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いとこと勘違いした利用者様



ある利用者様があたしを
ご利用者様のいとこと勘違いした。

利用開始してから1ヶ月もたってない。

毎度毎度違いますよ。と似てますか。と
笑って会話してたが、ふと思う。

いとこでもいいじゃないか。
訂正しなくても、そのままを受け入れて
あげれば。と
その日から訂正しなくなった。

いつも◯◯ちゃんと声をかけてくれる
笑顔で肩を優しくトントンと
叩いて呼んでくださる。

ご利用者様の中であたしは
いとこの◯◯ちゃん。

それで安心できるなら、いいじゃない。

あたしは、介護福祉士として接し
ご利用者様はいとことして接する。


でも、わかる。
◯◯ちゃんと、笑顔で呼ぶときは
顔が緩まることを。
あたしに誇らしげに親しげに手をふる
ご利用者様にとって、そのいとこの◯◯ちゃんは
どんなに大切で安心できる存在かを教えてもらえる。

ご利用者様の生活や日頃の雰囲気も感じられる。


とても、大切にしてあげたいと思う。
◯◯ちゃんという存在。ご利用者様のそのリラックスした表情。そのくしゃっとした可愛い笑顔。




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