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舞台(演劇/ダンス)

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舞台に関することを書いています。 国内外かかわらず、ストレートプレイ、小劇場、ミュージカル、ダンス、落語、なんでも観ます。
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#舞台

障害者と舞台鑑賞 〜 誰も置き去りにしない観劇のために 〜

劇場で「障害者とそうでない人はフェアになれるだろうか」? というのは、先日行った“障害…

河野 桃子
4年前
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なぜか言語化できない、劇団ゴジゲン……っ

観た演劇を文字にするお仕事をしているのに、何回観てもうまく言語化できないんだよなぁ〜、と…

河野 桃子
4年前
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なんで演劇に関わりつづけるんだろう 《パレスチナ国際演劇祭にて》

高さ8mの壁に囲まれ、自由には出られない“パレスチナ自治区”。『進撃の巨人』みたいな壁…

河野 桃子
5年前
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「また来ます」とすぐに決めた 《ルーマニア・シビウ国際演劇祭》

ルーマニアでは6月、“ヨーロッパ三大演劇祭”といわれる『シビウ国際演劇祭』が開催されます…

河野 桃子
5年前
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私以外私じゃないとしたら? ー ブレヒト『Mann ist Mann(マン イスト マン)』観…

「私以外私じゃないの  どうやらあなたもそう  誰も替われないってことみたいね」     …

河野 桃子
5年前
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SDGs×芸術文化 — “持続可能な舞台芸術”を考えてみる

ある演劇のインタビューを読みました。 そこに「サステナビリティ」という言葉が出てきました…

河野 桃子
5年前
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1月の気になる舞台! 小劇場、フェスティバル、舞踏、人形劇など10作+α

情報を握りしめ、いまかいまかと待ち望む舞台は数知れず。 舞台メディア「エンタステージ」さんのコラムでも何作が紹介しましたが、もっともっと観に行きたいものがある……! コラムでは基本的に各ジャンル1作ずつを取り上げましたので(ストレートプレイ、ミュージカル、2.5次元、ダンス、小劇場、古典、その他)、そこに入れられなかった舞台をいくつか書き連ねたいと思います。これ書くの、観劇事前テンションが上がって好きなんですよね! <目次> ▼エンタステージコラムで取り上げたジャンル別作品

『スウェーデン王立歌劇場(オペラ座)』年間プログラムが美しすぎて捨てられない

年末の大掃除中。どうしても捨てづらい劇場年間プログラム(パンフレット)を発見してしまった…

河野 桃子
5年前
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12月のおすすめ舞台。今年最後も楽しみだ!

気づいたら年末。今日はコートを着て外に出たら暑くて一人サウナみたいになってしまった。何年…

河野 桃子
5年前
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11月の楽しみ舞台!7本

11月、楽しみな舞台がありすぎて、絞りきれない……!! なんとか7本にしてみました。 ーーー…

河野 桃子
5年前
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「シビウ国際演劇祭」シンポジウムへーー『リチャード三世』が日本で上演できたこと

2017年10月、佐々木蔵之介さん主演の舞台『リチャード三世』(東京芸術劇場)を取材しました。…

河野 桃子
5年前
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「俳優」「アイドル」「芸人」の違いが見えた!?……即興舞台のカオス

ジャンルが違う人たちが同じ舞台に立つ 『第三水曜即興舞台』って?ここ3年間、第三水曜即興…

河野 桃子
5年前
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トークイベントにて。「演劇評論家・扇田昭彦の仕事 劇評の役割」@早稲田演劇博物館

半世紀近くはやく生まれた大先輩のこと ただの日記を書く。 10月18日に早稲田大学演劇博物館…

河野 桃子
5年前
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翻訳家・松岡和子さん講演会@清泉女子大学へ。  そして、パワースポットと舞台美術家・朝倉摂さんのこと

「翻訳は、選択と断念でできている」 今日、清泉女子大学で行われた第14回演劇講座「松岡和子先生 講演会」に伺った。以前お見かけした時に、あまりに楽しそうにおしゃべりされる姿が印象的で、元気とやる気をもらえそうな気がして伺った。シェイクスピア全作を翻訳に取り組む松岡さん。もちろんシェイクスピアや海外脚本の話も聞きたかったのもある。 講座内容は、これまでの仕事の内容や、翻訳ということ。その中で出てきた言葉が「翻訳は、選択と断念でできている」。ひとつの英単語とってもいろんなニュ