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Photo by
niho_iida
方向音痴
赤ちゃん連れで外出したある日、お腹がすいて泣き喚くわが子に大人しくなってもらおうと授乳室を探していました。でもなかなか見つかりません。望み薄ながらトイレの中を探すことにしました。
トイレの入り口のドアを押し開けて中に入り、その場であたりをキョロキョロ。目の前には鏡が広がり、右手にはトイレの個室がいくつか並んでいました。そして自分のすぐ左横には思わせぶりな扉が一つ。
お、これは?
左にくるっと回転して扉の前に立ち、少ししか期待してないんだからねと保険をかけながら開けてみると、掃除道具が並んでいました。
まあそうよね。トイレに授乳室はさすがにね。
と思ったら、すぐ左横に見知らぬ扉がもう一つ。
おっしゃこれ絶対そうじゃん!よかったあ!!
開けたらトイレの外でした。
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