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子育てはジブンゴトにすると苦しくなる時がある。
こどものことを自分のことのように考えられる親って素敵ですよね。
例えば、子どもがテストで100点をとったら、それを自分のことのように喜んだり、学校でイヤなことがあったんだ…と話す話を自分のこと以上に悲しんだり…。
親ってそういうものだと思っていたし、それがいいとされているような気がする。
けど!!!
それって、時と場合によっては親子ともに苦しくなる、負の連鎖に陥ることがあることがある。
幼児教育はその最たる例だと思う。
我が家の娘はくもんをやっているのですが、親の私の方がどうしても力が入ってしまうのです。(きっと私だけじゃないはず…。)
くもんで3学年先学習者に贈られるオブジェがあるんですが、算数がオブジェに手が届くかも?なところにいて、がんばれがんばれ!と励ましながら毎日取り組んでいて、今日(厳密には昨日)初歩的なミスをして直しもせず、ゲームみたいと言ってる娘に私がプチーン!となってしまったんですね。
まぁ、くもんやってる親ならあるあるだと思うことかな?とは思うのですが、娘からしたらいい迷惑だな。って思ったんですよねー…。
なぜなら、
私がたてた目標にむかって娘を頑張らせている
状態だからです。
目標というジブンゴトを娘の力を借りて達成しようとしているんですね。
陸上に例えると、親はあくまでコーチであって、選手はこどもなんですね。
コーチの仕事は練習メニューを考えたり、練習のラップタイムを測ること、レースプランを一緒に考えたり、時には自転車で伴走したり徹底的に選手をサポートすること。試合になれば前後の選手とのタイム差を測ったりすること。
選手の代わりにレースを走ることはできないんです。
なのに相談もなく勝手に10000m27分台で走るぞ!って目標をたてられて、その為に努力しなさい!って言われたら選手からしたらどうですか?辞めたくなりますよね。あなたの実績づくりに私を使うな!って言いたくなると思うんです。
でも、幼児教育や知育好きさんはそれをしている親がとても多いと思うんですね。(私も含め)
そうすると、高すぎる目標に子どもが逃げたくなる→親はその態度にイライラ→こども怖がる→勉強するとママは怒るからやりたくない。
負の連鎖の完成!!
幼児教育の親の役割は徹底的なサポート!
選手が試合に出たくなるような状態ってどんな状態でしょう?
走っていて楽しい!自分の力を試したい!
って思える時じゃないですか?
だったら、こどもが楽しい!と思えたり
読める…読めるぞ!!!(某ジブリ映画より)
と思えるように試行錯誤するのが私の仕事だな、と思った。
親の見栄、私がたてた目標はひとまず置いて目の前の娘と向き合おう!
娘のことをジブンゴトとして捉えるのではなく、娘に寄り添おうと思った、そんな1日。
おわり。
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