個人的K-POP2022 BEST30
もう2023年も終わりかけで今更になる(今更すぎ)のですが、去年のおれの最高ケーポランキングをどこどんと載せちゃおうと思います。
今回も2022年リリースの曲であること、1アーティスト最大1曲までという条件の下で独断と偏見に基づき決定しております!
ちなみに去年より10曲分枠が増えている。もしかしたら1年ごとに10曲ずつ増えていくのかもしれない。それくらい選べなかったです!ではGO😠
第30位: "Cherry on Top" - JUST B
お恥ずかしながらこの曲どころかJUST Bなるグループ自体を知らなかったのですが、今年(もう去年)彼らの存在を知り「ええやん…」となった次第です。
きっかけはバイト先の高校生の子で、雑談していると彼女もK-POPが好きとのことで、「へ~好きなグループとかあるの?」と聞いたところ「JUST Bっていうグループが…」と返され、『バンタンかセブチかな?』と偏見に満ちた思考のもと彼女の返答を予想していた私は、「じゃ…?ごめん初めて聞いたかも…新人のグループさん?💦」と情けなく応えることしかできず「あっ…で、ですよね……💦」と彼女をしょんぼりさせてしまいましたとさ。ごめん!私がJUST Bを知ってさえいれば!もっと話が広がったのに!
「また曲聴いてみておくね!💦」と返して退勤した私は帰路につきながら早速JUST Bで検索、彼らの曲をすべて聴いた。
そのなかで私に刺さったのがニューアルバムの収録曲だったこの”Cherry on Top”でした!こういう清涼感あふれる感じが好きなんだ、結局。JUST B自体は結構かっこいいコンセプトで売っているみたいだけど。
後日再び彼女に会った私は「JUST B聴いたよ!Cherry on Topめっちゃ好きだった!」と話しかけ、それに彼女は「エッそれ収録曲ですけど……」と少し引き?つつも推しの話をしてくれた。
彼女はゴヌくんという人が好きらしく、彼はI-LAND(ENHYPENがデビューしたサバ番)(私は見てない)に出ていたそう。ずっと追っかけてんだなぁ、でかい愛だ。
ちなみにその後Cherry on Topの雰囲気が好きなんだよね、さわやかな感じが~と言っていたら「分かります!私も前推してたグループのコンセプトがそういう感じで~」「へ~爽やか系なら…ASTROとか?」「!そうです!元ASTROペンなんです!」とASTROの話で盛り上がりました。私はとにかくムンビンが好きだということを主張し、ユンサナとの逃走中楽しみだね~☺と和やかになりました。めでたしめでたし。
(この話をしていた当時はまさかあんなことが起こるとは思っていませんでしたが。今もずっと凄まじい虚無感を感じています)
第29位: "RICA RICA" - NATURE
ヨドル界に新年早々激震を走らせた衝撃の一曲。
”リッカリカリカリッカ ポン!”という延々繰り返される不可解なフレーズ、狂気を感じるポイントダンス、意味がありそうで一つもない歌詞(これはK-POPあるある)、一生同じロケ地から動く様子のない手抜きMV……リリース当時、ヨドルオタ界隈のTLが困惑で包まれていたのは記憶に新しい。
文化盗用問題での議論もあり、これ炎上商法だろ!金ないからってこんな方向に走るなよ!事務所ふざけんな!こんなのおれの知ってるNATUREじゃない!と正直ブチギレもしました。
(おれの知ってるNATURE ↓ )
でも……なんだろう……リカリカ……頭から離れない……リカリカ……
そう、これがリカリカの恐ろしいところ。意味わかんないのに強烈な中毒性があるんですよね。うぅ……ソヒの虚無の表情見てられないのに……初めて振付師にコレオ見せられた瞬間のメンバーたちの反応忘れられないのに……でも再生してしまう…聴いてしまう……ごめんネイチャ……
そうしてリカリカの狂気はなんとTiktokやyoutubeショートで大衆にも知れ渡ってしまい、事務所は図に乗ってしまいましたとさ。
だれかNATUREを止めてやってくれよ。
第28位: "VENOM" - BVNDIT
チョンハの妹分グループ(K-POPのこの弟分・妹分制度なんなの?)、BVNDITの新曲です。かっけえ!
