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note深夜枠

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ひとには、深夜枠だから書けることもあるんですよ。
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#ほんとうのことが知りたい

【深夜枠】明日、海を見に行こう

海にもいろいろあります。大きな海、小さな海、自分から遠い海、近い海、冷たい海、暖かい海、明るい海、暗い海…もっともっとたくさん。 だけど、どれも海であることには変わりありません。海はどこかでほかの海とつながり、どこまでもどこまでも続きます。 あんまり果てしなく続くから、どこのどの海にいたって、漕ぎ出してきたどこかの誰かに必ず見つけられる。 海に裏はないし、逃げも隠れもできない。 海も、脱ぎたくても脱げない自分が生きている現実そのものなんだと思うんです。 自分の存在する現

【深夜枠】苦労のその先

車椅子と子どものコラボはそれなりに目立つようで、知らないひとによく声をかけられる。 「お手伝いすることはないですか」と声をかけてくるひともいるけれど、たいてい「過去にあったであろう不幸」を一方的に労われ、「今後味わうであろう幸せ」を無責任に押し付けられた挙句、わたしが呆気にとられているうちに、相手はささっと立ち去ってしまう。まるで通り魔。 近所のスーパーで知らないおじさんから「良いものを見せてもらいました」と拝まれたときは、さすがに吐き気がした。悪意はないのだろうけれど、