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ぶっちゃけ、株式投資もうかるん?


株式投資-実際に始める前のベタなイメージ

「株で儲けたし、まぁ旅行くらいはね」

なんて言いながら、家族を連れて海の向こうへバカンスに行った友人もいたなぁ。

やり方さえマスターしたら、株って儲かるものなのかと。
実際に株を運用するまでは、淡い期待を寄せていた。

例えば、持っていた銘柄があっと言う間に2倍になるらしい。
ええ、時にはすっからかんになることもあるようだ、と。

ワタシは今、関西のはしっこで細々と投資をしている、いち中年女性である。おそるおそる1株単位で注文したり、時にはエイっと1単元(100株)で買ったりする。

そこで、分かったよ。
個別株投資の真実がっ。

株・・・そんな簡単には儲かりまへんって。

「元本5万円からスタートして1年で1千万」とか、そんな書籍だかブログだかを見るじゃない。

投資をするということ自体、よく分かっていなかった。
運用するというのは、魔法のような仕組みがクルクル動いてる!?
とにかく株さえ買えば、みるみる資産が2倍も3倍にもなることもある・・・のかなっと。

いや、そんな甘くはないですわ。
これだ!っと思って銘柄を選んでも、自分が思うように株価は上がりゃしない。
さらに、私のようにチマチマやっている限りは、億り人なんて夢のまた夢。

とある大型株、チマチマ投資してみたとしたら・・・

例えば、1株1000円を1単元(100株)買ったとしよう。
最初の評価額は10万円となる。

よく分からないうちは、妄想が先立っていた。
一株1000円が一ヶ月くらいで2000円に上昇しちゃうってアリ!?
評価額20万円。プラス10万円じゃん!

なぁ~んて、大いなる勘違いに酔っていたが。

いや、そんな激しく株価は動きまへんって。
特に東証プライムに上場しているような大型株は。

とある大型株をみてみると、日々、数円から数十円単位を行ったりきたりする。1ヶ月前に始値1304円をつけた株が、小刻みにリズムをとり、約一ヶ月後の始値は1251円。一ヶ月で53円の値動きである。
(100株買ったとしたら、5300円分の値が動いたということだ)

少し株価が上がったかな・・と淡い期待をした翌日に、同じ分だけ下がる。
ある一定の範囲内で、株価が行ったりきたりするのは日常茶飯事。

もちろん、短期間で大きく値が動く時期はある。安くで買った銘柄が数ヶ月のジグザグを経て、一気に上昇することもあった。
しかし、買ってからひと月たった時の利益が数百円だった、それもザラではないだろうか。

信用取引といってレバレッジをかければ別ではある。
利益は大きいが損失も大きい。株で全財産吹っ飛んだというハナシの中はたいていが、信用取引が絡んでいる。

安全運転を心がける、チキンハートなワタシには手が出せない。

結論:パートの方が実入りが多いんじゃない!?

少ない種銭で100株程度保有したとして、数ヶ月単位なら数万円の利益が出ればいい方だと思う。稼ぎだけでいうと、パートの方がよほどいいんじゃないかなぁ。

そうは甘くはおまへんわ、ビビリながら投資をたしなむ。
でも、一攫千金なんてありえない! と言いたくない自分もいる。
いち中年女性のリアルである。



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