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週末ルーティン感想

 土曜日にどうしても食べたくなったので食べたフルーツサンド。左はオーツ麦で作ったミルクだそうで。

ネタバレあり。週末か微妙な物もあり。

金曜日
「任侠シリーズ」
 任侠って、どういう意味か知らないなと思って調べたところ、「仁義を重んじ、弱きを助け強きを挫くために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語」で、正しい任侠精神とは正邪の分別と勧善懲悪にあるそうです。…ヒーロー物と大差ないのでは…?
 おっしゃられていた言葉に違わずとても気合が入った動画だったのでどうしても感想を書きたくて、金曜を週末にねじ込みました。来週はおそらく後編が上がるのかな?楽しみです。
 今回、内容復習のために①から見直してみたのですが、「ここはどうなったの?」というモヤっと感がないなと、要素の過不足ない取り込みと拾い上げに感服です。数回から十数回できっちりと終わりにできる構成力がすごい。私の勝手な感覚なのですが、とても理系的というか、直方体や立方体のような、立体的でどこから見ても形の狂いがないですよっていうイメージ。この表現が的確なのかは分かりませんが、美しいなって思います。
 特にあるある動画などは、映画や漫画をどのように見たり読んだりなさってるのかが出る感じがして、「こういうふうに見て/読んでみて、ここが面白かったから共有しますね」という質の良いプレゼントをいただいてるんだと思っています。私は任侠映画をあまり見たことがないのですが、「そうか、人間の汚さも描かれるような青年用の作品というのは、ストーリーの流れとそれぞれの置かれている状況、問題の勃発とそれをどのように処理していくかをメインに楽しむ雰囲気なのかな」と思いました。登場人物たちに深く感情移入すると読むのが辛いものでも、そういう見方/読み方なら、心苦しくなくたくさんの作品を見られるかもなと。(個人の感想です)
 少年コンテンツと共に、青年コンテンツも映画コンテンツもあるので、幅広い年齢層の方々が楽しめるチャンネルになってるんだなあと、改めて思うところがありました。
 YouTube、内容によって広告がつかないということもあるのですね。それを厭わず、撮りたい動画を撮るとは、なんてロックな精神。やりたいことを貫かれててカッコ良いですし、貫ける環境っていいですね。ずっとこのままであってほしい…。
 ゲストの方々もいらっしゃって豪華なのもあったと思うのですが、物語舞台がとても広く感じ、本当の映画みたいでした。これをタダで見れるなんて贅沢!
 ヴァサラ戦記をされているのと同じ方々が演じられてるとは思えないくらい、もう全体的に後ろ暗い感じが出てて。中の人が同じ方という役柄がたくさんあり、前回の細田と谷中とか、今回の岡野と下柳も同じ人同士と思うと不思議なのですが、演技がお上手なので冷静に考えさえしなければ全く気にならないです。皆様、撃たれたり切られたりする演技が上手い。そして生き生きと演じられている…。
 総会に乗り込んだ時の広山と岡野良いですねえ。岡野、自分の腕の中で死んだ仲間を殺した相手が下柳なのだから、自分の手で殺したい気持ちもあったのかもしれませんが、広山に譲るのも良いです。…それだけに、岡野死にそうだけど…。
 姉御もカッコ良いですねえ。主人公をされてた映画あるある動画も思い出し、強い女性の役がすごく似合うなあと思いました。…でも、この姉御も死にそうなんですよね…。いやまあ、殺すか殺されるかなので、対峙しているどちらかが死ぬんだとは思うのですが…。ここまで拗れて平和的解決とかないだろうし。
 続きが気になります!


