おっさんずラブ-リターンズ-第8話を観た話

1月5日から放送が始まり、いよいよ第8話。
2024年になってからもう8週間も過ぎてしまったことにも驚きですが、もうこのドラマも終わりを迎えようとしていることにも衝撃を受けます。

かなり日が空いてしまいましたが、先日の放送の感想を場面ごとで書いていければと思います。
第8話では武蔵の終活の様子、牧・春田家でのホームパーティ、武蔵から春田と牧へのビデオレターなどが大まかな内容でした。

まず、武蔵の終活の様子ですが、エンディングノートを書いたり、家を売ったり、牧にレシピを渡したりと、自分の人生にできる限り思い残すことがないように行動しているように見えました。
ずっと春田のことを取り合ってきたライバルである牧に自分の貴重なレシピを本にまとめて、一緒に作って教えてあげたり…
春田の幸せを願うのはもちろん、牧のことも思っているのが武蔵の素敵なところだと改めて感じました。
また、このシーンで武蔵が牧を小突いたことからどんどん威力が増して最後にはセットを破壊してしまうまでにヒートアップする喧嘩(じゃれ合い？)があり、やっぱりあんなわちゃわちゃがあるからこそ、このドラマの面白さの1つになっているのだと実感しました。

そして牧・春田家でのホームパーティ。
わんだほうで集合しているところから、もう退職した上司、離婚した夫、家政夫さん、一緒に結婚式を挙げようとした人など、人それぞれ関係は違っていても武蔵は本当にたくさんの人と関わってきたのだと思いました。
誰もが武蔵のためを思って何かしたいと思って集合していることに、このドラマの登場人物全員が温かい心を持っているんだと感じました。
パーティの場面ではそれぞれの持ち寄った料理を囲み、人生ゲームをし…
みんなが楽しそうで観ているこちらも楽しい気分になりました。

みんながそれぞれ帰路につき、片付けをしようと牧と春田が家に戻り武蔵の置いて行ったビデオレターの入った紙袋を見つけます。
武蔵の春田へのビデオレターには武蔵の想い、気遣いが詰まっていました。
武蔵のことを父親のように慕っていた春田ならこんなものを見てしまっては涙を流すのは必然だと思います。
ここで武蔵との思い出のシーンを流すのには感動しました。思い返せば武蔵はいつだって春田のことが好きで、春田のためを思って行動していました。
ここで意外だったのは武蔵からのビデオレターが牧の分も用意してあったことです。
牧に伝えたいことは料理のシーンで伝えきったと思っていたので、まさかビデオレターとして残しているとは思いませんでした。
牧のことも春田と同じように大切に思い、ふたりの幸せを願っていると伝えてくれたビデオレターを観る牧の目からは涙が溢れます。
牧にとって今のパートナーである春田と1年も同棲し、結婚式目前まで行った武蔵の存在は厄介だったと思います。
せっかくの新婚生活もふたりきりではなくて必ず武蔵がいて、新婚旅行も武蔵と一緒。
そんな厄介なライバルからのメッセージを見て素直に涙を流せる牧の素直さを感じました。

ですが、こんなにも感動の別れを演出した直後に時間が進み季節は春になります。
そこで目にしたのはかなりものが減った武蔵の部屋と元気な武蔵の姿でした。
もう武蔵がいなくなった後の世界としてお話が進んでいくよりもずっと良いのですが、元気なことにはかなり驚きました。
この真相がどんなものか気になりますね…

今回は感想の更新が遅れ、第9話放送直前ということもあり普段よりもかなり短く、いつもよりもごちゃごちゃと書いてしまいました。
(今回は1500文字程度でした。)
いつもながらここまで読んでくださりありがとうございます。
この投稿がおっさんずラブを観るきっかけの1つになっていれば幸いです。