見出し画像

アメリカ大統領選 #20 RNC Republican National Convention (共和党全国大会)

昨日のトランプ元大統領の暗殺未遂事件で、不幸にもお亡くなりになってしまった支援者の方、そしてそのご遺族に心からのお悔やみを申し上げたい。日本語では届くはずもないが、すでにRumbleのボンジーノ氏の番組に稚拙だが、英語でそのむねコメントしたので、お許しください。

また、上のサイトは、同じRumbleの”Real Americas Voice”で、Kari Lake氏(カリー・レイク氏)がこの暗殺未遂時間に深い憤りを示したインタビューの一般で、暗殺未遂に終わった銃弾がまさにトランプ元大統領の耳をかすめ、その耳を触った右手に血が付いているのをみたトランプ元大統領がすぐに、自ら演壇の下に身をなげ、さらにその上に、シークレットサービスが何人も覆いかぶさった、そのシーンがはっきりと撮影されているので、参考にしていただきたい。(動画撮影が誰かは不明だが、Rumbleで無料公開されている)なお、レイク氏は、元ニュースアンカーで、トランプ支持者。2022年のアリゾナ州知事選に出馬したが落選。今度の総選挙(大統領選、上下院選と州判事等)で、アリゾナ州上院議員候補に立候補している。またこれまで、アリゾナ州知事選で民主党側が不正に投票を操作したとして、裁判で争ってきている。

それから、これは車で聞いたBBCニュースで、私の聴き間違いもあるかもしれないが、あくまで未確認情報(なにせ英国左翼メディアのBBC様の報道なので、、、)として記しておく。暗殺未遂の現場に居合わせた特派員が、暗殺犯を見た、と証言するグレッグ氏(どうやら親子連れでこの演説会に参加したようだ)を紹介していた。

グレッグ氏:”子供と家族で、演説会場には入れなかったし、トランプ元大統領は見えなかったが、少なくとも声は聴けたので会場外の木陰にいた。トランプ大統領の演説が始まって5,6分くらいしたとき、50フィート(15m程度)離れたビルの屋根に男が這っているのを見かけた。はっきりとその男がライフルを持っていたのが見えた。警官に、”屋根に男がライフルをもって這っている”と知らせた。シークレットサービスにも知らせ、彼らは双眼鏡で屋根を調べていたが、彼らには見えなかったようだ。屋根のひさしで男は隠れtあのかもしれない。”

グレッグ氏は、”自分が危険を知らせたのに、なぜシークレット・サービスは、トランプ元大統領に演説を止めさせなかったのか”、と憤っていた。”そうこうしていると発砲音がなり、ようやく警官(シークレットサービスも?)屋根に上り、結果犯人が射殺されたのを確認した”のをこの目で間違いなく見た", と証言を続けた。

ただし、クレッグ氏が目撃した男の銃弾がトランプ元大統領の耳をかすめたのかどうかは、当たり前だが、確認されていない。(男が後に射殺されたのは間違いないようだが)

この暗殺未遂事件の背景は全く不明だが、気を取り直して7/11から7/14(日本時間)の民主党側の動きを以下まとめる。あえて、今この振り返りをしたのは、共和党全国大会が米時間の7/15(月)から18日(木)まで予定されているからだ。言うまでもなく、この大会でトランプ元大統領が正式に大統領候補として認められ、副大統領が発表される予定だ。

その共和党全国大会(RNC: Republican National Convention) は、ウイスコンシン州ミルウオーキーのフィザーブ会議場で開催される。なおウイスコンシン州は大統領選挙で、Swing State (勝敗を左右する州)と目されており、2016年の大統領選挙ではトランプ元大統領がわずかにヒラリー・クリントン候補を上回ったが、2020年はバイデン大統領に敗れている。

この大会は、ネット視聴もできる。(YouTube, X, Facebook Live, Rumble, Amazon Prime, Twitch and Direct TV だが、私は個人的にRumbleをお勧めした) むろん、トランプ元大統領はじめ、共和党有力議員、保守派の主要論客(当日までに釈放される予定の、ピータ・ナヴァロ博士も演説るでは、と私は期待している)、さらには副大統領候補が演説するだろう。

副大統領候補は、以下の3人が下馬評では上がっている。
・北ダコタ州 ダグ・バーガム知事
・フロリダ州 マルコ・ルビオ上院議員
・オハイオ州 J.D.ヴァンス上院議員

しかし実際にトランプ元大統領が誰を副大統領指名するのか、また、大会のいつ発表するのかは不明。もしかしたら大会最終日に発表になるのかもしれないし、上記下馬評にあがっていない候補者を指名するのかもしれない。特に今回の共和党の副大統領候補は、これから最長で12年間のアメリカ政治の方向を決めかねない、きわめて重要な候補になる。それは、トランプ元大統領は当選したとしても任期は4年間しかなく(すでに4年の任期をすませているから)、その後は恐らくは副大統領が大統領候補として横滑りするのが、自然だからだ。

概略日程は以下のとおり。

  1. 7/15月 "Make America Wealth Once Again" アメリカをもう一度豊かに関税見直しとオイル・ガス採掘の再活性化等の施策を発表する見込み。

  2. 7/16火 ”Make America Safe Again" アメリカを再び安全に
    不法移民の大量の国外退去を主張する見込み

  3. 4/17水 ”Make America Strong Again" アメリカを再び強く
    悪の枢軸国(中国、ロシア、イラン、北朝鮮)への強硬策と国防の充実(造船、航空機開発生産の拡充、中距離弾道弾の配備を訴えるのか?
    副大統領はこの日に公表されるのでは、との見方があるようだ。

  4. 4/18木 "Make America Great Once Again" アメリカをもう一度偉大に

一方、民主党の全国党大会は、8/19-22シカゴで開催を予定している。

私もできるかぎり、この大会をできればリアルタイムで視聴したいが、いかんせん時差があるので、たぶん録画しか見れないと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?