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日本株【5595 QPS研究所】

まず、この記事では特定の銘柄を推奨するものではありません。
企業分析とか株価分析では無く、純粋に思った感想をメインにしていく内容なります。

では、さっそくいきましょう!

今回注目した銘柄は、
銘柄コード5529のQPS研究所になります。

2023年12月6日新規上場したばっかりの銘柄で何の会社だろうと調べていたら、人工衛星の開発や衛星で取得した画像データの販売を主な事業内容と。

いわゆるベンチャー企業がついに上場を果たしたってやつだと思われます。(違っていたらごめんなさい)

これは何よりみんな?(私)が待ち望んでいた宇宙関連の銘柄になります!

いつも思う事ですが、新規上場の会社はやっぱり事業内容や分野が面白いですね~。

宇宙分野というと他に思い当たる銘柄は、やっぱり今年4月に上場した宇宙ベンチャーの9348のispaceでしょうか。
大手企業だとロケット関連で三菱重工や川崎重工、IHIなんかがあったかなーと思います。
あとは米国だと宇宙旅行ビジネスのヴァージンギャラクティックとかですかね。

宇宙事業のベンチャーは株価的には難しい所はあるでしょうが、個人的に非常に夢がある分野だなと思っております。
夢を買う、会社を応援するという意味ではこれが株の本質ではないかと言えるのではないでしょうか。

という事で、せっかくなので今回は宇宙産業ベンチャーのispaeと今回のQPS研究所を取り上げ、それぞれが宇宙関連とはいえ具体的に何をやっているのか、どう違うのかなどを知っていこうと思います!

まずそれぞれHPを参照参照。

ispace

QPS研究所

HPが最新の企業っぽくてかっこいい。。


そんな事は置いておいて、
次に内容を見させていただいた感想をどんどん書いていきます。

まずこの両者のHP内容から、2企業とも宇宙をテーマにしてる中、それぞれ企業の目的がはっきりと違うことに気づきました。

私なりの解釈になりますが、

QPS研究所」は人工衛星の特殊な技術を使い、地球のさまざまな観測データを発展させ、活用していきましょうというテーマ。

ispace」は月に行く⇒月の資源を活用する⇒月と地球との資源的共存をしていきましょうというようなかなり壮大なテーマ。

両者に共通するものはすごい簡単にまとめると「宇宙から地球を良くしましょう」という感じですかね。最終目的とすれば結局同じ方向なのかな。


もう少し細かく見ていくと、
QPS研究所」はSAR衛星という夜間や悪天候時でも地球観測が可能な衛星に強みを持っているようです。
従来のSAR衛星のデメリットである重量とコストをそれぞれ1/20と1/100にした小型SAR衛星の開発に成功と。
コストが100分の1とはすごい事ですね。


これも良いなーと思ったポイントなのですが、
企業HPにはその技術を使った先の未来の事が書いてありました。

そのひとつに、地震や台風、大豪雨、洪水、火山噴火など起こり、ドローンや飛行機で撮影ができない状態のケースでも、この小型SARの夜間や悪天候でも観測できる技術があれば大丈夫といった優位性。

また、現代の情報社会にまさに合致するようなデータ収集の力が得られますよといった具体例。

・人の動きや数を分析して土地や建物の真の価値を算出
・船舶の航行状況を確認、効率的かつ安全なルートの分析
・特定の車に限定して行動を分析
・A・B両地点で同じイベントを実施した場合の人の流れや経済状況の違いを可視化
・トウモロコシの生育具合から、将来の先物市場での価値を予測
・ブドウの生育具合からワインの味、将来価値を予測
・店舗カメラとの連携で街全体のセキュリティシステムを構築
・人・車の行動パターン、建物の変化の蓄積による最適ルートや危険の予測等、自動運転の実現をサポート

などなど。
人工衛星の使い道ってこんなにあるんですね~。

宇宙産業というと、ロケットで宇宙を目指すぞーというイメージがあったため、このような事業であれば、かなり現実的にうまくいくんじゃないのかなーと感じています。
もちろん、資金調達や法関連など様々な問題はあるのでしょうが、今後どうなっていくのかは要チェックで見ていきたいですね。

次に「ispace」も見ていきましょう。

ispace」は、まさにロケットで宇宙を目指すぞーという感じですね。

今年4月に月面着陸失敗のニュースは目新しいと思います。

今思い返してみると、月面までは行っていて、最後の最後の着陸がダメだったわけですね。
素人目からすると惜しい感じはしますが、そこがもしかしたら一番難しい所だったのかな。
調べてみるとインドやイスラエルも月面着陸に失敗しているようなので。

とはいえ、仮に月面着陸に成功していたら、民間では世界初でしたのでやっぱりすごい事なんだと思いますね。可能性を感じる。。

という事でひとまずHPの中身を色々見ていたのですが、なかなか内容が難しい。
月面探査車や輸送船?の画像はかっこよかったです。

とにかくやろうとしている事は「世界初の民間による月面探査」なので、成果がわかりやすいですよね。

今後も2024年、2025年と着陸船の打ち上げを行う事を計画しているようなので、「世界初が日本」というニュースがいずれ出る事を考えたら非常に楽しみですね。

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