見出し画像

GO!KAWASAKI!〜いざどつきあいの大花火大会

トップ画像は@shun064さんの作品です。カルッツかわさきといえば大会の顔である大原はじめですね。

※8.13直前会見の結果により第0試合を追加しました!

8.12のグレート・ムタ欠場発表によるカード変更を受けて第1.3.7試合を更新しました。

さて。いよいよプロレスリングノアの8.15カルッツかわさき大会が近づいてまいりました。真夏のビッグマッチということもあり、昨年も行った全試合プレビューをやります!まずは上記の大会特設サイトをご覧ください。今回は全8試合が組まれておりますので、第1試合から順に見どころを紹介していきます。

※会場に行けない人もAbemaで無料生中継を視聴可能です!


0.キング・タニーVSケンドー・カシン(N-1出場者決定戦)

コミカル+シリアス=?8.13の直前会見で急遽決定したカード。村上和成の負傷欠場により空いたN-1の枠を争う試合が行われます。両者の最近の試合はコミカルが全面に出ています。しかし元々はタニーもカシンもアマレスという太い骨格を持つ選手同士でもあります。実際両者とも、コミカルさを見せる前、序盤のグラウンドでのポジション取りなどではそうした面も見せています。コミカルとシリアスを合わせた先の光景は果たして…。N-1最後の枠は王様か?悪魔仮面か?



1.キング・タニー&モハメド・ヨネ&齋藤彰俊&井上雅央VS宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇&藤村加偉

ビッグマッチらしく第1試合は明るいファンキーエクスプレスと、若手組との試合です。ムタの欠場により、井上雅央と宮脇純太が投入され8人タッグとなりました。明るさばかりに注目がいきがちなファンキーエクスプレスですが、ベテラン揃いであり時折見せる怖さもあります。若手組がどうやってファンキーエクスプレスの怖さを引き出すのか?そこが注目です。特に若手組は唯一のヘビーである岡田がどうやって個性を出すかにも注目してください。


2.マサ北宮VS稲葉大樹

今のノアのヘビー級で絶好調なGHCタッグ王者マサ北宮。そこに負傷欠場から復帰したばかりの稲葉がぶつかります。ここまでノアであまり結果が出ていない稲葉ですが、ここで絶好調男マサ北宮を下して完全復活をアピールしたい。しかしマサ北宮もここでつまづくわけにはいかない。この試合の勝者が9月に開幕するN-1へ勢いをつけるはず。そのためにもお互い負けられません。


3.原田大輔&小峠篤司&VS鈴木鼓太郎&日高郁人

こちらもムタ欠場によるカード変更です。仮想GHCジュニアタッグ王座戦それが第3試合のテーマです。GHCジュニアタッグ王座を失った原田たちノア正規軍。もう一度ベルト戦線に戻るためには、ベルト総取りのスティンガー以外のチームには負けられません。ま一方の鈴木たちペロス・デル・マール・デ・ハポンは、すでにスティンガー(小川良成)へ照準を絞っています。彼らにからすれば、前王者原田を下せばベルト挑戦へ絶好のアピールができます。原田小峠のコンビネーションか?それとも鈴木日高のベテランの技術か?GHCジュニアタッグ王座戦クラスの試合となること受け合いです!


4.清宮海斗VS大原はじめ

この試合のテーマは技術の攻防です。カルッツかわさき大会のプロデューサーを務めるのが大原はじめ。川崎生まれ川崎育ち。積極的な地域密着でカルッツかわさき大会を毎年PRしています。今回は対戦相手が手強い清宮海斗と劣勢が予想されます。清宮もN-1での再浮上を狙うには絶対に星を落としたくないだけに、必死で大原に向かってくるでしょう。両者に共通するのは技術。タイプは異なりますが、お互いグラウンドの動きに定評があります。派手な技に頼らないクラシカル且つ、底の深い技術の攻防を制するのはどちらか?目まぐるしく立ち回る地上戦に是非注目してください。


5.吉岡世起&進祐哉VSタダスケ&亜烈破(GHCジュニアタッグ防衛戦)

スピード&テクニックVS剛力&飛翔。GHCジュニアタッグ王座防衛戦のテーマはこちらです。王者組吉岡のスピード、進のテクニック。それを挑戦者組のタダスケと亜烈破が、それぞれの武器である力と空中殺法でどうやって対抗するか。吉岡のリングを左右に駆け抜けるスピードをタダスケが力で粉砕するか?亜烈破の空中殺法をいなして進が掠め取るか?観客は一瞬でも見逃せば試合の流れから置いてけぼりになるので、目を離さずご観戦ください。


6.拳王&中嶋勝彦&征矢学&覇王VS桜庭和志&藤田和之&ケンドー・カシン&中村大介

金剛と杉浦軍の激突となる第6試合。見どころ盛り沢山な8人タッグです。拳王、中嶋と桜庭、中村の絡みは格闘技的な匂い。征矢と藤田の激突は肉弾戦。そこにスピードと高さで存在感を出す覇王と、何をやってくるか予想のつかないカシンの動き。リングに出ている選手が変われば試合の方向性がガラッと変わる。まさにタッグマッチの面白さが凝縮されるであろう試合です。一つの試合で様々な様相を見ることができるとても豪華な試合になるでしょう。


7.魔流不死&NOSAWA論外 VS HAYATA&小川良成

毒霧はどちらへ?スクランブルを救うのは誰だ!ムタ欠場による影響が最も大きいのはこの試合ですね。広島でのムタによる小川への毒霧発射がキッカケとなった試合ですが、この場にムタは不在です。しかしムタと同じように小川を狙うNOSAWA論外が入ったことで、魔流不死&NOSAWA論外のターゲットは変わりません。注目は魔流不死が誰に毒霧を発射するのか?大先輩であろう小川に発射されるのか?そしてもう一つ、このスクランブルを誰が救うのか?個人的にはHAYATAに期待。GHCジュニア王者としてまさに全盛期を迎えつつあるHAYATA。異色のタッグを相手に、ジュニア王者という枠を超えたインパクトを残せるかに注目したいです。


8.杉浦貴VS田中将斗(GHCナショナル王座&世界ヘビー級ダブルタイトルマッチ)

カルッツかわさきのメインを締めるのは杉浦と田中によるダブルタイトルマッチです。弾丸ヤンキースとして名タッグを組んでいた二人が、王者としてベルトを賭けて戦う。どちらが勝ってもその後のベルト戦線が気になるところですが、あくまでもそれは二の次です。注目すべきはシンプルなどつきあい。お互い真っ向勝負を信条とする両者。逃げる、かわす、すかす。そんな言葉は二人の辞書にありません。きっとお互いがボコボコになるまで打撃を繰り出し。厳しい投げ技で相手をマットに突き刺す。きっとプロレスでしかできない激しい戦いで真夏の川崎にでっかい花火を打ち上げてくれるでしょう!


以上です。今大会ヘビーではムタ、ジュニアではYO-HEYと欠場による穴を否定することはできません。しかしスクランブルだかこそ、これをチャンスにしてインパクトを残そう!と考える選手も出てくるでしょう。

どのカードにも見どころは沢山あります。8.15プロレスリングノアカルッツかわさき大会を是非ご覧ください!

会場に行けない人はAbemaでも見られますから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?