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【顧客事例】 ライブ配信アプリ「BIGO LIVE」グローバル市場での成功に向けた取り組み

現在動画ストリーミング業界は黎明期にありますが、更に大きな成長の途上にあります。Fortune Business Insightsによると、動画ストリーミング市場は2021年に3,271億ドル、2022年には4,733億ドル、2029年には1兆6,935億ドルになると推定されています。

BIGO LIVEとは

BIGO LIVEは、人工知能とリアルタイム通信技術を活用し、世界中の多様なコミュニティを繋ぐライブ配信アプリです。音楽、ゲーム、料理、旅行など、様々なコンテンツをライブ配信し、他のクリエイターやユーザーとつながることができます。

シンガポールを拠点とし、世界中に30以上のオフィスと6つの研究開発センターを持つBIGO Technology社が開発するこのアプリは、10億人の人生を刺激するコンテンツ・プラットフォームになるというビジョンを掲げ、ポジティブでクリエイティブなオンライン環境でショーケース、発見、つながりを維持できるエキサイティングな新しい社会言語によって、新世代のユーザーに力を与えることを目標としています。

ライブストリーミングの課題

BIGO LIVEの大きな課題の1つは、ユーザーや配信者のコミュニティと密に連絡を取り合うことです。動画配信のトレンドは急速に変化するため、BIGO LIVEはユーザーがどのような動画配信コンテンツを楽しんでいるか、また配信者のニーズがどのように変化しているかを常に注視する必要があります。

このような変化の早い業界において、BIGO Technology社は、配信者がクリエイティビティを発揮し、ストレスなくコンテンツを制作できるように、常に新しい機能をユーザーに提供するための研究開発に投資を行なっています。

また、BIGO LIVEはアプリ内課金を採用しているため、BIGO Technology社はアクティブユーザーを重視しています。そのためBIGO LIVEは、広告キャンペーンの主要な指標として、初日のリテンション(継続率)とROAS(Return on Ad Spend = 広告費用対効果)を見ています。

国によってROASは異なり、BIGO LIVEのキャンペーンでは7日目のROASに重点を置いています。同様に、CPI(Cost Per Install = インストール単価)の目標も国によって異なるため、CPIとROASの適切なバランスを見つけることが課題です。

Molocoとの協業施策

  • グローバル各地域のインサイト・クリエイティブの提案

  • クリエイティブのA/Bテスト

  • 複数のアプリ内イベントの分析、および最適化

  • SKAN配信のサポート

  • アプリ内アクションテストによるA/Bテスト、およびCPA分析の調整

Molocoのインパクト - 結果

Molocoは1年半の間に、北米、アジア、ヨーロッパ、中東、南米、アフリカの20以上の地域へとキャンペーンを拡大しました。Molocoのグローバルが連携しそれぞれの地域への調査と配信在庫へのアクセスにより、キャンペーン目標の範囲内でこの地域拡大が可能になりました。キャンペーンのモニタリング、多様化、最適化により、MolocoはBIGO LIVEのCPIとCPAの目標を、平均10〜15%上回ることができました。また予算シェアが大幅に拡大したことでMolocoはBIGO LIVEの重要なパートナーに成長しています。

継続されたパートナーシップ

素晴らしい結果が得られたこと、A/Bテストや最適化の方向性に柔軟性があること、MolocoがSKANモデルに取り組んでいることなどから、BIGO LIVEはキャンペーンの目標を達成するためにMolocoクラウドDSPに信頼を置き続けています。

A/BテストとSKANパフォーマンス・マネジメントは、
他のDSPではあまりサポートされていない機能であり、
当社がより多くの可能性を探求するために非常に重要な役割を担ってくれています。

現在でもMolocoはBIGO LIVEのユーザー獲得チームとキャンペーンを継続しています。

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