患者数0人が23日継続してもクラスターが出る理由!

誤解のないようにはじめにことわりますが、「若者の行動がどうこう」とか言うつもりは全くありません。あくまで、若者は軽症者が多く、高齢者は感染すれば症状が出る確率が高いことをもとに私の頭の中でシミュレーションしたまでです。もちろん「高齢で症状の無い人」も若者と同じ効果を持っていますが、わかりやすい様に若者と高齢者に分けて話をします。

全体の感染数が少ない時、(これは全体外出抑制時と考えてもらえば良いかと思います)若者と高齢者が接触する機会が少なくなります。この時、「高齢者中心で感染が流行れば」高い確率で中等から重症者が出るため「患者数」は増加するでしょう。しかし、患者数0人が23日継続していた北九州市では、高齢者に接触する若者が少なかった可能性があります。高齢者は若者よりも「はるかに感染を恐れているため」外出が極端に減少していたこともあるでしょう。若者は他の若者にウィルスをうつしても、軽症であれば、おそらく「検査」もしないでしょう。また、感染しても全く症状の無い人も多いでしょう。若者中心の感染がある程度広まっても「検査上の感染者」は何日も0人(実際には0人ではないのに表には出てこない状態)が継続してもおかしくありません。

規制が解除されると若者と高齢者が接触する機会が多くなります。(高齢者も規制解除されると少しずつ外出も増えてきます。若者は仕事が再開になりますから接触する機会は増加します。)高齢者は先ほどから言っていますが若者より「症状が強く出る」ため「検査」します。そうすれば「感染者が表に出てくる」のです。1人患者が出れば保健所が濃厚接触者を調査して「症状の無い人」も「検査」を行います。症状の無い若者も「検査陽性」になり実際の感染者数に近づく方向で患者数が増加して来るのです。

感染者数が国全体で0人であった韓国も再び感染が増加してきています。韓国でも同様のことが起きていたと思われます。その証拠に若者の集まる「クラブ」でクラスターが発生しました。日本全国で0人になっても、上記の様な感染が継続している可能性があるので、完全に収束するにはまだ道のりが遠そうですね。

規制解除による死亡者が最小限になることを心からお祈りしております。

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