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子連れセブ旅行 準備編(6)出発直前の準備

6歳と1歳を連れた、4泊5日のセブ旅行。
航空会社はセブパシフィック、滞在先はプランテーションベイで、旅行会社は通さず個人手配です。

4か月前 ホテル予約、航空券購入、キャンセル保険加入
1か月前 パスポートの申請・受領
2週間前 海外旅行保険加入(子2人分)

と準備をしてきました。
今回の記事では、渡航前にした準備を振り返ります。


紙で用意したもの

旅行中に必要な情報は、スクリーンショットをスマホに保存しておけば十分!

なのですが。
石橋をたたきまくる性格の私は、充電切れなどのスマホトラブルに備え、下記のものを紙で用意しました。

・海外旅行保険の付保証明書
・航空券情報
・宿泊予約情報(ホテルの連絡先含む)

めんどくさいな…と思った方は、同行者のスマホに同じ画像を送っておくのでも良いかもしれません。
全員同時に充電切れ!なんてことにならない限り、大丈夫なのではないでしょうか。

海外旅行保険の付保証明書

海外旅行保険の付保証明書とは、保険に加入していることを証明するものです。

大人2人が利用するエポスカードの保険は、ウェブでダウンロードできる「しおり」の中に含まれていて、これを印刷すればそのまま使えるようです。
が、名前入りのものがあったほうが安心かなと思い、私は事前に申請して自宅へ送ってもらいました。
2週間前にはお問い合わせを、とのことです。

子どもの分として契約した海外旅行保険は「原則として保険証券は発行しません」「契約確認できませんでした書を印刷するか、契約番号などのメモを携帯してください」とのことだったので、自分で印刷しておきました。

航空券の情報

これも基本的にはスマホのスクリーンショットで十分。
ただ、冒頭で述べた通り、充電切れ等のスマホトラブルに備え、紙に印刷した物も持っておきました。

ちなみにフィリピンは、帰国または第三国へ出国する航空券を持っていないと、入国できません。
行きの成田空港では、チェックイン(搭乗手続き)をする際に、復路の航空券情報の提示を求められるので、帰りの航空券の情報もスムーズに出せるように用意しました。

帰りのセブ・マクタン国際空港では、空港の入り口で、パスポートと航空券の予約情報の提示が求められます。
ここでも航空券情報はスクリーンショットの提示で十分でしたが、せっかく印刷したものを持っていくのであれば、すぐに出せるようにしておくのがおすすめです。

ホテルの予約情報

ホテルの予約情報の控えは、今回特にトラブルなくスムーズにチェックインできたので、結果的には使いませんでした。
それでも持っていたことで、ポンコツ英語の私でも安心してフロントへ向かうことができました。笑
本当に苦手!ぜんぜん話せない(話したくない)!という方は、プリントアウトした紙を渡すとスムーズかもしれませんね。

パスポート紛失への備え

起きてほしくない事態ですが、旅行中にパスポートを紛失してしまった場合の備えとして、戸籍謄本と証明写真を用意しました。

万万万が一パスポートを紛失した場合、渡航先の日本大使館で、パスポートか、帰国のための渡航書を現地で発給してもらう必要があります。
(正確にはその前に、警察署で紛失や盗難被害の証明書を発行してもらうのも必要。)
我が家は5日間の旅行だったので、短期間で発行できる「帰国のための渡航書」が現実的です。

その際に必要な物が「日本国籍を証明する書類」。
大人の方なら運転免許証などでもOKですが、我が家は子連れ家族旅行なので、1枚で全員分の証明ができる戸籍謄本が便利かと思い、コンビニで1部用意して持っていきました。

規定サイズの顔写真も必要なので、パスポート申請時に使った写真を余分に印刷し、荷物の中へ。
さらにパスポートをコピーしておけば完璧かもしれませんが、突然めんどくさいスイッチが入ってしまった私は、写真を撮って控えの代わりにしました。
夫のスマホにもその画像を転送してバックアップとったつもり。

Grabアプリのインストール

ホテルのシャトルが有料に!

空港-ホテル間の移動は、行きも帰りも宿泊先のプランテーションベイの無料シャトルを利用するつもりでいましたが、残念ながら2024年から有料に!
片道1人200ペソとのこと。乳幼児も同料金なのか表記がなくて分からなかったのですが、4人分かかるとしたら800ペソ…日本円にすると2000円台。
それなら他のお客さんを待つ必要もなく、スケジュールの自由度が高いほうが良いね、ということで、行きも帰りも自力で手配することに。
タクシー利用に伴うトラブルを回避するため、配車アプリGrabをスマホにインストールしました。

Grabの利用手順

Grabは、事前に乗車地と行き先を指定し、タクシーや一般ドライバーの車をアプリ上で呼ぶことができるアプリです。

呼ぶ時にGrab Taxi(タクシー)とGrab Car(一般車両)から選べるのですが、前者は降車時に料金が確定するのに対し、後者は事前にアプリ上に表示された金額で乗せてもらえます。
どちらを選んでも、きちんとメーターを使ってほしいとか、適正な価格で乗せてほしいとかの交渉が要りません。