エバグロ的ドゥンバキソングですが、なんだかんだこういうの好きなんですよね~……………意味不明なMVとかもうたまんねえよ。そういうのが好きなヨドルオタなんだ、ごめんだけど。
この曲海外でも結構人気で(てか海外オタはこういう曲好きだよね)バンディット人気上がってくんじゃねぇか~!?とか思ってたら解散が発表されました。あれェ~!?なんで??
まぁでもこれ多分事務所が悪いよね……チョンハ一強でやってるし……チョンハ以外の稼ぎ口が要るんだな……それ作ろうとして失敗したみたいですけど。
去年私のケーポランキングで圧倒的トップを獲得したbugAbooも解散しましたし(←本当に無理。耐えられない)……ヨジャドル戦国時代では中小事務所によるトンチキは生きていけないのでしょうか……
第27位: "DU DU DU" - TAN
名曲ぞろいで有名なTANの最高曲だよーーー!!
なんせ囁き声がエロい!傘パフォーマンス意味わかんないけど曲が良すぎる!サビの口づけダンス(存在しない呼称)大好き!
”Walking on the Moon”もよかった。TANいい曲ばかりだし、もっと知られるべき。
第26位: "Polaroid Love" - ENHYPEN
こういうのでいいんだよ、こういうので。
エナプってトゥバとかに比べると厨二病ダークなコンセプトのイメージがあったのでこんなエモ爽やか曲出すのは意外でしたが、こういうのが好きだ私は!メインのパートずっと歌ってるジェイクさんの声がまた素敵なんだこれが。
ボーイズグループ無知オタクでおなじみのおれですのでエナプ相変わらずメンバーは全員覚えてるかも怪しいレベルですが、最近私を虜にしてやまないあるメンバーがいる。
そう、ジェイさんである!
いやジェイさんまじかっこよくね?この「ハッ……」「やれやれ……」って感じ、ちょっと呆れた感じで笑うのとかもうたまらん圧倒的彼氏感。イケメンなだけでは飽き足らず金持ちだし頭いいし、なのにいじられキャラで面白いし。超絶優良物件やんリアコってこういうことだろ。憧れすぎて”さん”付けで呼んでしまう。
ハーーーーーーーーーー結婚してくれ
マジでわりと本気で。
第25位: "Stay This Way" - fromis_9
ヨドルオタが大好きな”綺麗なお姉さんの集団”、その代表格であるプロミの夏曲ですよもちろん大優勝。
普通にいい曲で私は「ハヌウィロファイヤーワークス♪」とか呑気に歌ってましたが、突如メンバーであるチャン・ギュリの脱退が発表され、この曲の歌詞と彼女の脱退を重ねて号泣するオタク大量発生。
うおーーーーープロミスナインは永遠だ!ずっと9人なんだ😭
第24位: "La Luna" -ICHILLIN'
ICHILLIN'のファーストミニアルバム収録曲です。
なんか急にドゥケみたいな雰囲気出してきてびっくりしましたが音が好き。
アイチリンちゃん多分まだコンセプトが定まってないっぽいけど、曲調好きなんでどんどんカムバしてほしい (ワガママ)(金の問題)
第23位: "In My World" - Rocket Punch
ロケパンの4thミニアルバム「YELLOW PUNCH」の収録曲。
私はロケパンの曲を「成金ソング」と呼んでいるのですが(なんか景気の良い音がするから)、今回もロケパン色全開で来てくれましたね。
個人的にタイトルトラックよりこちらの方が好きだったので選ばせていただきました。
もちろんタイトル曲の"CHIQUITA"も最高成金曲です。大サビのスユンのハモリが良すぎるんよな。
ていうか今年大ヒットしたIVEの"After LIKE"とか、ロケパンの曲って言われても違和感ないくらい景気ぶち上げロケパン節を感じる(それは言いすぎ)のにこんだけ知名度に差があるの、やっぱり広報戦略と事務所の力の大事さを感じる。
いやウリムもけっこう有名で大きい事務所だけど。誰が歌うかで差がつくって不公平だよねってちょっと思った。
第22位: "Pretty Psycho" - PURPLE KISS
RBW期待の星・パプキの3rdミニアルバム「memeM」の収録曲。
ホラーコンセプトを謳う彼女たちの持つ不気味な雰囲気とRBW所属の名に恥じない歌唱力の高さが魅力の最高曲です。コンセプト的にこっちがタイトル曲って言われた方が納得できるくらい。
パプキは本当にスアンの神秘的で儚い歌声がたまらないんですよね~!彼女の歌唱技術は第4世代のなかでも頭一つ抜けていると思います。
タイトル曲の「memeM」はホラーというかはガルクラコンセプトって感じですが、さすがのクオリティの高さでこちらも良曲。しかも今回はラップ担当のユキがメインを張ってます。よっ、さすが毛利小雪、K-POP日本人ラッパー枠の女王!
