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週末ルーティン感想

 ヴァサラ戦記の感想量が多い…。

ネタバレあり。

土曜日
「ヴァサラ戦記」
 一週間待った甲斐のある1話でした…。あれ?3分くらいしか見てない気がするんだけど何か見終わってたよ?って感じです。
 まず七剣。
揃うとカッコ良いですねえ。やっぱり大人の雰囲気あるんですよね。あと、個々の志が全然違うのが、並び方や目線を見ていると分かるのも良いですね。寅さんなんか全く別の方向を見て皆に背中も向けてるし、「他の皆とは全然違うことを考えてるのかな」とか思ったり。何かこの人は七剣の中では特殊な気がします。寅さんはカムイ様の力をもらってるのかな?コジローももらってなかったし、もしかしたらもらってないのかも。
 そう考えると、カムイ様はまあ邪悪なのはそうだと思うのですが、力を与えていなくてもついてくる人がいる、というのは何かあるんだろうなとは思うんですよね。王の素質というのを、確かにカムイ様も持ってはいるんじゃないかなと。(単に寅さんがヴァサラ軍に恨みがあるだけかもしれませんが)
 持っているのが闇の極みでなければ(このせいで闇落ちした部分もあるようなので、王家を滅ぼしたい元特級民の鬼道の力が影響する極みなのかなあと)、元々正義感が強く純粋で堅物なくらいなので、それなりに良い政治をしたと思います。この強烈な極みにのまれ尽くすのを、父親が目の前で殺されるまでは何とか食い止めていたのは、評価しても良いんじゃないかなあと。カムイ様好きなので、私もつい評価が甘くなるとこはありますが…。
 一方のヴァサラ軍のビャクエンを悼む姿は滂沱の涙です…。個人的には、レッカの、「ビャクエン隊長、ご苦労様でした」が1番来ました。私たちはヴァサラ国の歴史を傍観する一人にしか過ぎないので、ヴァサラ軍の人たちが戦うのは当然のように見てますが、戦う本人達にとっては本当に苦労ですよね。側で見ていた副隊長たちには、「もっと生きていて欲しかった」という気持ちと共に、「これで楽になれましたね」という気持ちもあったんだろうなと。
 ビャクエン、なんでイブキの真似をしてるんだろうと思っていたら、エイザンからイブキに預けられた経緯があったんですね。エイザンとイブキのシーンも良かったし、エイザン和尚が本当にエイザン和尚だし、ビャクエンとイブキのお酒飲んでヘロヘロな後ろ姿も良かったですよ…。思い出のシーンって絶対泣ける…。イブキ隊長辛いよなあ。そりゃカムイ軍に本気の怒りを見せますよ。時々見せる本気の表情が、元々はへローンとした人ではなかったのかなと思わせられるので、ああなったのには多分理由があるはず。(と私はずっと、勝手に思ってます)
 ジンヒルト、ヒルヒルいて良かったなと、今回本当に思いました。ヒルヒル何気に1番大人なのでは?
 オススメ動画に出てきたユヒトはシンラさんみたいな髪でしたが、エースの中のユヒトの思い出では、エースの髪の黒い版みたいでしたね。ジェフは国外で暗躍していたようなので、ヴァサラ国外の人間であるユヒトをカムイに提供して、それを洗脳でもしたのかな?(オロチと戦っているのが未来ジン達なら、ジンは、ユヒトであるところのエースとも一緒に戦ってるわけで、なんだか胸アツです。これは、エースはヴァサラ軍に来る伏線…?ネムロ死んだのが一人だけわからなかったのも理由があるようだし。カムイ様は、栄養にする人と洗脳して残す人と分けてるみたいなので。ファンファンとユヒトは洗脳しているのだとしたら、この二人には多分共通点があり、誰を洗脳するか、何故殺さず洗脳にするのか分析できそう…)
 ラショウ、実はアシュラが話せること知ってたんですね。耳打ちされたの全然驚いてなかった。
 会議の進行もしてたので、1番隊隊長だけは、他の隊長と違う役目がおそらくあるのだろうなと思っています。元々ラショウは話せるようになったことをアシュラから聞いていて、それがカムイ様の力だとも聞いていたのかもしれないなと。
 耳打ちされた時に何を聞いたのかわかりませんが、ビャクエンが死んだことで有効になることなら、ユダに関することかも知れませんね。「俺は約束を守る男だ」と言っていたので、死なずに戻って来るとは思います。
 ハズキが「あの世で治療代請求するから」って言っていて、自分も程なくあの世に行くだろうと思ってるんだなと、ちょっと切なかったです…。

