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「対象の考察」

私は既に限界です。
ですが皆さんに珍田の事をもっと伝えなければと書きました。
下記を読んでぜひこの機会によく考えてほしいです。

《36人が死亡し32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第14回公判が26日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、起訴後に弁護側の求めに応じて裁判所が精神鑑定を依頼した東京医科歯科大大学院の岡田幸之教授(司法精神医学)の証人尋問が行われた》《前回公判では、検察側の依頼で鑑定を実施した大阪赤十字病院の和田央(ひさし)医師が出廷。青葉被告には精神疾患ではない「妄想性パーソナリティー障害」が認められるものの、犯行への影響は「ほとんどない」とした。一方、岡田氏は「(精神疾患である)妄想性障害があり、犯行の動機を形成している」と異なる見解を示した》《岡田氏は、まず被告の生い立ちを振り返りながら、公安から監視されたり京アニに小説のアイデアを盗用されたりしたとの妄想を抱くようになった経緯を説明する。その上で、被告の妄想性障害は重度で、「妄想に基づく行動への強い圧力、妄想に非常に悩まされている」状態に該当すると解説する》《精神障害が事件に与えた影響はどうか。京アニ大賞での落選という現実の出来事が契機とはいえ、「(闇の人物の)ナンバー2」の関与といった「妄想が関わっている」と指摘。被告の攻撃性も、妄想の世界で被害を受けていると感じたことによるいらだちが影響しているとした》

弁護人「事件当時、妄想があったのか。勾留時に発展していったのか」
岡田氏「事件当時もあったと思っている」
弁護人「妄想性障害の患者が自分の妄想について語りたがらないというのは珍しい?」
岡田氏「珍しくない。本人としては事実だが、他人から見たときに、にわかに信じがたいというのは本人も分かっている」

《被告人質問では、弁護人から「青葉さんの見ている現実と、他の人の見ている現実が違っているとしたら、どう思いますか」と問われ、被告が「見ている現実が違う?それはないんじゃないか」と困惑気味に答える場面もあった》
弁護人「被告は訂正不可能なほど(妄想が)現実だと確信していた
岡田氏「そうです」
弁護人「(アイデアを)パクられたという現実がないことを(被告は)どう受け止める」
岡田氏「受け止められないと思う。ここを否定されるのは被告にとって死活問題」

《尋問は、完全責任能力を主張する検察側に移る》
検察官「パーソナリティーと妄想の割合、どちらがメインだったか」
岡田氏「割合や数字で表すことはできない」
検察官「たとえ怒りがあっても、復讐(ふくしゅう)をするかやその手段は選択肢がある。その中で、放火殺人を選んだことについてはどう考えるか」
岡田氏「復讐というか、困っている状況を解決する手段については、病気と関係なく、彼自身が選んだことだと思います」
検察官「妄想の内容は犯行を命じるものではない?」
岡田氏「ないと思う」
検察官「精神障害で興奮して、訳が分からなくなることもある」
岡田氏「大暴れしてしまうこともあります」
検察官「本件にはないですね」
岡田氏「ないと思います」
検察官「重症度について」
岡田氏「言葉が独り歩きしやすい。すぐさま責任能力の有無を意味しない。特定の診断名があっても、機能低下や能力低下については大きな幅がある」検察官「重症でもただちに責任能力がないと決まるわけではない」
岡田氏「はい」
《青葉被告は被告人質問で犯行直前の心境について、「私のような悪党でも小さな良心があり、良いのか悪いのか考える部分もある」と述べていた》
検察官「一般論として、妄想性障害では『殺人は犯罪』という認識は損なわれない」
岡田氏「はい」
検察官「被告は犯罪と分かっていたということでいいか」
岡田氏「いいと思います」
《検察側の質問が終わり、弁護人が再度、尋問する》
弁護人「診断によると、平成21年ごろからは妄想性障害だったと考えられる」
岡田氏「はい」
弁護人「妄想性障害でずっと妄想の世界にいたことは性格、パーソナリティーに影響を与えていると思うか」
岡田氏「何をもってパーソナリティーというか。行動パターンや感情の持ち方ということで言うなら、いらだちのしやすさに妄想の影響はあったと思う。教科書的にも、被害妄想があると、いらいらしやすくなる」

