#深夜の下書き供養 ② 「『腹黒い』の、お前だけじゃねえから」
①はこれ。前々からTwitterで呟いていた #深夜の下書き供養 を供養するシリーズです。
「腹黒い」という表現がしばしば褒め言葉になるの、いつもキメエなあと思っていた。もちろん多くは悪口として使われるだろうが、「狡猾」とか「したたか」ということが=「賢い」として解釈される場合、褒め言葉になる。でもそんなん、お代官様の言う「お主も悪よのぅ」と一緒じゃんね。と思うので、少なくともわたしは「腹黒い」という言葉とか「腹黒さ」という形容をポジティヴに捉えたことはない。まあ別にそんなことはどうでも良いのだけど。
問題(?)なのは、「腹黒い」を褒め言葉として=「賢い」と理解している連中が自身の「賢さ」を「腹黒さ」によって立証しようとし、認めさせようとしてくること。もうマジでどうにかなりませんかこれ。気が狂いそうになる程ムカつくんだけど。なんならちょっと狂いかけてる、深夜だし。
わたしは下品であることを何よりも忌避したいし恐れているのだが(人間は本来的に下品だという話は今はいいです)、これぞ!と思う。下品だよ下品。別にてめえが策略家でもリアリストでもどうでもいいんだけども、てめえの聡明さってのが「腹黒い」と人に思われることで成立するものなんだとしたらそれこそクソほどどうでもいいし巻き込まないで欲しい。
人は成りたいものに成れるし、人からどう定義されるかで成るものだが、わたしはそんなものに成りたくないし、そんなものを成すことに協力したくない。※前半2文は我が家の教えであり、ちなみにわたしは昨日『ファイアパンチ』を読みました。
そして、仮に君がその意味で「賢い」のであれば、
「『腹黒い』の、お前だけじゃねえから」
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