土曜日
「東京四天王編」
 東京四天王編もヴァサラ戦記も、これまた私の勝手な感覚なのですが、扇とか屏風とかみたいだなと思うのです。閉じたままでもちゃんと形になってて彫刻や色もあってきれいなんだけど、「本当は中の模様もすごく良いんだよ」って、折り目を開いてじっくり見せてくれる感じがして。
 終始一貫したストーリーがあり、問題が勃発してそれを解決するという一連の流れはもちろんあるのですが、「なぜこんなことになってしまったのか」を、人物や背景を深掘りして丁寧に教えてくれるのが、(私の中では)優れて文系的なイメージです。
 もしかして、単に少年物と青年物の違いなだけかもしれないのですが、(少年物は人心の機微を丁寧に描く物であって、青年物は〜人心の機微はもうわかってるでしょ、ということで〜ストーリーメインで楽しむ物、みたいな前提がある、とか…)興味を持たれていること、面白いと思われていることを、「こんな読み方がありますよ」と動画で表現することによって教えてくださっているみたいだなあと、やはり思うのです。
 先週はジョー回で、今週はネビル回。ネビルは私の中で、「そんなに賢くはないけど自分の心に忠実で素直」みたいな人で、喧嘩する時楽しそうなのも、本人喧嘩が強いから、勝敗がわかりやすいのがゲーム感覚で面白いのかな、くらいに思ってたんですが、本当に「拳で語り合う」から楽しかったんだなと思うと、喧嘩なのになんだかホッコリします。確かにネビルは言葉が上手くないだろうから、殴り合って体感覚で理解する方がわかりやすいというのは納得。(言葉だと簡単に騙されそうだし…)だとすると、おしゃべりし合ってる気持ちなのだろうから喧嘩も楽しいですよね。可愛い…🤭
 それを目潰しや金的で応じようなんてガーシー酷い。こういう人とは友達にならなくてヨシ!(あ、でも、マリモっていう呼び方はかわいらしくて好きです。)倒れかけたネビルを「ブラザー」って支えてあげるケンボーとチャコ、最高です。きっとネビルも嬉しかっただろうなと思います。ガーシーとの喧嘩はただ痛いだけだったろうけど、頑張って良かったねって言ってあげたい。
 いつもカッコで入れてくださってたのに、ネビルの本名が根津真吾っていうのを見逃していたんですが、「ネ」はともかく、「ビル」はどこから…。デビル的な?(解説があったのならすいません…)
 見逃していたといえば、KG、自分はこの喧嘩からは降りているけど、朝倉が井上の所に行く時、気持ちよく見送ってくれてるの、友情だなあと思います。これから行くよってことで、知らせに行く(←多分)朝倉も義理堅くて良いなって思いました。そしてKG、勝負は見に行ってくれるんですね。仲良きことは美しきかな✨
 ジョーを迎えに来てくれるの、確かにKGの可能性もあったのに、全然思ってなかったんですよね。喧嘩を降りるって言ってたからか、ジョーはそうは言っても朝倉組ではないからなって思ってたからか、来てくれるイメージ全然なくて。
 朝倉は、そうは言っても情にあついタイプだと思うので、敵対しててもピンチには助けてくれそうなのですが、KGは義を大事にしてて信念もあるだろうし、賢いからちょっとのことでは動いてくれなさそうで。KGが自分から動く時って、「ついに山が動いた!」みたいに思うんです笑 何だろう。もはや先生か師匠レベル。KGが認めてくれたら「真の漢になった」という気がするので、タイガージョーもついにここまで来たんだなと。
…こういう人って、これがフラグで死亡ルートに入るとかいうこともあるでしょうが、そういう意味ではヤンキーものは滅多に死亡退場者が出ないのは良いですよね…。
(でも、新シリーズ入ったら既に死んでた設定とかはありそう…それでその敵討ちで大規模な争いが起こる流れ)
 今回は井上とその仲間相手なので、気持ちの良い喧嘩ができるでしょうが、後の2人の派閥ではこんな喧嘩はできないんだろうなあ。特に六本木なんか、仲間の誰かが青年漫画並みな不幸に遭いそうで…。本当にネビルとか気をつけてほしい。

