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訪紋1回目-前半

待ちに待った訪紋1回目
最初ということもあり、また現地でどこまで何が出来るかも行ってからでないと分からない。

今回の訪紋で行いたい作業は以下である。

  • 草木の刈り取り

  • 母屋の状況の把握

  • 木材の加工、組み立て場所の選定と確保

  • フラードーム

    • 設置場所の整地

    • ドームの土台作成

ゆえに、なるべく初期費用を抑えようと思い、LCCを使った女満別空港便にした。
本当なら空き地に近い、紋別空港を使いたかったのだが、いかんせん高い。
それに比べて、女満別空港便は驚くほどの低価格。
こんな価格で飛行機に乗れるのか!
と少し興奮した。

女満別空港からはレンタカーを使い、5人で移動。
2時間ほどで空き地に着く距離だ。
でも、折角このルートを通るならと、道すがら、有名な回転寿司チェーンでお昼を過ごす。
めちゃくちゃ美味い。
北海道の醍醐味かも知れない。

お昼を終え、現地に向かう。
ほどなく紋別市内に入り、現地に到着した。
そこで目に飛び込んできた風景。

腐海の森
自然の強さ

ほ、本当に森じゃないか。
人の手が入らない家・敷地というのはこんなにも自然に凌駕されてしまうのか。。。。

余談だが、この頃、ヒグマが何度も目撃されているらしく、市役所の方からもヒグマには気をつけてくださいと言われた。
気をつける・・・
どうしたらいいのだろうか。。。
こんな森の中、どこにいても可笑しくないではないか。本気で怖かった。
ヒグマ対策も色々考え、車はすぐに動かせる状態にする・ヒグマ専用のスプレーを身につける、などを準備した。
(しかしヒグマ専用のスプレーは高い・・・しかも、10m以内の射程距離で放つって、もうその距離だと死ぬんじゃないかっていう恐怖も笑)

話を森に戻そう。
一瞬圧倒されたけれど、何とかなりそうな気もしていた。
仲間だったり、きたぞ!という熱がそうさせたのかも知れない。
まずは、母屋までの道のりを確保しなくては。

どんな道具が必要かなどは、事前に調べておいたので、リストを持って市内のホーマックへ向かった。

僕らの味方 ホーマック

今後も度々お世話になるホーマック。
決してホーマックの宣伝などではないが、さすがの品揃えで、近くにあったおかげで色々と作業が捗るようになる。

まずは、この森を駆逐すべく、ホーマックで購入したエンジンタイプの草刈り機を導入。
Youtubeで事前にどう使うか・どこに気をつけるかを学習しておいた。
今回はこれを購入。

草刈り機の感触を確かめるアイちゃん

ガソリンを入れて、セルを回す・・・
唸るエンジン
高速で回転する刃

こいつはやってくれそうだ!
俄然、燃えてきた。

事実、この草刈り機の導入により、一気に作業効率も上がり、またやってやれないことはないという想いも以前に増してきた。
取り敢えずは道の確保だ。
思いの外、草刈り機の操作にもそこまで苦戦しなく、みるみると刈り取られていく草。
母屋までの道は確保できた。

まるで業者のよう
玄関が見えた

とうとう玄関が見えた。
これで中に入って状態を確認できる。
と、息巻いたのは束の間、玄関には既に別の主がいた。
それは

ススメバチの巣

スズメバチ
なんてこった。ヒグマ・雑草の森ときて、今度はスズメバチか。。。
しかし、これをなんとかしないと入れそうにない。
巣自体はそこまで大きくは無かったが、何匹かは威嚇しに外に出てきている。
危険なので、業者に駆除してもらおうと連絡してみたが、すぐにはこれなく、夕方ごろになるとのこと。
時間が惜しい私たちは、自分たちでやってしまおうと考えた。
そこで、お昼休憩がてら、頼れるホーマックへ行き、蜂駆除スプレーを購入した。
それでも怖かったが、勇気あるメンバーが突撃し、なんと駆除に成功した笑
前進しようとする熱意が勝った結果であった。

そうこうして、家の中を確認しに中へ入る。
数十年空き家であったが、猫のお骨や、穴などはあったが、そこまで酷い状況でもなかった(このまま住むのは無理そう)。
とはいえ、雨風しのげる所があるのは、とても心強い。
今後この家屋をどうするかを検討したい。

そして外では黙々と草刈りを続ける。
草刈り機の威力は抜群だった。
楽ではなかったが、隣家も見えるほど草・竹・木を伐採することができた。
市役所の人からも、無理ではないかと言われたが、やってやれないことはなかった。
が、まだ半分の敷地は草や木が生い茂っている。

青空のもと草刈り

ひとまず前半はここで終了。
さて、後半もがんばるぞ。

その前に、紋別の繁華街
はまなす通り
を訪ね、英気を養う。
残念ながら時期というか、世の中的なあれでお店もまばらだったが、
美味しい料理を堪能できた。
ここへは滞在中何度も行き、毎日はちきれんばかりに飲み食いできた。
お気に入りのお店もできた。

紋別の食べ物やお店などについては、別の記事で紹介しようと思う。
乞うご期待。


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