そしてその後リリースされた4thミニアルバム「Geekyland」のタイトルトラック"Nerdy"ももちろん最高なんですねえ。
イレの顔芸(!?)も光ってる。ヨドルでそんなに白目剥くのあんたぐらいだよ。
第21位: "Love Love Love" - VIVIZ
元GFRIENDのウナ、シンビ、オムジの3人の新生ユニットがお送りするとびっきりのサマーソング。
とにかく歌声が心地よすぎる。
何を隠そう私はヨチンことGFRIEND(ヨジャチング)の大ファン、BUDDYなのでございます。解散報道にどれほど暴れ散らかし発狂したことか。
しかも、最推しは歌うま変人お姉さんことユジュだったのですが、ケミとしては「ウンビライン」(ウナとシンビのケミ。二人とも本名が”ウンビ”だから)が大好きでして。
分かりますか。真顔が怖くて女バスの先輩感強めのシンビと、あざとすぎる天然ぶりっ子のウナが並んだときのこの「一軍女子グループのいつも二人で固まってる名物コンビ」感…………!!!これこそがウンビラインの良さ。
またヨチンメンバーたちに会えてうれしいです!
第20位: "Done" - WJSN
こちらもヨドルオタの大好物・綺麗なお姉さん集団であるWJSN(宇宙少女)のシングルアルバム「Sequence」の収録曲です。
大好きなウジュソニョのカムバ!
リリースされてすぐに聴きまして、タイトル曲の”Last Sequence”も良かったのですがそれよりも断然刺さったのがこの曲でした~!
サビのメロディとソラの声のマッチ具合がたまりません。宇宙少女の声といえばヨンジョンなんでしょうが、やっぱりキリングパートや印象的な部分をソラが歌うと一気に魅力が増しますね!この現象に名前をつけたい。
第19位: "Bad News" - TEMPEST
新人ボーイズグループ・TEMPESTのデビュータイトルです。
デビュー曲としてここまで”正解”な曲もないでしょう。明るくかつ挑戦的、きらきらとした王道アイドルそのものみたいな楽曲で、新人らしいエネルギーに溢れています。
再生回数も1000万回を突破したようでもう人気爆発間違いなしだろ!!!ガールズグループ戦国時代な一方で上位層が固定されつつあるナムドル界隈に嵐巻き起こしてくれテンペスト。
第18位: "WHISPER" - THE BOYZ
Oh 짜릿한이 WHISPER WHISPER WHISPER WHISPER―――!(ピ―――ッッッ!!!)
一度聴いたぐらいだと「なんだこの曲……」としかならないのですが、聴けば聴くほどにハマっていくまさにスルメ曲。
MVも初見「え?男LOVE DIVE?」って感じでしたが、ある男がおれの目を惹きつけて離さなかった。
ニュ――――――――――――!
死ぬほどピンクが似合いますねえ!喘ぎ寸前の歌声(最低)も最高です!あとそこはかとなく漂う冷めた感じが良い。めちゃくちゃ塩対応そうな感じが。
第4世代ボーイズグループに顕著な”姫”枠 (e.g. Stray Kidsフィリックス)、ドボの場合はこの方と見た!
