週末ルーティン感想

お盆休みや月曜に遠出してる等々ありまして、二週間ぶりに。本来の生活ペースを徐々に取り戻しつつあります。

ネタバレあり。

シネマンガテレビ
「元特殊工作員シリーズ」
　やっとサブ以外のシネマンガテレビさんの動画に追いつきまして。明日辺からもう週末と言っても過言じゃない日ですが感想をば。
　って言っても、二週間くらい間空いててその間にたくさん動画あげてくださってたので、その中から今回気になったもの1つについて書こうかなと思います。で、元特殊工作員シリーズ。（Mr.ウォルター？）
　時間なくてもショートはすぐ見れるので、これは更新されれば見ていたのですが、今回総集編で、改めて全部見て、「スピード感あっていいなあ」と。
　最近はじっくり見るというよりサッと見られるコンテンツが人気らしく、シネマンガテレビさん、ショートもいいねたくさんついてるイメージあります。
　元々映画あるある好きで、なぜ好きかというと、出て来るメイン登場人物が全部カッコ良いんですよね。シナリオ書かれているであろうおざき映画館師匠の傾向なのか、映画というものが元々そういうものだからなのか。でも好きなドラマや映画のあるある（ある意味二次創作）を書くとき、どの人もカッコよく書きたいというの、よくわかる気がします。

　ウォルターさん、髭良いですよね。同じ1日の時系列だからか、（邪魔だろうと思うので外せば良いはずの）黒いエプロンずっとしてる所も喫茶店マスター感あって良いです。黒い服はキリッと見える物ですが、例えエプロンでも良いもんだなと。そして、イタリア設定だからか、レオーネ、名前も服装もお帽子も似合ってらしてダンディで素敵です。
　2人はお互いに敬意を持つところがあったのか、「お前ほどの殺し屋が」って言ってみたり、三下にボコボコにされているのを何となく気が引ける感じで見てて途中で止めてくれたり、後々味方になってくれそうな人レオーネ。
　引退した〜、ドラマや映画でそれなりに見るシチュエーションなんですが、それまで何の訓練も続けてなくても、元のように動ける物なのかなって。ウォルターさんも普通のシングルファザーしてたようですが（それとも、仕事が何か体を動かす仕事なのかな？）、体が鈍って元のようには動けないということはないのかなーなどと思いました。…まあ、動けなかったら最初から詰んで話が進まないとは思うのですが…。
　刺青彫る所、ああして見ると本当にマジックが彫る道具みたいに見えてさすがの工夫。

　殺しの依頼をするのに、息子の誘拐までしなければならないのは、ウォルターさんが何か思うところがあってもう殺人をしたくないから工作員をやめた、とかなんですかね。奥さん亡くなられてるようなので、工作員を辞めたのと（殺人をやめたのと？）何か関係がありそうだなと。
　以前にしていたことなら普通に依頼受けられそうだし、何ならバイトでやってても副収入としてはかなり良いお金もらえそうなのになあとか思うわけです。それとも、特殊工作員というのは撹乱とかスパイとかはするけど、基本的には殺しはしないみたいなことなのか？

　この先、奥さんが死ぬ前にウォルターさんと話してる場面とかありそうな気はします。ウォルターさん、元伝説と言われるほどの特殊工作員でシングルファザーで息子誘拐されてて殺人の依頼は相当受けたくない人なんだという外側の情報しかまだわかってないので、第二部で人物の掘り下げやら過去のことなど出てくるのかなと。　
　第二部で息子は助けられると思うのですが、実はもっと大きな事件につながっていた第三部があり、そこではエプロンなしのウォルターさんが見られ、奥さんが亡くなった真実などが語られたりするのかなと思っております。


ニチアサ特撮

「仮面ライダーギーツ」
　最終回ぐらい感想書かないとですよね。総合的に良い終わり方だったなーと。OPのツムリちゃんも回収したし、皆が一緒になって戦うの良かったし、まさかの大智がジャマト操作してて、こうやって数の勝負に対抗できるわけか！ってなったし、全員の元フォーム見れたし。
　先週からの、エースもネオンちゃんも景和もウィンも大智も味方で一緒に戦うの良いですよねー。これを待ってた。
　仮面ライダーだしということで、割と最初から、最後は皆で戦うんだろうなとか、ギロリどこかで味方になるんじゃないかとか、ギーツは世界を救う代償に死ぬんじゃないかとか考えてましたが、概ねその通りに。ある意味王道だし、この王道が見たかった。
悪者以外誰も死なないの良いですよね。

　エース今までだって死んで生まれ変わって来たと思うのですが、中には今回みたいに皆が生き残る代わりに自分が死ぬっていう人生もあったんだろうなとか思って。私たちは今のエースしか見てないので、過去エースも死んでるというのも、「そりゃそうだろうな」くらいしか思わないのですが、過去エースの友人たちとかは、今回の皆のように悲しんだんだろうなとか。一個前の人生なんかは割と人格完成されてたと思うので、今回みたいに人望あっただろうなとか思ったりしました。