日曜日
「殺人鬼シリーズ」
 こちらは、「え?5分強」と、10分くらい見ていた気にさせる動画で、ヴァサラ戦記と逆の意味でびっくりです。
 ハリー、ヴァサラ戦記とかに出てたらものすごくヘイト集めるキャラのはずなのに、だんだん魅力的に見えて来るの何なんでしょう。何言われても不敵な笑みなのも良いし、あれだけ煽られても全く動揺しないのも良いし、食人鬼目の前にしても面白そうに見てるだけなの、すごい素敵。私の中の何かのフェチを刺激して来るんですが、何フェチなのだろう…。新しい窓を開けてしまったのか…。 
 ブロンソン刑事が動いているの見るの一年振りくらいな気がします。多分瀕死の状態なのだと思うのですが、良く意識取り戻して必要なことだけは伝えられたなと。ハリーを捕まえたい情熱の成せる技ですね。
 で、ここでシンディが一人で乗り込んじゃってるから、ベインが助けに来るのが光るんですよね。ベインへの信頼感MAXなので、シンディがピンチになれば絶対助けに来てくれると思ってたらやっぱりです。この世界で最も頼りになる男ベイン…。
 以前刑務所で、ハリーとボールペンでの戦闘を繰り広げてましたが、ベイン何故か強い。外国では高所得の方々はジムなどで体鍛えてるイメージあるので、実はボクシングジムに通ってるとかあるのかもしれないです。それか、ベインの(おそらく反社会的な)趣味を問題なく続けるには強くないといけなくて、自然とそうなっていったのか…。殺しを生業にする人に「容赦はしないぞ」と言える強さ、只者ではないです。
 任侠あるあるもそうだったのですが、出てくる登場人物が全員カッコ良いんですよ。
この人どうなんだろうと最初は思っていた人も、だんだん魅力的になって来て、お別れするの辛いなあってなるという。
 ライアン・ソルト氏も、生業の割には意外と普通の感性持ってるの好きだし、なのに「お前らおかしいぞ」という演技の時でもほぼ無表情なのが良い。ハリーはどんな状況でも動揺しないけど怒りだけは見せる所が良いし、ベインはニヤニヤ笑いのくせに本気の時は笑ってないのが良き。いつも見せない感情の動きが見えると「普段のこの人と違う」と人物像の幅ができて、それが魅力を誘うのでしょうか。
 私はこういう風ではないけど、その感情はわかります。というのが引き込まれるポイントなのかな。ギャップ萌えもあるし。
 いやでも5分か…そんな短い中で無理な流れがないのがすごいです。クライマックスもこのくらいの尺で撮影されるのかもしれませんが、短時間で満足感があるの、本当にお得です。

「仮面ライダーギーツ」
 ギーツが創世の女神の力を持っちゃったかー。
個人のみで考える理想の世界というの、なんか危うい気がしますけどねえ…。破壊と創造の力ってシヴァのよう。シヴァ好きだけども…。
 破壊と創造の力を存分に使ってスエルと戦ってましたね。何というか、こんなに具体的に破壊と創造とは思ってなかった笑 破壊後に創造するたびに、あの鐘の音がするの良かったなって。創世の女神が世界を作り変えるたびに鳴ってたあの音が、ここで生かされる訳ですね。
 ミツメが破壊され切ることでエースが暴走するのかなと思ってたら、「強く願えば叶う」という信念のもと全破壊直前にミツメに会えたの、嬉しい意外でした。結構ガッツリ話できていたし、ミツメ達の愛を感じることができたし、「あなたが生きていると思うだけで幸せだった」と聞けたし。あなたが幸せなのが私の幸せとも言っていたので、「最後はギーツが元の世界に戻して、自分は消えるのかな」と思っていたエンド、なさそうかなと思いました。
 人が死んでゆく描写は感動もあるのですが、やっぱり悲しくて。しばらくはダメージ残るので、できれば全方位ハッピーエンドで終われば何の心残りもなくさっぱり終われるんだけどなあ。
 今回でジーンとキューンは退場?ジーンはもう色々やり尽くしてくれた感があるからまあいいかなと思うのですが、キューンがあまり活躍した気がしなくて。もう少し出てても良いかなと物足りない気持ちが少しあります。次回からエースの理想の世界だったら、キューン復活できないかなあと。
 別れが辛いことを知ったキューンなので、次出たらあの良くわからない厨二感もなくなり、ネオンへの好意(があると思うのですが。恋愛系の)もちゃんと伝えられ、付き合えたりするじゃないのかなあ…。キューンとネオンのカップルは成立して欲しい気がします。忘れた時は思い出させて欲しいとネオンが言ってたからと、忘れてるネオンに必死で呼びかけるキューン、切なかったですね…。ネオン、何か思うところがありそうな表情だったので、この呼びかけが生かされ、どこかで思い出すことを期待してます。…って、次回からエースだけが出るというのもちょっとと思うので、景和とネオンが参戦してくるんだろうな。
 景和、全て忘れた瞬間に元の景和に戻って良かったんですが、あれだけ時間かけて描いてたのにちょっと拍子抜け感ありますよね。これもケケラの悪巧みの一つだったら、景和どうやって復活して、どんなに曇るのか心配しかない…。
 ギーツが、この世界は終わらせないと言った時の思い出に、ギロリ達との親子設定の場面があったの、ちょっとジワりました。
 で、ここからまたDGP始まるのかと!新しいGMも出ると。もう後半も半ばなのに、どうなっていくんだ…。ドンブラとは別の意味で、ちゃんと終わるのかなとハラハラします。

