こんな時こそ音楽を楽しむ

久しぶりにCDで「ショパンのノクターン」op.9no.1〜3を聴きました。おそらくno.2が1番有名ですが、私はno.1、no.3、no.2の順で好きです。ゆったりとしたテンポになんとも心地良い音の並び、毎日心配事が絶えない日常を忘れさせてくれるものです。テンポにあわせて、脈拍や呼吸も落ち着いて来る感じがします。ショパンの才能に癒されました。本来は有名な曲で言うと「幻想即興曲」op.66no.4などショパンの「情熱」(ともすると狂気的な才能ともとれる)を感じる「激しい曲」が好きなのですが、今の時期はゆったりした曲が良いですね。

他に「ビバルディの四季」や「モーツアルト」などは自然にある音を音楽にしているので、自宅に居ながら「自然の風景」などが頭に浮かび穏やかな気分になれます。自律神経もいつしか「緊張モード」から「リラックスモード」へ変わって来るのを体感出来ます。ドイツの大臣が「芸術は生活に必要なもの」と言われるお国柄がうらやましい気がします。

今こそ、IT技術などの経済的なことばかりではなく、「芸術」に対する「日本人の意識」も追いつく機会にしても良いかも知れませんね。(もちろん生活に対する補償が十分になされた上での話ですが・・・。)

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