　エースの良いところは、何回も生まれ変わってるということを、自身ではもはや暗い過去ではなくそういった事実として受け入れているところで、メインテーマになるほどには本人が背負っていなかったところかなと。
なんなら、それがメインテーマになっても良いくらいのことなのですが。
　そして、どうせ生まれ変わるけど命を無駄にすることなく、生きてる今をちゃんと真面目に生きてて、それでいて、大事なことのためには命をかけられるというところが。転生系キャラとして、行き着くところに行っていたなと思いました。

　それと、死んだ後に「今の俺は神様だ」とか名乗りながら出て来て皆が一瞬「はぁ？」となるとこも良かったです。いい感じの脱力時間。
　やはり時間に縛られるのは肉体なんだなと。最終GM、自分をデザインしたのかはわからないけど、この世界の時間は操られるのに自分の時間は操れないあたり、いちお肉体らしきものはあるのかなという感じでした。
　それにしてもエース、ミツメと会った時に肉体を捨てる覚悟をしてたんですね…。

　「本当に神様になるとはさすがだよエース」っていうジーンのセリフなんだか既視感。エース忘れた人は多いけど、未来人はこの世界の書き換えに関わってないからちゃんと覚えてて、しかもこの世界にはアクセスできるの良かったなと。誰もが幸せになれる世界だから、ジーンがこの世界に来れるという幸せは残したんだろうな多分。
　キューン、退場が切なかったから気になってたら、ネオンとカップルっぽくなってて本当に良かった。キューンはネオンがいるこの世界で生きることにしたんですね。そして白馬の王子様だったんだな。
　道長、願いが親友が生き返ることではなくて、現実的に考えれば普通は無理だからか、彼の中で親友はもう死んだものと整理をつけられてるのか。美味しい肉が食べたいというのはそれだけの願いではなく、「美味しく感じられる」肉が食べたいのかなと思いました。

　エース、完全に消えてる感じではなく、たまに地上に降臨してる風で良かったです。Ace with us.とあったので、「仏様はいつもいるけど、はっきりは見えなくて、夢現の中で会えることがあるものだよ」という唄を思い出しました。
　会いたいなと思った時には、近くに来てくれるような神なんでしょう。エースは。

「王様戦隊キングオージャー」
　こちらも第一部終わりみたいな感じなのか…。ギーツ終わりと第一部終わりを重ねるの、なかなか良いですね。
　デズナラク、なんか人間臭いというか、あんまり怪人ぽくなくて割と好きだったのですが（そして界隈でも好きな方がいましたが）、やっぱりそういう人?だったんだなと。
　根幹は優しさと知っているなら、ジェラミーもすぐに倒そうとはできないよなと共感しました。ゲロウジームが身を挺して教えてくれなければ戦う覚悟は来きっとできなかったはず。ジェラミーも優しいしね。
　悪いやつなんですが、カメジムも、そこまで大嫌いみたいにはならないんですよね。人間とバクナラクは遺伝子構造がほぼ同じということでしたが、見かけの割には皆さん人間の悪役っぽかったですよ。バグナラク。
　カメジムは結局、どちらの勢力が勝利を収めるのか見届けたかっただけなんですかね。自分が仕掛けた罠の結果が見たい的な感じで。
　悪役には悪役の事情があり、その原因は悪役を責めてる方にもあるかもしれなくて、張り合ってたら結局その繰り返しになるだけだから、どちらかが先に謝るのが重要なのだという正論。そうだよなあ。子どもが見るのにこういうメッセージ大事だよなあと思った次第です。

　今までの戦隊ヒーローだと一つの星上とか国上で戦ってる感じで、敵はどんな事情があろうとも戦う相手だったのですが、次が宇宙の敵相手というのはすごく良いなと思って。
　姿形が違う、元は敵同士だった人たちが、今度は手を取り合って更なる敵と戦うということですよね。怪人型のものと人間型なものが味方同士として敵と戦うって新しくないです？国や人種が違ってもちゃんと謝れば関係は作れるし、協力もできるというのが示されるようで。ストーリーは王道なのですが、ところどころオリジナリティがあるの良きです。

　そういえば、ジェラミーが間の王となった政権放送？シュゴッダムのあの扇動おじさん、何かいらないこと言い出しそうだったけど言えなかったといった風でしたが、これは何かの伏線で、後でバクナラクと揉め事などあったらなんか言い出したりするのだろうか…？
　シュゴッダムは、ジェラミーが王になることに比較的理解を示していたようでしたが（頷いて聞いている人もいたし）、他の国はどうなんだろう。ンコソパ国やトウフ国は皆さんの表情が比較的暗い気もしたんですが。次回までには間の国について少しは理解が進んでればいいなあと思いました。
　まあでも予想するに、地上に出てくるバグナラクもいる中でまだまだバグナラク差別は根強く、宇宙敵と戦う時渋々一緒に戦ったりして。で、人間が危機の時に助けてくれるバクナラクいたり逆のこともあったりして、だんだん理解を深め、最終回辺りには普通に仲良くなってる所で終わりかなと思ってます。

　来年は2年後？なんですかね。
予告編チラ見しかできてないのですが、ジェラミーの髪型は今の方が良いのになあと思って。ギラ髪の毛ボサッとしてたのは編み込みをとったのかな？
　2年後辺を見越して、逆に今は特徴的な髪型にしようと思ったという事でしたら、わかりやすくてとても良いと思います。