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漫画「よつばと!」と特番「石田さんちの大家族」に思う日々是好日な子育ての芯

家事の合間に何かリフレッシュできる本は無いかなあ、と探していたところ、ネットで月曜日ちゃんに薦めてもらった漫画「よつばと!」全巻を見つけました。早速15巻セットをポチ。

その結果、毎日夕食作りにずれ込みそうになるくらいどはまりしています。日々、ティーンエイジャー4人にお疲れ気味の母ちゃんは、子どもらしさ全開のよつばちゃんに癒されまくりです。あと2冊で読み終わっちゃうなんて、よつばちゃんロスをどう埋めたらいいのでしょう。

小学校入学前のよつばちゃん。明るくて人懐っこくて、とてもパワフルな女の子に描かれています。お隣の三姉妹家族や、お父さんの友人たち等、皆に愛されて伸び伸び育っていて、本当に子どもらしい子どもです。

自宅で仕事をするお父さんはよつばちゃんに「あとでね。」や「待っててね。」は殆ど言わずに、きちんと相手をしたり、子ども目線で遊び相手になっています。もちろん、いけないことをした時はしっかりと叱ります。なかなかできることではないので、何て気持ちにゆとりがある育児をしているんだろう、と感心しました。

子どもの何気ない日常をこうも忠実に表現するのは、実際に毎日寄り添っていなければできないことだと思います。作者の方の目線が素晴らしいです。父子家庭になったいきさつや、よつばちゃんが養子かもしれない謎なんか気にならないくらいに、日々是好日なんです。

設定がやけにリアルなごっこ遊び、笑うのを堪えてやり取りする言葉の可愛らしい言い間違い、自分でやりたがる意志の強さ、小さいながらもしっかりとあるこだわりやマイルール、段ボールのロボットを本物と信じたり、りぼん結びを一生懸命練習したり、とてつもなく怖いものがあったり。

そんな日々を瞬く間に通り過ぎ、我が家は怒涛の反抗期です。唯一の息抜きの犬の散歩で「わんわん」と寄って来る入園前のフレッシュな親子と会話するのが楽しいこの頃。11~13センチの小さな靴や、アンパンマンの絆創膏や、片手に握りしめたドングリにキュンキュンします。これってもう、ばあばじゃないか~い!

かけがえのない程に愛おしいかつての我が子との幼かった日々を思い出し、郷愁に浸る気持ちは初老の始まりなのかしら(笑)

先日放送の石田さんちの大家族に物凄く励まされた母ちゃん。反抗期を抜けて立派なパパさんになった末っ子君とご家族の姿に涙が溢れました。お母さんのどっしりした愛とお父さんのお茶目な愛、とにかく見捨てずに見守る姿勢。まだまだ足元にも及ばないですが、こつこつと歩んで行きたいです。


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