ドボイズそれこそモモランドと合コンしてたことくらいしか知らなかったんですが、見てて「全員いじめっ子の顔してる」のがよかったです。ファンに全然興味無さそうな感じが良いよね。(※全て偏見です。)
第17位: "HONEY" - Solar
おれらのリーダー、ソラオンニの新曲が今回も最高でした……………
ママムのソロ活動恒例になりつつある、自身の名(容仙/용선/ヨンソン)を冠したミニアルバム「容: FACE」でのカムバック、特徴的なほくろメイクなどが注目を浴びていましたが、何よりもおれに刺さったのは歌詞です。
韓国では好きな人を見るときの目つきを「目から蜜が落ちる」と表現するらしいです。知らんかった。
すごく素敵な表現ですし、私を見るとみんなそうなるのよ!と相変わらず自己肯定感MAXの歌詞を歌ってくれるヨンソンオンニが大好きだーーー
ちなみにMAMAMOOが去年から行っているワールドツアー「my con」(おれも東京公演行きました)(自慢)では、”メンバー同士でお互いのソロ曲を交換する”というファン垂涎のステージ企画が行われているのですが、そこでフィインがこのHONEYを披露しています。
フィインはその美しい歌声を”蜂蜜ボイス(Honey voice)”と形容されることがあるのですが(他にも天使の歌声/Angelic voiceとか)、そんな彼女が歌う"HONEY"はもう耳でいただく蜂蜜(?)!! 切実にFull ver.を求めています。
第16位: "LOVE DIVE" - IVE
デビュー以来ハズレなし、大ヒットを飛ばし続けている第4世代筆頭ガールズグループのIVE。
この後に出した"After LIKE"もメガヒットしましたが個人的にはLOVE DIVE派なのでこちらを選出。
見どころはなんといってもサビのウォニョンの表情でしょう。
「Narcissistic, my god I love it」の歌詞のとおり、私の美貌どうよ?と言わんばかりに眉をくいと上げうっとりと鏡に映る自身を見つめナルシシズムに浸るウォニョン様。
本人がどう思っているかは別として、彼女は本当に自分を魅せるのが上手いと思いますし、「チャン・ウォニョン」というアイドルをいつでも完璧な状態でファンに見せるという意志が感じられて、これぞまさにアイドル……もちろん本人が何を考えているかは分かりませんけど。
ウォニョンといえばIZ*ONE時代のばぶばぶお姫様のイメージが強かったのでIVEでの彼女の姿は少しギャップがありましたが、プレイリスト作る企画で Triple Hの”365 FRESH”、HyunA & Dawnの”PING PONG”、HyunAの"BABE"と軒並みヒョナ関連の曲選んでいたところを見るに今の感じを気に入ってはいそう。
そして何よりおれの推しガウル姐さんのショートヘアが美しいです。(ロングヘア派だけど)
第15位: "be free" - KB (OnlyOneOf)
BLウーバーセクシュアルコンセプトでおなじみOnlyOneOfのソロ企画シリーズの2曲目、元芸人志望(?)の天才プロデューサー・KB(ギュビン)によるソロ曲です。
オンオブは楽曲のストーリー性の高さが特徴的ですが、このソロシリーズもグループのメンバーをカップリングしてその2人の関係性を軸に楽曲が作られています。
この楽曲の主人公ギュビンくん。
相手役は金髪美青年メンバーのユジョンくん。
サビの歌詞がまた良いんですよね。ユジョンくんの太陽のような輝かんばかりの美しさをこれほど秀逸に表現できるワードは無いだろってくらい素朴で美しいフレーズです。
そしてMVではなんと事後を匂わせるシーンがある。狂ってるだろ。
ちなみに1曲目は相手のユジョンくん視点の楽曲になっていてこちらも最高です。
第14位: "I hate you" - WOODZ
元X1メンバー チョ・スンヨンことWOODZの新曲です。
"Love Me Harder"などで有名なソロ歌手であるWOODZですが、やはり彼の魅力はその歌声だと思うんですよね~!
少し高めで、空気に溶けてしまいそうな繊細さがあって……こんなに耳に残る歌声は珍しい。
歌唱力は努力である程度獲得できるかもしれませんが、声質というのは持って生まれた天賦の才であるとおれは思っているので、本当に彼の歌声には聞き入るばかりです。まさにエモ声。
第13位: "Starlight" - LIMELIGHT
『放課後のときめき』出演のキム・スヘや『Girls Planet 999』出演で知られる伊藤美優がデビューするということで話題となった新人グループ。
何よりヨドルオタ界隈の関心を集めたのはIZ*ONEの"FIESTA"や"Violeta"を生み出した製作チームが手掛けたというプレデビューアルバム!彼女たちの楽曲のようなあの儚く美しい音楽を再び聴くことができるのかとオタクのボルテージは最高潮。
そして世に出されたダブルタイトル曲の片割れがこの"Starlight"です。
聴いたときの衝撃は言わずもがな。サビのスヘの爆発的なボーカルを耳にした瞬間叫びました。
おれたちの光が帰ってきた!
