デンタルフロスは面倒だけど、面倒だと思わなくする
私の中で最近習慣化されたものといえば、デンタルフロスがある。
デンタルフロスとは、歯と歯の間に糸を通して間の汚れを落とそうという試みだ。
1日1回、寝る前の歯磨きをした後にする。とてもえらい。
大体1年くらい前からやり始めて、今日までほとんど毎日やってる。ゴミ箱が近くにない宿とか、極寒のキャンプ場以外では大体やってきたと思う。
デンタルフロス、始める前まではとても面倒な行為だと思っていた。
子供の頃から歯医者に通っていて、歯医者さんからも親からもずっとデンタルフロスはやっておきなと言われ続け、無視し続けた。だって見るからに面倒なんだもの。
歯磨きでさえ面倒なのに、その後にたくさんある歯の間に1本1本糸を通さなければならない。やりたくなさすぎる。
子供の頃は普通の人間のすることじゃないと思ってた。
そうこうして過ごして大人になった今。その子供の頃のおサボりの代償がやってきた。
本気で虫歯を無くそうともう2年以上歯医者に通って、まだ終わらない。まじで完了しない。次からは3ヶ月に一回くらいの定期検診に来てくださいね〜のフェーズにもたどり着けない。
出費もすごい。日々の治療は数100〜いっても3000円ほどなのでまだ頑張れる。
でも、保険適用外の治療をしようとした途端にとんでもない金額になる。10万円以上する。えぐい。
でも神経とったりしてもう後がない歯にリスクの大きい保険適用の素材で治療するのも微妙な気がして保険適用外の治療を選びたい。もう本気で対処すると決めたので。
と、こんな感じに大人になってからかなり歯に関して苦労しているので、流石にデンタルフロスを始めて歯の健康と向き合い始めたわけだ。
始めて習慣化されてみると、これが不思議なもので全く面倒くさく感じなくなった。
どんなに眠くても歯磨きした後にデンタルフロスに手を伸ばす。さっさっと全ての歯の間に糸を通してスッキリさせる。
始める前はあんなに面倒に思えたのに。実際その行為自体は面倒なものであると思う。
でも習慣化されたことによって面倒と感じることがなくなった。
そうなってくると習慣化ってやっぱりすごいなと思う。
多少嫌なことでも一度習慣化させてしまえばこちらのもので、無感情でできるようになるのだ。
だから今年に入ってからもあれやこれやと習慣化させようと頑張っているのだけど、習慣化自体はやっぱり難しいもの。
デンタルフロスだって神経治療の10万円の出費があったから、そして一生通う歯医者が嫌だから習慣化できたわけだし、ものごとを習慣化するためにはそれなりのインパクトや工夫が必要なのだと思う。
でも、良い習慣を手に入れたら人生にめちゃくちゃプラスになると思うから、引き続き習慣化とは戦っていきたい所存。
あと、逆にずっと続いてきた良くない習慣を頑張ってやめるのも大事なのかも。
最近はスマホを開いて無感情でTwitter(X)を開く習慣を無くそうと頑張ってる。
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