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新築依頼

もみの木ばかりすると決めた!!
突然知り合いの電気屋さんから家を建ててほしいとの依頼が舞い込んできます。
家を持っているのにまたどうしてって感じです。
自然素材の家を建てて現場に入っていたのでそれが気に入っての依頼かなと自分自身は思っていました。
嫁が建ててほしいと言っているからという事です。
もみの木ハウスの事務所に来て希望とプランをざっくりと来て図面を書くことになります。
「もみの木の家しか建てませんよ!!」
「もみん木でお願いします!!」
「えっ?? マジで」
自分の耳を疑います。
「本当にもみの木で良いんですか??」
「もみの木でお願いいします」
もみの木新築一号です!!
自分がもみの木もみの木と言っているからもみの木でって事みたいです。
もみの木はすごい力があるんでしょ?自分を試されているような感じでスタートします。
このころはまだもみの木ハウス協会に加入する前だったので、自分の今までの家づくりのスタイルで進んでいきます。
今とは違い「お客様の要望」を聞いての家づくりをしていました。
もみの木の性能や効果をまだ十分に理解しきれていないままでのプラン作成になります。
ただ言えるのはもみの木はお客様を幸せにすることと、湿気やカビには強い負けないと言ことだけです。
図面を書いては奥様に見てもらい変更また書き直して変更と、なかなか決まらない!!
その時の自分は仕事をしている感満載でした(涙)
実はものすごい労力と無駄な時間を過ごしていたことに今思うと恥ずかしくなります。
とうていもみの木のプロとは言えません!!
床面積の200パーセントもみの木を貼ればいいと思っていましたしイノスグループにも加入していませんでしたので、自分の今までしてきたとおりの家づくりをしていく事になります。
長期優良住宅仕様ってやつです。
耐震等級も設計士に任せきりでしたし、気密性能や断熱性能に関しても今思うと詳しくはなかったのは事実です。
最終プランが確定します。
平屋の47坪・事務所付きです。
これぐらいが普通かな??と感じていましたがリビングには大きな勾配天井になっていました。
リビングから各部屋に行けるプランになりました。リンゴ型のプランです。
ここだけはもみの木ハウス協会と唯一共通するところです。
もみの木ハウス協会の竹下さんや山田さんに聞きながら進めていきますがサッシなども性能が良い物を使っているが高価なものになってしまっていたことに気づきます。しかもサッシから熱が一番逃げることもこの後初めて気づくことになります。
まだまだ勉強する余地が所狭しとある事を痛感した瞬間です。
この新築工事からもみの木ハウスのシステムをまねていく事になります。
今までしたことがねいことがどんどん起こっていきます。
色んな経験したことのない楽しいことが始まることになります。

つづく

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