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No.1 訳アリ再投稿 魔が差して ”ギャー お母さんが交通事故!”

 大失敗をしでかしてNoteの記事をいっぱい削除してしまったポピー横丁のシバイヌモモです。
ここからの再投稿にどうか我慢強くお付き合い下さいね。 
再投稿は全部で14回分あるみたい。
 
口調が時々変わるかもしれませんが全然気にしないでください。そんな時はシバイヌモモに何かが憑依したんじゃないか・・・とか落語が好きなんだなくらいに思っていただければいいかと思います。

さて標題の件はこんな感じで始まり始まり・・・・
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 ついこの間のことでございます。野暮用で出かけて家に戻る途中なんですが 家までは本のつい目と鼻の先・・・という所まで戻って来た時のことでございます。
”魔が差す”とはこういう時の事を言うんでございましょうね。
信号機が赤になり 小さな青いトラックの後ろで止まった時なんですがね、このトラックの屋根が余程熱かったんでしょうなあ その部分の空気だけが 別世界を思わせる程にユラユラ揺れて 陽炎っていうんでしょうか 怪しげな程に惹きつけられたんでございます。
やがてトラックが走り出し その後を追うように車を走らせたんですよ。そしてそのトラックが お母さんのいつも通い慣れた丁字路を我が家に向かうかの如く右折したんでございます。
 陽炎に導かれてしまったんでしょうか お母さんは何の躊躇もなく というより何も考えずに 対向車に気づくこともなくそのまま右折してしまったんでございます。
ドン! キーッ! ガシャン! 
『ギャ~~~~~!』
 その間わずか5秒たらず
それでどうなったのかと申しますと 大変なことになったんですよ。

 普段からあまり車の通らないような田舎道でございますよ。それなのになぜこんな時に限って交通事故になるんでしょうかねえ。
お母さんの車の助手席側と対向車の運転席側が衝突して 近くのコンクリートの壁に押し付けられるようにぶつかって車は停止。双方の車の顔面が試合後のボクサーの顔面のように痛々しく崩れてしまったんでございます。
 お母さんの車からはエアーバッグが全部出ていたらしいんですがね いつどう出て来てどう萎んだのか全く記憶に無いそうなんですよ。
左腕にひどい打撲と血のにじむ擦り傷が多数あったみたいなんですが これとてもいつどうやったらこんな物ができるのやら見当もつかないそうなんでございます。
 けたたましいアラーム音が鳴りっぱなし!なんじゃこの音は???
自分の車から発せられていると気づくまでに大分時間がかかったそうでございます。 
 それでもこういうのを不幸中の幸いって言うんじゃないでしょうかねえ。双方ドライバーに怪我は無し。塀にぶつかったおかげでこのお宅の玄関に車ごと飛び込む事は免れたわけですからね。ドライバーを守る為に施されている車の技術に守られた事は間違いございませんが それ以外にも自分を守ってくれた存在をこの時は強く感じたようでございます。

警察の現場検証の間 事故の当事者同士は ひょんな事から映画や料理の話で盛り上がり それを見て警察官が言ったそうでございますよ。
『良かった お互いにそんな風に話ができる状態なんですね。』

家のすぐ近くでの事故でしたから お分かり頂けると思いますが アッという間にご近所中に知れ渡り・・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
 まあそんなわけでその後1か月くらいは処理に追われていたのですがね それも漸く一段落してつくづく人身事故でなくて良かったと実感したようでございます。物損事故ならば大抵の事は何とかなる物ですから。
その間ずっと補佐役と言うかむしろ表立って処理を務めてくれたのは言うまでもなくお父さんでございますね。本当にご苦労様でございました。

 事故とは恐ろしい物でございます。平穏な日常を一瞬にして一変させてしまいますから。どうぞ皆様もくれぐれもご注意下さいませ。


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