모리타 케이
9月26日(木)
アニヨハセヨ。
I’m in Korea.
昨日から韓国に来ています。
行ってみたかったんですよね。韓国。
韓国は米子からも直行便が出ていて、1時間とちょっと、2万円程で行ける国(米子から東京に行くよりも近くて安い)という事で、以前からとっても興味がありました。
興味がある、と言いながら、行く行く詐欺を繰り返し、
昨日ようやく、知人と2人、1泊2日で初めて韓国へ飛びました。
韓国に到着し、初日は街を歩きに歩き。歩き。歩く。
食って食って食いまくる。そして食う。
マシソヨ。
鶴橋でもできるやん、っていうくらい「食べて歩く」の繰り返し。
ひたすらに街をぐるぐる。ぐるぐる。ぐるぐる。
そのおかげで、ソウルの街がだいぶわかって来ました。
サランヘヨ。
わかって来た!という所で、本日分の体力が限界。
バタンキュー。おやすみなさい。
マタアシタセヨ。
翌朝は7時に起床。
2日目にして最終日のこの日は、朝も早よからツアーに参加。
ツアーと聞いていたので、みんなでバス移動、だと思っていたらガイドと僕たちの3人だけ。しかもガイドの私用車で移動という密室タイプ。
バスの中で寝ようと思ってたのに。。
そんな心のスタンバイもままならない中、”眠れぬ”ツアーがスタート。
ガイドの「イさん」は、メガネ・ポッチャリ・明らかに優しい系の男性。
年齢は40代前半~中盤くらいで、やっぱりめちゃくちゃいい人。
移動中は主に、イさんとのたわいもない会話で過ごす。
「ソウルって車めっちゃ混むんですよ~。」
「あ、この辺、有名な女子大あるんですよ~。いいですよね~。」
「韓国も最近寒くなってきて、すっかり秋ですよね~。」
ぐらいの、たわいもなさ。
ちゃんとガイドもしてくれる上に、ナイスな緩さが心地良い。すっかり仲良し。
そんなこんなで1時間。一行は北朝鮮との国境近く「臨津閣(イムジンカク)」と「統一展望台」へ。
2箇所とも観光地になっているくらいなので、安全が担保されている場所なんでしょう。
とは言え、この場所で韓国側から見る歴史背景や、軍事的な緊張に"ちょっとだけ"でも触れる事ができ、個人的にはとても刺激のある体験になりました。、
きっと反対側から見る背景や緊張は別物なんだろうと思います。
様々な人、様々な認識、様々な真実、様々な思考、様々な目的。
世界って広いですね。凄く良い体験になりました。
そんな貴重な体験を終え、お腹いっぱいでソウルに戻る道中、珍しくイさんからの質問。
「最近、日本と韓国仲悪いですけど、どうですか?」
その質問は来ると思ってた。
率直に、個人としては「いや、全然普通ですよ」と思ってます。
もちろん国家間の対立は頭にあったし、その事に対して多少なりとも勉強して来たつもり。影響もある。(先述した米子~ソウル便も今月から全便運休。地元大山には韓国人登山客のツアーが来なくなったそう。)
でも、一個人として、負の感情を持っていないから来ている訳で。
きっとイさんもその答えをわかって聞いたはず。
でも、彼が質問する気持ちはわかる。
確かめたかったんだと思うんです。
自分自身、韓国の人がどう思っているのか気になってこの地に来たのが、旅の動機の1つ。
昨日、ソウルの街で接した人たちを思い出してみる。
市場のおばちゃんは、若者はもっと食え!って声かけてきたし、
焼肉屋のお姉さんは、肉の焼き方が違う!って教えてくれたし、
ホテルの男の子は、深夜でも水詰まり直してくれたし、
駅員さんは、目的地までの行き方教えてくれたし、
マクドでも、スタバでも、コンビニでも、スーパーでも。
本心はわからないし、たまたまそういう人達に出会っただけかもしれないけど、受け手としては全然普通。
「全然普通ですよ」
そう答える。
反対に聞いてみる。
言わずもがな、彼の答えも同じ。
当然、人それぞれ意見は様々。
「また来ます。さよなら!」
そう言ってお別れ。
国同士の対立が、国民同士の対立と必ずしもイコールではないという事。頭では思っていても、それを体感できた貴重な1日。
寝る予定が崩れて、めちゃくちゃ眠たい。
ねます。
なつやすみ。おやすみ。
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