【京アニ証人尋問詳報】青葉被告は「妄想を現実と確信」専門家の見解割れる 《36人が死亡し32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(4 www.sankei.com  より


そう、彼は、「受け止められない」・・・・



今話題の「京アニ事件」の話である。36人が放火で亡くなった悲惨な事件である。
話は飛ぶが、極端に言うと、
「他人にまとわりつき、嫌がらせのように、人を釣り続けると、こうなるか、432するかのどちらか、二択となる。」
(被告が実際に釣られたのかどうかは今回おいといて)
前回リスにあげた無知な人々(もしくは無知を装う人々)は大量32人犯を製造、もしくは432へと導こうとした常識の無い人間だ。
(特殊技術の隠蔽、不正、不祥事、不倫、関係、癒着、借金、スパイ、ビジネスなど話が複雑になるので今回はその続きはしない。それぞれに理由があるが、それは自覚をもって釣りを行った言い訳にはならない。知らなかったとは言い訳できない。そこに自分の意思と選択、決断があった事は誰も否定できない。

この内容に重ねて珍田の考察をする。
「え?アイデアを盗んでいたのが珍田でしょ?」という所では無く、
この「性質」に着目してみよう。

もしこの人物が「完全犯罪を行い432させることができる程、悪賢く、説得力のある肩書を持ち、悪用すれば人を563る技術をも備えた人物だったら」と考えてほしい。放火などしないだろう。自分が悪くならないように、他人を利用し他人のせいにし432に追い込ませるだろう。

妄想で、決めつけ、妄想で、バレないように犯行に及ぶ。本人は妄想を現実だと強く信じてウタガワ無い。「アイツは俺を攻撃している、馬鹿にしている、俺をなめたらどんな目にあうかわからせてやる」そして被告は、「おかしな人物と思われないようにひたすら妄想を隠していた」という話だ。

ん???これは???彼と似ていないか???

四年半も見ず知らずの人間にまとわりつき、他人を巻き込み不幸にする人間の理由が、はたして本当にビジネスだけだろうか?隠れた精神疾患や誰かに特別な想いがあり、それが妄想によって、このような犯行をさせたのではないか?自分を完全に殺すような生い立ちから察するに、今回の件がある以前から珍田はおかしなところが多々あったのではないだろうか?
そう思うのは私だけだろうか?
分厚い仮面があるのではないだろうか・・・

妄想性パーソナリティ障害(もうそうせいパーソナリティしょうがい、英語: Paranoid personality disorder ; PPD)とは、猜疑(さいぎ)性パーソナリティ障害とも呼ばれる、何ら明確な理由や根拠なく、あるいは何の関係もないほんの少しの出来事から勝手に曲解して、人から攻撃される、利用される、陥れられるといった不信感や疑念を病的に激しく疑い、広く対人関係に支障をきたすパーソナリティ障害の一類型である[1]。

この症状は、拒絶・憤慨・不信に対して過剰な感受性を示すとともに、経験した物事を歪曲して受け止める傾向に特徴がある。普通で友好的な他人の行動であっても、しばしば敵対的や軽蔑的なものと誤って解釈されてしまう。本人の権利が理解されていないという信念に加えて、パートナーの貞操や貞節に関する根拠の無い疑いであっても、頑固に理屈っぽく執着する。そのような人物は、過剰な自信や自己指示を誇大にする傾向がある。
この障害は強大な権力を持つ者、特に一代で成り上がった絶対権力者に非常に多く、独裁者の病であることが知られている。独裁者は常に他人に蹴落とされる可能性(それも命を失う可能性)を秘めており、部下を常時監視する必要がある。成り上がりの独裁者は自分が独裁者になる過程で、前の支配者を謀略で失脚させるようなことをしていたり、自身の暗殺計画が発覚したり、実行されたりすれば、より部下を信用することができなくなり(周りにいる部下は自分と同等以上の野心家である)、さらに命を狙われる可能性がある。そのため元々の性格はそのような兆候のない者でも、成り上がった独裁者は必然的に妄想性パーソナリティ障害を形成し、そのような特徴を示さない独裁者の方が少ない(例:ヨシフ・スターリン、アドルフ・ヒトラー)。なお普通の巨大な会社の社長や、巨大宗教団体の教祖にも見受けられる。(参考文献:岡田尊司『パーソナリティ障害』PHP新書)

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