「王様戦隊キングオージャー」
 今回、ヒメノ回だったですね。ヒメノ、思ってた以上に強くてびっくりです。あまり虫に見えない敵でしたが、何の虫だったのだろう…?
 拳法使いのようだった敵とヒメノの戦闘スタイルが合っていたようで、すっごく華麗にあしらっていました。「私は強く美しい」って言っていて、敵もそれに納得してしまうという圧倒的美!今までも女性レンジャーはいましたが、ここまで戦いの美しさを強調して来ることはなかった気がします。私が今までちゃんと見てなかった可能性はありますが、ヒメノに限らず、性格を戦闘スタイルに表す感じが良いなと。
 ヒメノ、怒ると命令口調のみになるのですね。そこまではいつもと違う感じにも見えなかったんですが、以前出ていた、足が悪いフリしていた女の子への接し方見てると、そうか普段はもう少し国民を慈しむような話し方なのだなと。(…今までもそうでしたっけ…?)
 ゲロウジーム、ジェラミーを助けた後どこに行ったのでしょうか。ずっと一緒にいるのかなと思うとジェラミー急にゴッカンにいて、これでは二人がまた会うのは大変なのではと。ジェラミーも王様マインドだからか、いつも一緒にいるということではなく、必要な時だけ合流するという感じなのかな。そしてゲロウジーム…どこかでジェラミー守って死にそうだ…。
 ヒメノと戦っているジェラミー、本当に怒っている相手にさすがに失礼な態度だなと思ったんですが、その後の反省した顔が本当に申し訳なさそうで笑 この人は、長生きしてるからという理由で人を小馬鹿にしたりするわけではないのだなと思いました。リタが言うように、その間ずっと寝ていたなんていう行間、読めないですよ。ほんと。先週からやたら行間と言ってましたが、今回で、自分も行間を読めてないことがあるのに気づいたのは良かったと思います。
 王様達、群れない割にはいざとなったらどこからともなく現れて、戦う時は結局5人一緒っていうスタイル、なかなか無理がありますが、こういうもんかなと慣れて来ました。5人とも、神の怒りの後は無理やり王になるしかなかったということのようで、ヤンマも、ずっと目指していてそうなった、というだけではなさそうですね。
 今回で初めてカグラギの妹のスズメが出て来ましたが、「会う覚悟ができた」とはどういうことだろうか…。妹は兄のこと思ってる風で、仲が悪いという感じでもないのに。そういう言い方されると、妹ああ見えてむっちゃサイコパスで普通に悪いことしちゃうとか?などの想像しか出てこなくて。まあ、朝の番組だから…多分そういうことはないのでしょうが。(普通は)
 来週はカグラギ回かな。こうやって、王一人一人の過去がしっかり描かれてゆくの、良いですよね。最初から登場人物皆、ラクレス王すら好きなのですが、背景が描かれると更に好きになります。
 戦闘シーンも、毎回CGをふんだんに使った見応えのある画面で、見るたびに上がる。変身シーン、戦闘シーン、合体シーン。特に変身や合体なんて毎回そう変わらないのですが、なんでこんなに興奮するんでしょうね。

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