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私について②

こんにちはmomです。前回の続きを書こうと思います。

【死と社会人の私】

子どもと食について極めていきたいと思ったので新卒で”児童養護施設”で働くことにした。

ここは私にとって天職かと思うくらい”仕事は”楽しかった。子どもに生活というものを教えながら精神的にも支えていく場所にやりがいしかしなかった。毎日今まで辛い環境に置かれた子どもたちをどう支えていけるかを考え、他の職員の話を理解するために児童心理も勉強させてもらった。

しかし問題なのは上司。今まで困難ばかりの子どもたちを支える場所なのに、罵倒し続ける上司に疑問しかなかった。毎日毎日文句つけられ、物を投げられたこともあった。指摘されたことを何度も改善していくがどうも上手くいかない。だんだん出勤が辛くなり、吐き気、めまい等々身体的にガタが来た。しかし経験不足の自分が悪いんだと思い、必死で仕事をした。ある日仕事中にふと自分が自分のことを後ろから俯瞰して見ている不思議な現象を体験した。今思うとその時はもう末期。そんな日々がつづく中で私はついに自分の存在意義がよくわからなくなった。そういえば父親からもよく否定され続けてたな、なんてことも思い出し「もう生きることを終わりにしてもいいかな」そんなことを考えながら生きていた。「人は追い詰められると簡単に死ぬ」この言葉通り。

そんな中ジブリの「かぐや姫」がテレビで放送されていたのでふと見た。一度映画館で見たが、一回目はあまりピンと来なかった。二回目はびっくりするくらい響き、その時の自分と重なりボロボロ泣いた。一番印象的なのが月へ帰らないといけないかぐや姫が「喜びも悲しみも生きているからあるもの」と言っていてふと気づいた「死は事の解決にはならない」

そんな革新的な事が自分の中で起こったけど、もう少し頑張ろうと思って頑張っている中、ついにその上司から親を否定された。確かに父親は、、、だけど母親はそんな事ない。そもそも会った事ないのにと思った。その瞬間重なったものが爆発してプチンと切れたかのように会社を辞めることにした。

私は「今度その上司に会った時にちゃんと意見の言える経験と離乳食の実経験」が欲しかった。そこでそこそこ規模の大きいこども園の栄養士になった。

転職してみて、同じように罵倒する人はいる。けど前の上司ほどではないのでなんとか3年持ち堪えた。少し気持ちに余裕ができたので、転職してからメンタルの持ち方や人間関係を円滑にするための勉強をして裏でちまちまと実践いている。また裏では、栄養士と並行してベビーシッター、子どもに食育を行うことに力を注いでいる。

そして4年目で新園の立ち上げをやらせてもらい、面接に立ち会わせてもらって自分の組織を作る事を学んだ。こども園に転職してから、子どもの栄養・食育を体系立てて実践することによっての成果を出すことができた。やっぱりこの仕事が私は好き。

まだまだ園としては新しいけど、この成果の積み重ねがいつか食育が算数とかと同じように重要なポジションになることを祈って毎日子どもたちと親の支援に勤めている。ちなみに今は育休中で毎日子どもと過ごしながら復帰した時に使えるように読書したり保育士の勉強などしている。

この場は自分の経験したことや勉強したことのアウトプットの場や日々の生活のことを文字にしたいと思う。せっかくなので誰かの役に立てたらとてもとても嬉しい。拙い文章ですが頑張って書こうと思うのでよろしくお願いします。



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