支払い方法は現金も選べますが、極力キャッシュレスで過ごしたい私は、事前にクレジットカードを登録しました。
カードを登録すると、その時点で50ペソの請求が来ます。
これは後から明細を見たら消えていて、実際の支払いはありませんでした。
カードの有効性を確認するための請求だったようです。

なお、名前は本名でなくても大丈夫です。
むしろドライバーさんに登録情報が伝わることを考えると、本名じゃないほうが良いのかも。

Grab Carで6人乗りだと、空港からプランテーションベイは、500~600ペソです。
定員だけ考えると4人乗りでも行けそうですが、スーツケースやベビーカーも乗せてもらう必要があるので、実際に呼ぶ時はこちらを選びました。

Grabの良いところ

・アプリを通しての支払いになるため「料金メーターを使ってくれない」「相場より高い料金を請求された」等のトラブルを回避できる
・確実に車を呼べる
・GrabTaxiとCrabCarを選べる(GrabCarは一般のドライバーが自家用車に乗せてくれるサービスなのでより車内が綺麗な傾向)
・ドライバーの登録には免許証の認証が必須で安心
・迎えに来る車のナンバーがアプリ上に表示されるので、乗り間違えることもなし
・クレジットカードを登録しておけば、現金を持っていなくても乗車できる
などなど。
とにかく便利で安心です。

Grabの注意点

電話番号認証が必要です。
日本の番号しか持っていない場合、現地に着いてからだとSMSが受信できない可能性があるので、日本で登録しておきましょう。

また、事前に登録してあっても、配車を申し込む時のネット接続は必要です。
私は楽天モバイルで、海外データローミングが利用できるよう設定しておきました。

また、又聞きでですが、「Grabを呼んで待っている時に他の車から声をかけられ、自分を迎えに来た車と勘違いして乗ってしまった」なんていうトラブルに遭った方もいるようです。
これはGrabのシステムのせいではないのですが、迎えに来てもらったら、アプリ上に表示されている車のナンバーと一致しているか、しっかり確認してから乗るのが大切ですね。

駐車場予約

自宅~成田空港の移動は自家用車の我が家。
成田空港の駐車場も事前予約ができますが、空港直結というだけあって駐車料金が割高(第2ターミナルは5日間120時間で1万円超)の上、予約サービス料1400円がかかります。
行きは早朝、帰りは深夜便で寝不足の中、1歳と6歳を連れての移動なので、どうするか悩みましたが、ここは外部の駐車場でちょっと節約することに。

成田空港周辺には、空港〜駐車場間の送迎サービスがある駐車場がいくつもありますが、我が家はその中から、Googleのクチコミが良い「sunパーキング」を予約しました。
期間限定キャンペーンで安くなっており、5日で6000円ほど。
駐車場〜成田空港の送迎費用も込みです。

実際、スタッフさんの対応がとてもスムーズかつ親切で、駐車場に到着してから空港へ送り届けてもらうまで、30分もかかりませんでした。

e-Travelの登録

入国カード(到着前に機内で配られるあの紙)がデジタル化されたものです。
2024年現在、フィリピンへ入国する時はこれが必須です。

出発の前々日、子どもたちが寝た後にスマホでポチポチと4人分登録しました。
登録するのは、パスポート情報、滞在期間、滞在先、滞在目的、職業、健康状態、申告が必要なものを持っていないかなどなど。

飛行機を降りてから、荷物を持ったまま立ち止まってスマホを操作している方がたくさんいました。
英語が分かる方、慣れている方、体力のある方はそれでも良いのかも知れませんが、事前に済ませておくに越したことはないと思います。

Visit Japan Webの登録

日本への入国手続(入国審査、税関申告)に利用できるウェブサービスです。
Visitという名称ですが、日本人の帰国時にも使えます。

私は日本にいるうちに、アカウント作成、利用者情報の登録、帰国予定の登録を済ませ、現地を出発する前に健康状態などの入力を行いました。
成田空港の入国手続きではQRコードを提示するのみでOKです。

私たちが帰国した際は、このVisit JapanのQRコードを持っている人専用のレーンがあったのですが、あまり浸透していないのかとても空いていて、全く並ばずに通過できました。
こちらはe-Travelと違って必須ではなく、他の手段もあるからなのか、あまり使っている人が多くないようです。
でも便利なので、個人的にはとてもおすすめ。

飛行機のオンラインチェックイン

セブパシフィックでは、48時間前からできました。
うまくできなくてもオンラインチェックインしていない人の列に並べば良いので、気負う必要はなさそうです。
今回は受託手荷物ありだったので、オンラインチェックインをしたうえで、「オンラインチェックイン専用の列」に並びました。

子どもたちが自分の荷物を持てる年齢になったら、機内持ち込みサイズのスーツケースを1人1つ持って、預け入れ手荷物なしの身軽な旅に挑戦するのも良いかもしれませんね。何年後かな。

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