Vol.1看護人生を語る
看護コーチの部屋第1回は、2020年9月に開催しました。
初めましての自己紹介を、自分の歴史を語る形で。看護の現場でもナラティブアプローチとして患者さんの物語を聴くことをしますが、私たちも、参加者の皆さんのストーリーをワクワクドキドキしながら伺いました。
単なる自己紹介は、1分もあれば終わってしまいますが、その人がどんな人生を送ってきたのかを知ると、何を大切にしているのか、その生き方には何が隠されているのか、これまでの人生は、これからの人生にどんな影響がありそうか。そして、これまでの看護人生、これからの看護について語ることで改めて自分を知る時間にもなりました。
日々、忙しい中で看護を実践していると、自分のやりたい看護や何を大切にしていきたいのか考えることすら忘れて、目の前の業務をこなすことに精一杯になってしまうこともよくあります。これで良かったのか、患者さんの表情や一言が夜になってから思い出されたりということも少なくありません。夜勤明けの朝、何か言いたげな患者さんの目を気にしながらも他の患者さんの援助を優先しなければならない。後で声をかけてみようかと思いながら、申し送りや残務処理をし、「ああ、次の出勤の時に・・」と思っていたら、お休みの間に急変し、次に声をかけることができなくなってしまい、あの患者さんの何か言いたげな顔を思い出し後悔したこともあります。
コミュニケーションには後悔を残してはいけないと思います。その時に感じたこと、思ったことをタイミングよく伝えること。その重要性を、コーチングを学んでから改めて感じています。看護コーチの部屋では、コミュニケーションを考えていく時間でもあります。
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