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デンマークの感染症の専門家曰く、ワクチンできて、マスクがない生活に最低2年かかる

【デンマークの新聞の記事を訳したものです】 

私たちがソーシャルディスタンス、手洗い、マスクをする習慣にさよならするのには、長い期間がかかりそうです。

 パンデミックを終息させる効果的な治療法がみつかるまで、少なくとも2年は待たなければなりません。政府や関係機関が制限を解除して元通りの生活に戻ることができます。

 その時までに効果的なワクチンが開発されたとしても、問題は消えてなくなるわけではありません。

 デンマークの研究機関のアセスメントがあります。コペンハーゲン大学の感染症の権威、Jens Lundgren氏いわく、

「2022年までには多くの人がワクチンを接種し、制限を解除できるであろう。そのためには一つ条件があります。それは、ワクチンが”副作用”なく効果があることが証明されなければなりません」

「さらに、問題は他にもあります」Jens Lundgren氏は言います。

「たとえ2021年のはじめにワクチンができたとしても、副作用をひきおとす危険があります。それゆえに、すべての人にワクチンを接種することは現実的ではありません」

「私たちは、年配の方にワクチンの接種を優先させたいと考えがちですが、ワクチンは若い人のほうが効果がでるでしょう。そして、私たちは若い人たちに間接的に年配者を助けるためにワクチンを接種するのだとつたえる必要があります。」

 「もしそのような状況になったら、どのようにしてお互いに助けていくかについて透明な議論が必要になります。おそらく、死亡リスクがすくない若い世代が数日間の副作用を想定してワクチンを接種するようになるでしょう。」

 「しかし、この時に強制してはいけません。ワクチン接種を促したり、批判をすることは良いですが、政府や国がワクチン接種を若者に強いることはさけるべきです。」

 「通常、新型コロナウイルスのような病気のワクチン開発には6年から8年かかります。それをわたしたちは1年たらずですすめているのです」


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