見出し画像

備前国 白魚漁之図

備前国 白魚漁之図

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『大日本物産圖會 第2帖

白魚は、当国 児島こじま郡福島の みなと、藤戸の渡し辺より産ずる小魚にして、夜中、数多あまたの漁舟、篝火かがりびき、よつて  あみをおろして之を漁る。その景況●●さま、陸より遠く望む時は、篝火、海水にえいながら、筑紫つくし不知火しらぬひの如くなりといふ。網にかゝりたる魚は、クマを以てとり、ほして、他国へ出す。

夜中数多の漁舟篝火を焼き  ●網をおろして之を漁る
筑紫の不知火の如くなり

しらすご飯
Photo by mominaina



筆者注 ●は解読できなかった文字を意味しています。
新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