話が終わった後もずっと引きずるハメになることがあるためです。「明るい」「クリーン」「落ち着く」「陽気」「軽やか」「嬉しい」みたいな印象を受けるものだと安心です。
ちなみに、身近なモノであっても、スマホやパソコンなどの「扱う情報が多いもの」は、雑多な情報が干渉してしまって、それそのものの意志を感じるのがちょっと難しいので、練習としてはあまりお勧めではありません(ただし、まだあまり情報を扱っていない新品などはやりやすいかも)。
モノとの会話ができると、それだけで結構便利だし、楽しいです。身近なモノであれば、愛着が湧いて長く使えるようになるし、あなたとエネルギーがさらに合うようになるので、モノがあなたのために以前よりも力を貸してくれるようになったりします。
また、新しいものを買うときに(例えば家電とか服とか)、会話ができると、より自分と気が合いそうなものを選べるので、生活の質がちょっと豊かになったりします。ぜひ、面白がりながら、お試しいただければと思います。
会話した内容は、日付とともに出来るだけノートにメモを取っておくと、振り返りができて便利ですよ。
それでは、今回はこんなところで。
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