しかもアルバムにはアカペラverも収録されており、もうオタクの喜ぶことしかせんやん……!
ただ歌割りがスヘの負担がでかすぎる。7割くらいスヘが歌ってない?あの歌声聴いたらスヘに歌わせたくなるのはわかるから何も言えないけど。
第12位: "Sweetie" - WJSN CHOCOME
フンチップン以来となるWJSN CHOCOMEのカムバック、そのカップリング曲です。韓国語タイトルは초코우유(チョコミルク)。
キャッチーなチョコミ節とチョコチョコ連呼が最高にかわいい、目下のチョコミテーマソング(⁉)
サビのこの部分だけでチョコミというユニットが分かるよう。チョコミって胸やけしそうなくらい甘くて、ハマったら抜け出せないんだな~!
タイトル曲の"Super Yuppers!"も期待を裏切らないチョコミクオリティ。イム・ダヨンちゃま大暴れパートでは宇宙少女メンバーも頭を抱える。
第11位: "L.I.E.C" - MAMAMOO
MAMAMOO2022年リリースのアルバム「MIC ON」の収録曲。個人的にタイトル含む3曲のなかでこの曲が一番好き。ライブでも爆盛り上がる曲です。
なにより歌詞がママムらしさ全開。
Dinggaでも似たような内容の歌詞がありましたが、禁酒しているアイドルもいる韓国芸能界のなか「うまいメシ食って大酒くらって、あーメッチャ楽し~!」と歌いまくりあげるママム姐さんたち。さすが飲酒コンテンツが多いだけあります。
タイトル曲の"ILLELLA"ももちろん鬼リピ、なんと今回はレゲエです。
おれがママム好きな理由の一つに、曲のジャンルが幅広くて聴いてて飽きないからというのがあります。あとサムネで分かるとおり、全員がこういうバラバラの衣装を着ることが多いのも見てて楽しいので好きです。
第10位: "Ditto" - New Jeans
SHINeeの「Romeo」「ODD」、f(x)の「Pink Tape」「4 walls」、Red Velvetの「Perfect Velvet」などで知られる天才アートディレクター ミン・ヒジン プロデュースのガールズグループ New Jeansによる一曲。
デビューと同時に大旋風を巻き起こし、いま韓国で最も愛されるグループ。みんな大好きミン・ヒジン先生プロデュースということでオタクももちろん大歓喜。
デビューアルバムのいわゆるNew Jeans 3点セット"Attention"、"Hype Boy"、"Cookie"。これら全てが主要音源サイトでチャートインどころか上位独占という異例の快挙。
が、やはり一番衝撃を受けた曲はこの”Ditto”。
この曲はMVが2種類あり、New Jeansの5人(ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、へイン)と彼女らを撮影しながら共に学園生活を送る少女・ヒスの物語が展開されます。
ハイソックスとローファーの平成のJKを思わせるような制服の着こなしに、ところどころブレたり不明瞭になったりする粗い画面とカメラワーク。どこか懐かしささえ感じる、彼女たちの美しく仄暗い青春。ミン・ヒジン、ここまでやるか。
また、MVの公開後には「バン・ヒス」名義でのyoutubeアカウントが作られ、そこに未公開動画がアップされるという心にくい演出も。
第9位: "Limbo" - Lee Know
Stray Kidsのリノによるソロ曲。
すごくJ-POPっぽい曲っていうか、正直ほぼ優里。韓国版”ベテルギウス”。まぁリノ自身も優里の曲好きって言ってたからね。まぁおれは曲はともかく優里自体は大嫌いですけど。
リノってメインダンサーでボーカル要員ではないんですけど、歌声がすごく綺麗ってか耳に残るんですよね。R&Bとか向いてるよなって思ってたんで今回のソロ曲こういうので来てくれたのすごく嬉しいです。
あと歌詞も超良い。韓国語原題”나지막이”は”ひっそりと”とか”静かに”とかそういう意味だそうです。
「どうしようもできない別れを前に相手をちゃんと送り出さなきゃいけないということをわかっているけど、まだ送り出す準備ができていなくて引き留めたい気持ち」を歌った曲だそう。切ねえ
第8位: "Generation" - tripleS AAA
最終的に24人組グループになるらしい(マジ?) tripleSの1番手、AAAことAcid Angel from Asiaによるミニアルバムのタイトル曲。
最初に見た時は「アシッドエンジェルフロムエイジア?まーた何か変なのやる事務所出てきたんかw」と半笑いでしたが(最悪)、曲聴いた瞬間ふつうに最高すぎて意識飛びました。
ラーラララーラララーラーラー(ティーキタッ)のとこガチ気持ちいい。
つーかキム・ナギョンの声良すぎる!!!BIBIの妹らしい。それもヤバいな。
まぁそれも半ば当然なのかもしれないですが。なんせこのtripleSなるグループ、というかプロジェクト(?)、メンバーやタイトル曲を投票で決めるんですね。
なので大多数が好きそうな曲になるのは必然なのかも。少なくとも、比較的大衆好み聴覚を持っている自負のあるおれは大好き。
まぁこのプロジェクト、アルバム10万枚売れなかったらグループ解散という謎ルールがあるのでAAAは解散したんですけどね。
なんでだよ!!!クソ運営!!!!!
