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「話したいことも聞きたいこともない」

1年の時を超えて誤字に気づいた。野花紅葉です。

これ、わたしにとってはめちゃめちゃ言われたくない言葉だし、言う時はもう最大限の悪意というか、「届けこの思い〜〜〜〜〜」っていう気持ちでわざわざ選ぶような言葉なんですが。でも、やっぱりそれも当たり前に人によって違うから、この言葉を悪意なく使える人が(少なくともわたしにとっては)信じられないことにいるという、そこまでわかった上で。

「話したいことも聞きたいこともない」

でも、目の前にいる人が、この言葉が届く先にいる人が、この言葉を言われたくない人かどうかは考えられるんじゃないかと思うのです。

自分が引っ掛かりなく使える言葉だって、誰かに発する以上は相手に届く(可能性がある)わけで、届く(可能性がある)ということは受け取られる(可能性がある)わけで。ならば、自分が悪意なくこの言葉を使えることなんか別に何の意味もなくて、「話したいことも聞きたいこともない」というこの言葉を「話したいし聞きたい」人に言っちゃったという、そこ考えなかったという事実こそがもう悪意だろと、思ったんですよね。

ちなみに劇中では「悪意をもって」発せられる言葉です。ただ、受け取り方も人それぞれ。同じ言葉でも、どういう人が言うか/どういう人に言うかで本当に全然違う言葉になるのだなと、日々発見しています。稽古面白い。来週開幕ですのでよろしくお願いします。

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