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結局「生きづらさ」はどこからやってくる


初めまして。こんにちは。
桃山ももこです。

自分探しのジプシーに出発して早12年近く経過しました。

自分の好きなこと、幸せな人生、夢や目標。

何冊もの自己啓発本にお世話になり、1冊につき1日程やる気満々。翌日から更なる自分探しのジプシーへ出立を繰り返してきました。


心理学を学んだり、コミュニティに参加したり。凄いね積極的!と周囲から驚嘆され「この人、きっと悩みなんかないんだろうな」と思われる方でした。

しかし、心の中は自分探しのジプシーに迷い込み迷宮入りを果たしていたのです。



自己啓発本、コミュニティ、自分の経験から言えること



それは、「人は結構親子関係から悩みが始まっている」ということでした。


ビジネス系のセミナー(起業を目指す感じ)に行っても、育児系のコーチングサロンに参加しても、割と「自分の親との関係」が根っこになる人が多い。


無意識と言ってもいいくらいのあの曖昧な記憶の幼少期だったりする。特に母親との関係で自分を規定してしまって苦しい人が多い。幼少期に受けた母親の些細な言葉や態度がシコリになっている。

自分と家族のことを話し出すと涙がポロポロ流れる人。
(さっきまで自分の理想のビジネスについて語ってたのに!!)


自分が生きづらいなと感じたら、自己啓発本を着火剤にして短期的に燃え上がるよりも小さな頃の自分に会いに行った方がいい。生きづらさってシチューみたいにコトコト優しく煮込んでとろけていくようなものだと思う。



そしてこれも経験から言えることなのだが、自分の幼少期に向き合う時は利害関係のない人と話をするのが一番。
(変なアドバイスしてきたり、話聞かない人、口軽い人除く)お金はかかるかもしれないが、心理学のプロをオススメする。上手に自分を昔までタイムトラベルさせてくれる。自分で思い出すとネガティブな感情まっしぐらで自分の親を毒親認定して即終了してしまいがちだから。

プロだと、「自分が親に愛されたかった」「もっと甘えたかった」ことに気が付いたり「親も大変だった」「親も苦しかった」「親も未熟だった」と素直で無垢な本当のあの頃に帰ることができる。

私はコーチングの先生との対話の中で
「6歳の頃に自分の描いた自信作の絵を母に見せた時割と冷めた対応だったこと」がすごくリアルに思い出された。絵に書いたミケ猫のこともハッキリと思い出した。ミケ猫の隣には確かスミレの花を一輪描いた。絵を描くのが何より好きだったけれど、あれから一切描かなくなったこと。幼い頃は悲しくても、言葉にする豊かな語彙力もなかったし相談する相手もいなかったから、悲しく惨めな思い出が心の奥底で凝り固まって消化できずにいた。あの時の幼い私は20年経ってもあの絵を持ったままずっと立ち尽くしていたのだ。

まだまだあったがご紹介するとこんな感じで記憶が蘇った。



「生きづらい」と感じている人たちへ
幼い頃の自分を抱きしめてみてほしい。

あなたを愛しているのは一番あなたで、
あなたは愛される存在なのだ。
思い出してほしい。

何か「生きづらい」が少しでも柔らかくなりますように。


桃山ももこ

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