第7位: "Glitch" - KWON EUN BI
チョンハ的ソロヨドル化の片鱗を見せている、元IZ*ONEメンバーとして知られるクォン・ウンビさんの新曲。
彼女の楽曲は「Door」が個人的にぶっ刺さっていたので今回も期待マシマシで聞いたら案の定最高大当たり曲でした。
この「Glitch」の見どころは、なんと言ってもサビのヴォーギング!
これには「うわぁぁヴォーギングだあ!」とヨドルオタ界隈も大興奮でしたね。
その後の"Underwater"もチャート逆走して話題になってましたし、着実にソロヨジャドルの覇道を歩みつつあるぞウンビ姐さん。
そしてステージ演出?もどんどんふざけたものになっていってて最高(これがおれがチョンハ化と呼ぶもの)。
第6位: "Sparkling" - CHUNG HA
ソロヨドル界の音源女王キム・チョンハの新サマーソング。
キタ―――――!!なんせ私は大好きなんですチョンハ!!!
世宗大の実用舞踊科出身で元I.O.Iメインダンサーだった彼女、相変わらずのダンスの上手さもさることながら、その歌声!
チョンハの歌声にはなんともいえない魔力のようなものが宿っているとしか思えませんね……それくらい圧倒的に聴いてて心地良い。
ちなみにMVがPING PONGと世界線同じやん とプチ話題にもなった(なってません)。
第5位: "C.I.T.T(Cheese in the Trap)" - Moon Byul
MAMAMOOの一角であり、「K-POP界の宝塚」、「女殺しリアコマシーン」でおなじみムンビョルさんのソロ新曲。
ムンビョルって単体だと「Absence」や「Eclipse」などの曲のせいかダークでかっこいいイメージが強いんですけど、最近のソロ曲は割とこういうポップでキャッチーな楽曲多いですね。サビの変身シーンみたいなSEいいよね。こういう音作り大好き。
その前に出していた"LUNATIC"も最高です。大阪で行われたムンビョルの単独コンサートも行きましたが、この曲めちゃくちゃ盛り上がってた。
「LU LU NA NA NA LUNATIC!!」のところが楽しいんよね。その時はまだ発声禁止だったんで心の中で叫ぶにとどめてたんだけど、たぶん会場中のみんなが胸の中で大声で叫んでたと思う。イマジナリーコールが聞こえてきたもんな。
第4位: "POPPY" - STAYC
「中小事務所の奇跡」ことSTAYCの日本デビュー曲。
日本語曲なので入れるか迷いましたが、この曲の”良さ”には勝てずにねじこみました。
この曲を光らせているのは間違いなくシウンの声でしょう。
少しけだるげにも聞こえる彼女の「Poppy Poppy, Pop Poppy Poppy Poppy Love Love」が無敵の中毒性を生み出しています。そして初音ミクT。
さらにそこに続くユンの力強い歌声!(と、平成女児向けコンテンツすぎる画面)
STAYCの双璧であるこの二人が作りあげるサビパートがPOPPYを神曲たらしめているのはもはや自明の理。
Korean ver. もリリースされましたが、依然としてオリジナルである日本語版のほうが良い。
なんせ重要なのはここの歌詞!