日曜日
「仮面ライダーギーツ」
 いやあ、意味わかんないなあ…。って、番組終了後呟いてしまいました(-。-;
 ロワイヤル形式が始まるみたいですが、DGPは無くなったけど、チラミがDGPを開催しようと新たなライダーを招集したために、バッファのライダー潰しが始まるということのようですね。最後チラッと初代GMが出てたので(ギロリとかだったら驚く)、そろそろ最終回に向けてのストーリーが始まるのではと。
 次回予告のライダー達は、多分中の人が今までと違うだろうと思います。そろそろ景和のお姉さん参戦するのかもしれない。以前、世界が書き換わった時、景和は記憶をなくしていたのにお姉さんは景和の人柄を覚えていたので、今回もお姉さんは記憶を保ってて、景和の恨みで参戦しそう。
 バッファ無双らしいですが、今まで出てない人たちと戦って、その人たちが死んでも「あーね」って感じなので、もしやパンダとかケイロウとか、その他諸々コア割れ退場じゃない人がまた復活したり、スパロウもやっとライダーとして戦ったりするのだろうか。DGPがないのに仮面ライダーがいたところで、それを潰してどうなるんだろうという感は否めませんが…。あと、単純に、絶対勝てる戦いをするのってあまり面白くないんじゃ、と思うのですが。
 エースはやっぱり2000年探していたお母さんに思いが深いらしく、初めて涙を見せていましたね。こんな完璧超人っぽいエースもお母さんとなると心も動くのだなあと。2000年探してたくらいですから、そりゃやっと会えたって思いますよね。自分で考えると、この人生を後20回かーと思うだけでとてつもなく長い。3歳とかで死んだとしても、回数縛りではなく年数縛りなんで、生まれ変わりを一回消化したぜ!みたいにはならないわけで。
 エースがバッファをちょっと騙してドライバーを奪った時にはバッファ「ギーツぅ」って怒ってましたが、ベロバの計画は知らなかったのかな?(そしてこれはスパロウの計略だったりするのか?彼もそろそろ働かないとだし)まさかゲイザーとギーツ同時消滅とは思いませんでした。握りつぶした時の道長、悪い顔してましたねー(-。-;  あのバッファの技何なんだろう、今まで、あんな強い技あったかなという感じです。
 新たな世界、鞍馬一家には何げに幸せ訪れてるんですよね。あかりという娘はいなかったことになり、お父さんお母さんの誘拐殺人の記憶もなくなり、ネオンは本当の娘ってことで可愛がられ幸せに暮らしてるはずなので。(ちょっと気になってイルミネーションとネオンを調べてみたら、ネオンなどを使って飾られた景色がイルミネーションということで、これはイルミとネオンの関係と何か繋がりがあるんですかね。)
 その内またエース景和ネオンで戦うことになるとは思うのですが、そのためにはネオン、元の記憶を取り戻し乗り越えなきゃいけないですよね。そういうイベント回が多分あって、ネオンは本当に強い女の子へと進化を遂げるのでしょう。まずはエースと景和は行方不明ということで進むようなので、何かのきっかけで2人同時に復活するのではと期待しています。
 前回の最後に食べられていたアルキメデルですが、ベロバの扱いが普通にアルキメデルに対してのものだし、アルキメデル自体の反応も本人っぽい反応だし、「食べられたと見せかけて人格を乗っ取った」ということで良いのでしょうか。それとも、アルキメデルが食べられてたのを見たのは大智だけなので、ベロバはアルキメデルが食べられたことを知らず、大智は素知らぬフリをしているという状態で、これが後々ベロバの首を絞める結果になるのでしょうか。
 このままだと話が進まないので、来週の話の半ばくらいで景和かエースか、もしくはどちらもかが復活して道長を諭す感じになればいいんですけどねえ。題名が「慕情I」なので、「慕情:主に異性を慕わしく思う気持ち」という意味から考えると、キューンが動くのかもしれません。そうなると、ネオン✖️キューン関係が、番組中としては不自然なほど恋愛要素を強調してたのもわかる気がします。
 大穴として、ケケラと元奥さん(か恋人)なども一応考えとくのですが、この場合だと、ケケラがなぜ景和を応援するか、理由がわかる回になるかもしれないですね。急すぎるし無理あるので、ないとは思いますが…。


