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東京女子プロレス9.4名古屋〜死角の席でも楽しかったよ〜

さて。先にサイン会体験記をアップしましたが、今回は試合の感想について綴っていきたいと思います。サイン会体験記はこちらです。

トップ画像からわかるように、今回の私の席は青コーナーで死角になるという少し残念な席でした。まあこんなこともたまにはあるでしょう。角度的に難波さんの写真をあまり撮れなかった。そしてしっかり目視できなかったことでサイン会で対面したときに緊張しまくった。それ以外で観戦に支障はありませんでした。

この日のカードなどはこちらをご覧ください。

今大会の特筆すべき点は2つあります。1つ目は「声出し応援解禁」です。不織布マスク着用ではあるものの、声出し応援が認められたということで、観客のボルテージがとても高い大会でした。伊藤麻希の「世界一かわいいのは?」→「いとーちゃーん」も声出しでは私は初体験でした。特にメインイベントは地元SKE48の荒井優希が登場ということもあり、ピンチになった荒井に対して大荒井コールが巻き起こる等。コロナ禍前では当たり前だった光景が復活したと言える状態でした。

2つ目は「SKE48のミニLIVE」です。第2試合終了後にSKE48の生ライブがありました。私はアイドル関係には疎いので今回が初めて体験するアイドルLIVEでした。感想としては「思った以上にパワフル」というものです。もっと可愛らしいイメージを全面に出しているのかな?と想像してましたが、歌もダンスも演者からの「観客にパワーを届ける!」という気持ちが強く伝わってきました。曲目も以前フォロワーさんからおすすめされた曲を歌っていたのですんなり楽しむことができました。

試合全体通して感じたことは「以前より若手とトップの差が詰まっている」という点です。以前東女を見て思ったのは「トップ選手が若手を突き放さずしっかり引き上げている」という感覚でした。今回もそうした面はありましたが、若手からの「引き上げてもらうだけじゃなくて相手に食らいつく」という意識を強く感じました。21年の12月に観戦したときにそうした匂いのした渡辺未詩からは、この日も特に「自分で試合をコントロールしよう」という意識を感じました。それ以外にも乃蒼ヒカリや遠藤有栖あたりからも「相手の技をしっかり受けて試合を作ろう」という気持ちが見えました。またメインに出た選手もそれは同じです。赤井沙希が頭一つ抜けていてそこに上福ゆきが追いかける。荒井優希と桐生真弥はそこを追う。そんな図式であったのは事実です。しかし王者組は荒井。挑戦者組は桐生。彼女らが感情を込めて戦ったからこそ。上福が赤井にガンガン仕掛けたからこそ。「かわいいだけではなく締まったメイン」になったと思います。

※試合映像はこちらから

団体選手一丸となって上を目指すという東女の世界観。ある意味安定した世界観の中に、同世代の戦いだけではなく下剋上を狙う意識が増す。こうした競争意識が団体をどのように変化させていくか?そのあたりはとても興味深いと思います。






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