みーにゃん

葬儀に関わる仕事を始めて10年になります。初めは不安だらけの私が、プロの納棺師の仕事を…

みーにゃん

葬儀に関わる仕事を始めて10年になります。初めは不安だらけの私が、プロの納棺師の仕事を見たことによって、葬儀の仕事に真剣に向き合い、納棺の出来る葬儀担当者になりたいと思いました。納棺・司会・担当者として感じたこと、伝えたいことを、自分の言葉で伝えたいと思います。

最近の記事

ご家族が選ばれた曲

通夜と葬儀・告別式の中で、儀式を妨げない場面で音楽を流させていただきます。亡くなられた方が好きだった曲や家族が選ばれた曲、ご希望の曲が無ければ私たちが亡くなられた方に相応しい曲を使います。 先日、ご家族が選ばれた曲は「ありがとう」という題名の曲でした。 始めて聞いた曲だったのですが、歌詞がスゴク胸に響きましたので、1部を書かせていただきます。 ♪♫♪~ 照れくさくて言えなかったけど 心から思う ありがとう 人は出会って いつかはさよならするもの こんなに辛いとは思っ

    • お棺の中に入れてあげたいもの

      納棺の際に 「棺の中に入れてあげたいものありませんか」と、お声をかけさせていただきます。 皆さん、故人様に「良いとこ行ってや~」の気持ちから、おいずる(笈摺)や、御朱印帳を入れられたり、いつもかぶっていた帽子や、お気に入りの洋服を入れられます。 時々、靴もご用意されるのですが、燃えにくい靴などの革製品や、溶けてお骨に付着しやすいゴム製品などはお断りしています。 納棺の時に、ご用意出来なかった場合でも、出棺前の最後のお別れの時には 入れてあげる事ができます。お花入れまでに

      • 納棺ができること

        ある納棺のお話です。 納棺は、故人様の身支度を整えてから、お顔剃りをします。剃った後には、ご家族様にきれいに拭いていただき、ラストメイクを施します。 この故人様は顔色が少し白くなっておられましたので、健康的な肌色のファンデーションにしました。最後にドライシャンプーをして、髪を整えて終わりです。 身支度を終えた故人様を見て、ご家族皆さん 「きれいになった」 「ようなった」 「元気そうな顔になった」 と、喜んでいただけました。 そのなかで 「亡くなってから、辛くて悲しくて

        • 悲しみは我慢しないで

          以前、知り合いの方が亡くなられました。お出会いすると、楽しくおしゃべりをしてくださり、かなり年の離れた私にも、優しく接してくださる方でした。 その方が亡くなられたのを知って、涙があふれ、もう会えないと思うと、なんとも言えない感情があふれました。知人の私でさえ、こんな感情になるのですから、家族の方にとっては、どんなに辛いことであろう、多くの葬儀に立ち合っておきながら改めて実感しました。 大切な方が亡くなることにおいて、 悲しみをこらえる のではなく、 しっかり悲しむ と

        ご家族が選ばれた曲

          note 始めました(*‘ω‘ *) とりあえず‥‥blogをアップしていきます。 もみじの事 知ってもらえますように。

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