「王様戦隊キングオージャー」
 これも展開がなかなか読めない流れになって来ましたねえ。最後の描写的に、ラクレスはギラにとどめをさせなかったようなのですが、これはラクレス的に何か作戦があるのか、やはり弟だから殺せなかったのか。
 ラクレスの望みも、ギラを殺すということではなく牢屋でずっと過ごさせるという終身刑だったし、結構意外でした。一縷の愛は残ってるということかな?ギラも少し嬉しそうでしたし、後々和解展開があるのかも。
 YouTubeでは、ラクレス無表情でツンデレっぽいけど、そんなに悪い人でもなさそうなんですよね。研究者の女性と密かに両思いなのではという雰囲気なのに(この国で死ぬのだ、とか言ってるのも拘束癖のあるヤンデレなのかもしれませんが、研究者との約束を守ろうとしている感じもあるし)、まあ無表情極まりないので、ワンチャン、実は悪い人ではないが無表情で偉そうな態度なので誤解されがちなキャラなのかもしれません。(そうだとすると、かなり私好みのキャラに寄って来ます。普通に強くて王としての矜持もあるようでしたし、身の危険を顧みず今必要なものを選べる判断力もあるし)
 ヤンマのフリして(最初は本当のヤンマだと思ってて、キャラ違いすぎて何かの作戦なのかと思いました)駆けてきたあのカゲロウは一体。誰かの差金でギラをより悪者っぽく見せかける作戦だとしても、もう勝負には負けそうでしたし、何のために感ありますよね。(毒を受けてくれてギラ助かったフシもあるし)ラクレスではなさそう。ラクレス意外そうな顔してたし、終身刑を求めて致命傷も与えないラクレスなら積極的にギラを殺そうとはしなさそうだし。とすると、カブラギかカメジム?カグラギ、一人行動後に何かを見つけたようなので怪しい。麻酔と毒をよく見てなかったのも、わざとじゃなさそうだったけどカグラギだし怪しい。
 この裁判どうやって決着つけるんだと思いましたが、ギラを死んだと見せかけ保護する作戦でした。贅沢を言えば、ギラが気に入ってるからそうする、という流れなら良かったのですが、「ギラの能力が欲しいからそうする」度合いが強かったのはちょっと残念だったなと。まあでも、国王全員集まってやってるんだから、目をかけてもらってると言えばかけてもらってるのかもしれません。彼らしょっちゅう国を空けてますが大丈夫なのか?
 ここまで書いて思ったんですが、ラクレス、ただの暴虐王な訳ではなさそうだし、とても王様らしいところもあって頭が悪いわけでもないんですよね。そうしたら、「民は道具だ」と言いさえしなければ従順に言うことを聞くだろうということが、分からないことはないと思うんですよね。そもそも民には普段良い顔してるんだし、城に乗り込んで来た単なる民衆の一人なら、いい顔してた方が得なはず。元々王を敬愛してる民なんだから、優しそうなフリして実は道具として使う方がやりやすいですよね。
 それを敢えてああいう言い方をしたのは、ギラが弟って知ってた上でわざと言ったのかもなって、ふと思いました。王者カリバーゼロは王しか使えない本物でシュゴットも操作できるし、ラクレス自体が武官より強いくらいなのに、戦闘素人のギラに王者カリバー持って行かれるのも何か不自然だし。あの時ギラを殺すことぐらいはできたような気がします。
 …これは、ラクレス実は良い人説が少し浮上…?



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