「恋愛や友情さえも 無理しなくていいよ」、こんな素敵フレーズを歌ってくれるアイドルが一体どれだけいるでしょうか。セウンありがとう、愛してるよ…(え?)(シウンとジェイ推しのくせに?)
まぁその後のカムバで「Teddy Bear」とかいう駄曲を出してきたのには、椅子からずっこけ落ちる三枝師匠になりましたが。
ピルスン何しとんねん。そんでこれが人気出る本国チャートもよう分からんわ。これが大人気で「BEAUTIFUL MONSTER」が音源成績良くなかったのおかしいやろ。本国の人たちとの感性とは相容れないことを学びました。
第3位: "Illusion" - aespa
SMが生んだ無敵のぶっ飛びガールズグループaespaの2ndミニアルバム「Girls」の先行曲です。韓国語題は”도깨비불(鬼火)”。
曲調も好きですが、なんてったってこの曲は振りがお気に入りです。
aespaの曲って変な振付多いんですがそれがクセになる〜!
あと単純に外見が人外じみている(メイクの方向性のせいもあるけど)メンバーが多いので謎振付も様になるんですよね。
↓今までのクセつよ振付シリーズ
ちなみに一番好きなのはSavageの2番サビのこれ。天才やと思う。
そして何よりこのアルバム、収録曲も最高なんですが一番の大優勝曲は”Lingo”でしょう!
これはいわゆるYEPPI YEPPI枠(初めて聞く呼称)の曲にあたりますが、aespaは今後もこのようにMambaコンセプトとYEPPI YEPPIコンセプトを兼ね備えた最高アルバムを生み出しつづける予定です。レドベルでいうRedコンセプトとVelvetコンセプトのように。嘘ですけど。
第2位: "Mixtape: Time Out" - Stray Kids
Stray KidsのMixtapeシリーズ(悩める人に寄り添うようなメッセージを込めた楽曲をスキズが作ってくれるプロジェクト。ファンソング的な側面もある)(ふわっとした説明)の久しぶりの新曲。
ぜ、全部じゃん…………
夏の全部がここにあるよ………
もういいよ、今年の夏はあんたらが勝ちってことで……
Stray Kidsがデビューして4年、まさかここに来て好きな曲1位が変わるとは思いませんでした。
邦ロック風味のバンドサウンド、爽やかなMV、青すぎるまでの”夏”………全てが私好みです。
私がStray Kidsで一番好きな曲は今日からMixtape: Time Out!!!
ちなみに2023年、スキズは"MANIAC"や"CASE 143"でカムバしまくりあげ大忙しな一年でしたが、個人的には「ODDINARY」は"Charmer"、「MAXIDENT」は"Give Me Your TMI"が一番好きでした。
第1位: "Cupid" - DKZ
おれの2023年ベストK-POPはDKZの6thアルバム「CHASE EPISODE 2. MAUM」より "Cupid/사랑도둑(恋泥棒)" です!
初めて聴いた時から一目惚れし、2022年を通して一番聴いていた曲です。
1位の理由は単純に曲が良いのもそうなんですが、ここに私的”アイドル”の定義、その粋を見たからです。
説明するのは難しいんですが、DKZさんとにかく皆キラキラしてるんですよね!
サビのCupidダンス(!?)も中毒性ある
いま世間で「Cupid」といえばFIFTY FIFTYなんだろうけど、私にとっては永遠に Cupid=DKZのCupid(,,>ω<,,)
これからも一生そうなんや。初めてこの曲と出会った時から決まってた…だってDKZがゥチの사랑도둑(恋泥棒)だから…
見所はなんといっても落ちサビ後。
終わったのか……?と思いきや
まだ終わらねえぇええええええ!!!!!!!
ヤッターーーーー!!!!!!
(脳汁ドバドバドバ)
そして始まる
一列に並んだDKZさんによる
怒涛のファンサタイム
K-POP大戦国時代。巨大事務所が覇権を握り、群雄割拠しすぎて飽和気味でさえあるケポ世界に未だこんなにキラキラしたアイドルいてくれるとは… ……おれにとって圧倒的1位でした…
というわけで2022年もK-POP楽しませていただきました、来年も引き続き世界一真面目にK-POP聞いていこうと思います。
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