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子連れセブ旅行 準備編(4)保険の申し込み


キャンセル保険

ホテルと飛行機の予約ができたら次は保険!
現地での医療費や損害賠償費用を補償してくれる海外旅行保険は、クレジットカード付帯も含めれば多くの方が入っていると思いますが、それとは別で、こちらの「キャンセル保険」にも申し込みました。

「旅行開始日や直前に受診が必要な状況になった場合、飛行機が欠航になった場合などに、ホテルや航空券のキャンセル料を補償してくれる」という子連れ旅行の心強い味方です。

ワイドプランとシンプルプランで補償範囲や保険料が異なるのですが、私はシンプルプランにしました。

なお、航空券の購入時に、追加料金を払えば「自己都合でキャンセルしても、セブパシフィックのファンド(今後の航空券購入に使えるポイント)で返金」というオプションをつけられたのですが、このキャンセル保険に入るつもりだったので、航空券のオプションはあえて外しました。

注意点1:予約後は早めに!

私が加入したキャンセル保険は、「ホテルや航空券を予約してから2週間以内」しか契約できませんでした。
つまり、数か月前に旅行の予約をして、出発の直前になって「やっぱりキャンセル保険に入っておこう!」というのはできないのです(そういうプランも探せばあるかもしれないけれど、たぶん割高)。

この制約があるので、ホテルと航空券を予約するタイミングが離れすぎていると、キャンセル保険も別々に2件入らなければならないので要注意ですね。
私たちは勢いでホテルを予約してから、「本当に行く?行ける?」「どの航空会社にする?」「安くなるタイミングあるかな…」などとウダウダ悩んでいたらあっという間に10日ほど過ぎてしまい、「そろそろホテルの予約から2週間が経って、一緒のキャンセル保険に入れなくなってしまう!」というタイミングで、えいやっ!と航空券を購入し、その日のうちにキャンセル保険にも入りました。

注意点2:個人手配の代表者は統一

ホテルや航空券を個人手配でバラバラに予約した我が家ですが、予約者(代表者)は全て私の名前だったので、1つの保険契約で済みました。
これが「ホテル予約は夫名義、航空券の購入者名は妻」とかだと、キャンセル保険を1つの契約にまとめられず、別々に加入する必要があるんだそうです。
家族内で役割分担をする方はお気をつけください…

保険料は…

ホテルと航空券を合わせて40万円くらいだったので、保証の上限額も40万円に設定しました。
保険料は8,000円台。
補償金額によって、保険料も変動します。

これでとりあえず安心。
使わずに済みますように…!

海外旅行保険(大人)

クレカの保険は適用条件に注意!

海外旅行保険は、キャンセル保険とは別で、旅行中の怪我や病気でかかる医療費、他人の物を壊してしまったとかで発生する損害賠償費用などを補償してくれる保険です。
以前海外旅行した際は「クレジットカードを持っているから大丈夫!」と入らなかったのですが、そういえばなんか適用条件が厳しくなったっていうメールが来ていたような…

と思い出して調べてみたところ、頼りにしていたエポスカードは「自動付帯」から「利用付帯」に変わっていました。
「クレカを所持していれば自動的に付与」ではなく「旅行関連の支払いにそのクレカを使えば、保険が利用できるよ!」というものです。

何を支払えば適用されるのか

「旅行関連の支払いならなんでもOK!」というわけではなく、エポスカードゴールドの場合、「個人手配のホテル予約は適用外」「個人手配の航空券を買えば適用」でした。
これも時期によって細かい規約が変わるかもしれないので、お手持ちのカードの公式情報を確認するのが確実ですね。

私の場合、エポスカードゴールドで航空券を購入したので、私の分の海外旅行保険は「利用付帯」で有効になりました。
ただ、無条件に同行者にも適用されるかというと、そんなことはなく…
同行者に保険が適用されるのは「(1)同行者の分も一緒に購入した場合」で、なおかつ「(2)同行者本人がエポスカードの所持者の場合」。

お?ということは、夫も自分のエポスカードを持ってれば大丈夫だね…!?

この時たまたま「ゴールドカード保持者が、家族を招待すると、招待された家族も年会費無料」というキャンペーンがあったので、それを利用して夫にもエポスカードゴールドを所持してもらいました。
これで(1)と(2)の条件を満たした夫も、エポスカードの海外旅行保険が利用できることに。
めでたしめでたし。

海外旅行保険(子ども)

子どもはクレカ付帯保険を使えない

私の持っているエポスカードのゴールドカードの付帯保険では、子どもたちを対象にすることはできませんでした。
(1)の「同行者の分も一緒に購入した場合」は当てはまるけれど、(2)の「同行者本人がエポスカード所持者」という条件はどうやっても満たせないのです。
未成年者はクレジットカードを持てないので。
もっとランクが上のカードだと、家族全員が対象になるのかもしれません。

親の保険を考慮したシンプルプランで

ということで、子どもたちの分だけ、別で海外旅行保険を契約することにしました。
携行品の損害などは親の保険でカバーできるので、必要なのは医療費と後遺障害補償と損害賠償保障だけ。シンプルなプランで十分です。
いろいろと見比べたところ、SBI損保で上記のようなニーズにも合うプランを見つけました。

海外旅行保険ならSBI損保 | 出発当日も申込OK! (sbisonpo.co.jp)

「クレジットカード付帯の保険だけでは心もとないので追加で加入したい」という方にもおすすめです。

選んだ補償と保険料

私が選んだのは、ベーシックタイプの「おすすめプランカスタマイズ」。
「おすすめプラン」をベースとして、不要なものを外したり、補償金額を調整したりできるプランです。

外したのは、携行品損害、航空券預託手荷物遅延、傷害死亡、疾病死亡。
必要だと考えてつけたのは、治療・救援費用1000万円、緊急歯科治療費用10万円、個人賠償責任1億円、傷害後遺障害1000万円。
また、弁護士費用とテロ等対応保険金もためしに追加してみたところ、それぞれ20円で追加できたので、これらも入れておきました。

治療・救援費用は1000万円以外にも、3000万円、5000万円の選択肢があります。
フィリピンの医療費の相場を調べ、「たとえ開腹手術などになったとしても1000万円で十分かなぁ」という個人的な推測に至ったので、今回は1000万円で。

結局、保険料は1人あたり890円、2人で1780円になりました。
※行き先フィリピン、日数5日間、2024年7月時点での保険料です。

契約できる時期

ちなみにこれは、キャンセル保険とは逆で、ある程度、旅行の出発日が近づいてからでないと加入できません。
私は出発の1週間前に申し込みました。
契約者が私、被保険者が子ども達です。

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